STEP3:出願準備編
どのような留学プランで留学するかが決定したら、次は出願準備です。
ここでは「出願書類作成」から「合否確認」まで解説します。
STEP3:出願準備の目次
出願書類の作成はどのように進めるべきか?
出願先が決まったら、どんな書類を提出しなくてはならないのかを確認しましょう。出願先によって必要なものが多少異なりますが、下記が必要となる代表的な書類です。
個人情報や学歴などご自身の基本情報について記載します。海外の教育機関の多くはオンラインでの出願となっています。各出願先の願書を確認しましょう。
在学している学校、または卒業した学校の最終成績証明書をその学校に依頼します。特に海外の大学・大学院のほとんどは、入学試験は行わず書類による審査となるので、審査において「成績」は重要視されます。
在学している学校、または卒業した学校に依頼します。
出願先への志望動機や自己アピール、自己紹介などを書いた作文です。他の出願者と差をつけられる書類で、審査の上でとても重要です。また、出願先によって文字数制限が異なりますが、600単語前後での作成が求められますので、文字カウントが出来る「ワード文書」で作成をしましょう。
高校、または大学の先生や教授に書いてもらいます。第三者の視点からの出願者の人柄や業績・実績を知ることができるため、客観的な審査をする上での重要な書類となります。出願先によって必要な数は異なりますが、一般的には2通、専門性の高い大学院留学では2~3通必要になることがあります。 出願分野によっては職場からの推薦状を求められる事もあります。
準備コース、大学/大学院留学であれば入学要件を満たし、学生ビザを取得するために、英語試験のスコア証明書の提出が必要です。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは「IELTS」、アメリカ、カナダでは「TOEFL」が主流です。出願先で求められる英語力を確認しましょう。
身分証明のために提出が必要です。パスポートの有効期限が渡航期間をカバーしているか確認が必要です。
<その他>
下記の書類は、経歴や出願分野によっては提出が求められる書類です。
いかに専攻分野に関連した実務経験を持っているかを示すことで審査官にアピールすることができます。職歴がある場合には分野問わず提出する事が一般的です。
芸術系(デザイン、音楽、建築など)の分野で留学する場合は、たとえ準備コースに出願する場合でも、ポートフォリオが必要です。どのようなことに興味があり、どのようなスキルを持っているか等、自分自身を知ってもらう上でとても重要です。また、どの分野であっても、完成作品だけでなく、完成に至るまでの過程も含まれているものでなければなりません。
研究の専門性が高くなる大学院留学(主に博士号)で求められることがある書類です。特にトップ校で求められる傾向にあります。大学院でどのような研究をしていきたいかをまとめる書類となりますが、含めなくてはならない内容は出願先によって異なりますので、必ず確認しましょう。
研究の専門性が高くなる大学院留学で求められることがある書類で、特に高い英語力の証明が求められるJournalismやCreative Writingなどで求められる事が多いです。出願先によって論文のトピックが決まっていることもあるので、必ず確認しましょう。
大学院留学の場合にスコアの提出が求められることがあるテストです。主に北米で主流な学力試験でイギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは一部の大学院でスコア提出が求められます。一般的には文系/理系のコースであればGRE、ビジネス系のコースであればGMATが必要になります。
留学予定国に過去留学した経歴がある場合(語学留学を含みむ)、過去のビザコピーなどを求められる事もあるため、事前に確認をしておきましょう。
留学する資金があることを証明する書類です。英文での提出を求められることもあるのでしっかり確認の上で準備しましょう。
審査の過程で実施される事が多いです。
必ず確認!出願書類チェックリスト
以下が必要となる代表的な書類をまとめたチェックシートになっているので、ダウンロードして自分に必要な書類をチェックしていきましょう。
あなたの希望する留学が実現できるように国についてもリサーチをしましょう。
ダウンロード
出願に必要な書類をチェックしよう!
出願書類チェックリスト
いつ出願するの?出願料はかかる?
出願先に向けて必要な書類の確認と準備が終わったらいよいよ出願です。オンライン上で出願を進めていくのが一般的で、教育機関によって無料で出願できる場合と出願料が必要となる場合があります。出願料が必要となる場合、一般的な公立の教育機関であれば日本円で10,000円~15,000円程度となります。また、出願受付の方法に関しては出願先によって異なりますので、いつまでに出願しなくてはならないか、出願後どのような方法で審査が進められるかを確認し、ベストな時期に出願していきましょう。
アメリカ、カナダで多くとられている審査方法です。北米では9月に授業が開始することが一般的なので、前年の12月ごろに出願締め切りを設定しているところが多いです。
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドで多くとられている審査方法です。出願先に出願書類が届いた順で審査が始まり、順次合格者を決めていく方式です。合格者が定員に達し次第、募集が締め切られます。人気分野(ビジネス、医療、IT系など)は早めに定員に達する傾向にあるため、一般的に早期出願が推奨されています。
トップ校やMBAに多くとられている審査方法です。一般的に5つくらいのラウンドが設定されていて、ラウンドごとに出願締め切りが決められています。各ラウンドで審査が行われ合否が決定します。早期のラウンドで出願することを推奨している大学もあります。
合否を確認するときに気をつけること
出願してから合否が出るまでの期間は出願先によって異なりますが、およそ6~8週間です。合格通知にて結果がわかりますが、一般的に合格(オファー)には2種類あるので、自分のオファーがどちらか必ず確認しましょう。
無条件合格(Unconditional offer) | すべての出願条件/合格条件を満たしている |
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条件付合格(Conditional offer) | 満たしていない出願条件/合格条件がある |
※条件の例:英語スコア、高校/大学の卒業、インタビュー、追加書類提出
条件付き合格の条件達成や期日までに合格を受諾するなど、条件付合格、無条件合格に関わらず合格通知取得後にはやらなくてはならないことが多いです。
また、合格を受諾する際には学費の一部をデポジットとして支払わなければならない場合もあるので、手続き方法と合わせて支払方法や支払期限も確認しましょう。
さらに複数の大学へ出願している場合はそれぞれの大学の手続き期限を1つ1つ確認しましょう。
もっと詳しく知りたい場合は・・・
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