海外の大学・大学院の授業において積極的に参加し成功するためには、英語力とアカデミックスキル即ちアカデミック英語力が重要です。大学・大学院の入学基準を満たすIELTSスコアを取得できたからといって、授業にスムーズに参加できるとは限りません。
アカデミック英語(EAP)スキル養成コースは、これまで長年に渡ってアカデミック英語を教えてきた知識と経験をもとに、アカデミック英語の重要ポイントにフォーカスを当てて構成されたプログラムです。
留学前に経験豊富な講師のアカデミック英語スキル養成コースを受講することで、実りある学業成果を修めるための準備をしましょう。
コース内容
海外の大学・大学院で直面する専門知識やテーマと英語学習を統合し、学生が欧米の大学・大学院で勉強する際に役立つアカデミックスキルを養成することを目的としています。講義、ディベート、ゼミのディスカッション、プレゼンテーションなど、さまざまな学術場面を使用して、将来大学・大学院のプログラムにおいて積極的に参加し成功するために必要なスキルを学び実践します。クラスディスカッション、クリティカル・シンキング(批判的思考)、研究方法、アカデミックライティングに焦点を当てています。様々な科目に通じる学習スタイルを学ぶだけでなく、学術的な慣習や文化の違いなどの詳細もカバーします。

授業で取り上げる内容の紹介
第1週 語彙力の強化
- アカデミック分野における単語の特徴、単語選択の重要性、正しい語彙選択の特徴(定義、正確さ、範囲など)についてのディスカッション
- 反意語パズル(提示される語彙の概念を考え、その正しい反意語見つけるゲーム)を通じた語彙選択のテクニック習得の練習
- 翻訳演習を通じた正しい語彙選択の練習(題材:日本の俳句、短歌、現代詩)
第2週 講義の理解
- 政治哲学入門をテーマにした講義をベースとする実践的な練習(講義のための事前リーディングと準備、講義構成の確認、ノートの取り方、試験対策)
第3週 パラグラフ・ライティング
- アカデミックライティングで重要なトピックセンテンス(主題文)の書き方
- 様々なトピックを取り上げ、説得力のあるパラグラフを完成させるためのトピックセンテンスを書き上げる実践練習
第4週 エッセイの種類
- アカデミックなエッセイおよび談話の種類(記述型、説明型、説得型、比較型)について考える
- 比較マトリックス表の使用
第5週 推論
- 「仮定」、「信念と知識という学術的ジレンマ」についての再考
- 必要十分条件の論理
- 学生は、変化の時代の芸術作品を1つ選び、その作製者とコンテキスト、意味を発表する
第6週 形式論理
- 論理学における「妥当性」、「真実」、「誤謬」の定義
- 学問の世界における「誤謬」と「偏見」の検討
- リサーチエクササイズ(学生は、リサーチクエスチョンから始め、リサーチをした現実世界の証拠に基づいた論理的な結論を出すことを目指す)
- 学術参考資料を使用して、知識を構築し、トピック/事例/例のマップを作成する
第7週 議論(テーマ:AIと情報社会)
- 学術的談話における妥当性と正確性についてのレビュー
- 弁証法と懐疑主義の議論
- 主張(または結論)に必要な裏付けを検討する際の、論拠の考案について
- 主張、反論、質問、論点の要約を行うクラス内ディベート
第8週 ライティングスタイル
- アカデミックライティングにおける主張に関しての注意とヘッジ表現について
- 資本主義、市場、社会的責任というテーマに関連した結論を出す文脈でヘッジ表現を使用する
*内容は学生のニーズやそのほかの要因によって変更される場合があります。
こんな方におすすめ
- 留学前にしっかりとアカデミック英語を学びたい
- パートタイムでアカデミック英語を学びたい
- 海外大学・大学院から合格(条件付きを含む)をもらっている
- 留学という同じ目標を持った仲間と一緒に勉強したい
- 留学に向けて独学では何を対策したら良いか分からない

アカデミック英語(EAP)スキル養成コース
開講場所 | オンライン開講 |
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受講日時 | 日曜日 10:00~13:00 2025年受講期間: 2025/4/13~2025/6/1 (全8回) 参加人数により、非開講となる場合もございますのであらかじめご了承ください。 |
受講条件 | IELTS6.0相当以上の英語力をお持ちの方 |
評価方法 | 授業への参加度および出席率 |
コース費用 | 授業料:114,500円(税込み 事務設備管理費含む)/全8回 |
教材 | 授業で使用する文献や文書は講師により提供されます。 |
定員 | 15名 |
お申込み方法 | お問い合わせフォームよりお問い合わせください。追ってお申込書のご提出とお支払い方法についてご案内いたします。 |