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調味オイルで「脂っこさ」再現 健康にやさしいポテトチップス開発

海外留学はその国の言葉や文化、習慣はもちろん、現地の食生活を体験する機会にもなります。オーストラリア留学の場合、同国で人気のホームパーティなどで、ポテトチップスを食べている方も多いでしょう。オーストラリアのポテチは酸味や塩の味付けが濃く、日本ではなかなか味わえない独特のテイストにとりこになった留学生もいるとか。

現地の食べ物が口に合うと、留学生活も一段と楽しくなるのですが、食べすぎには要注意。とはいっても、とくにポテトチップスの場合は、食べ始めると止まらなくなるというのが世界共通の悩みでしょう。最近はナトリウムや飽和脂肪酸、砂糖などを減らしたポテトチップスも登場していますが、濃い味付けに慣れているオーストラリア人たちにはあまり人気がないそうです。

オーストラリア北東部のクイーンズランド大学は今、従来の味や食感を保ちつつ、より健康にやさしいポテトチップスの開発に取り組んでいます。口に入れたり、かみ砕いたりするなどの4段階に分け、食べる過程をきめ細かく分析。それを踏まえて、調味オイルで脂っこい味を再現し、実際の脂は少なくしたポテトチップスをつくりました。消費者にそれを食べてもらう実証実験では、調味オイルの活用が奏功し、「おいしかった」「遜色ない」などの回答を多く得たとのことです。

クイーンズランド大学はこの研究を生かし、食生活を変えなくても、健康を維持できるようにしようとしています。食品メーカーとも密に連携し、味覚も喜ぶ、ギルト(罪悪感)フリーのポテトチップスをいち早く形にしたいといいます。これからオーストラリアに留学する方は、ユニークな味の同国ポテトチップスをより楽しめることになりそうです。

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【この記事は、2019年秋に公開したフェイスブック投稿を再構成したものです。】