大学院留学に向けての留学準備を振り返って
S.Nさん
大学院留学 イギリス
留学先 | エジンバラ大学 The University of Edinburgh |
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コース | MSc Translation Studies |
期間 | 2021年9月~2022年9月 |
留学を決意された動機は何ですか?
以前の仕事で研究者や大学院生と接する機会が多く、彼らの熱意や研究の楽しさを知りました。また英語も使う仕事でしたので、それを機に学部時代に専攻しつつも忘れてしまっていた英語や国際関係の分野を伸ばしたいと思いました。とりわけ資格や経験などもなかったため日本での今後のキャリアについて悩んでいたところもありました。なおかつ、もともと興味があった事柄を研究してみたい気持ちもあったので、英語圏の大学院に出願しました。
留学先の国(イギリス)を選んだ理由を教えてください。
以前英国へ交換留学した経験があったので、ほかの国に留学するよりも生活しやすいと思いました。それ以上に、英語関係の勉強をするのであれば本場の英国が適していると思いましたし、研究したい内容についても英国なら色々な文献に接することができると考えました。
最終的に留学を決めた学校/プログラムを選んだ理由は何でしたか?
その分野で高く評価されていること、日本語ー英語の翻訳ペアがあるコースであること、生活費がロンドンに比べると安いこと、学生に様々なサポートを提供してくれること、街自体が美しく魅力的で以前に何度も観光で訪れたことがあること、スコットランドの文化が好きなこと、などを総合して決めました。
留学準備の中で、どのようにして情報を集めましたか?
大学のホームページを良く読み、英国政府やBBCなどのサイトやYouTubeチャンネル、ガーディアン紙オンラインなどから英国の情報を得ました。特にコロナのワクチン接種開始時期と出願が重なりましたので、渡航制限や大学の授業の様子等、現地の情報収集には不可欠でした。そのほかにはbeoの留学フェアに参加したり、担当カウンセラーの方に現地生活の具体的なことを聞いたり、大学の出願コースが主催するオンラインのオープンカレッジに出席して卒業生に直接質問したりしました。
留学準備で最も大変だったことは何でしたか?
各種書類の作成はとても大変でした。パーソナルステートメントの作成には特に時間がかかりました。しかし何度も推敲を重ねて、何を勉強したいのか、何に興味があるのか、卒業後どうしたいのか、などをしっかり考える機会にもなりました。そのほかにはIELTSの基準スコアを取るのにとても苦労しました。
卒業後の進路や将来の目標について教えてください。
翻訳者として働くことや博士課程に進むことを考えています。
今後、留学を目指す方へのメッセージをお願いします。
コロナのこともあり留学のハードルが上がってしまったように感じますが、多くの留学生が英国に来ています。あらゆることでbeoの担当カウンセラーの方を頼って、大学サイトなどから様々な情報を得ながら一歩ずつ留学を目指してください。
エジンバラ大学について
エジンバラ大学(The University of Edinburgh)は1583年に設立された歴史のある大学で、スコットランドの首都エジンバラにキャンパスを置きます。QS World University Rankings 2022では、世界16位に選出されたイギリス名門大学で、自然科学の分野でスコットランド最大規模の学部を有しています。同大学では300以上のコースが提供され、なかでも会計学、考古学、経営学、英語・英文学、工学、哲学、心理学などの25分野で高い評価を得ています。留学生の数も多く、国際色豊かな環境で学習することができます。コースは、教育水準がイギリス最高レベルと認識されている言語学や、100年以上の歴史を誇るスクールで学ぶMBA(経営学修士)、国際・ヨーロッパ政治、環境と開発などが支持を得ています。