こんにちは、beo広報のミシャです。
今日、6月26日は「露天風呂の日」。温泉&お風呂好きの私は知りませんでしたが、6・26=「ろ・てん・ぶ・ろ」の語呂合わせから名付けられたそうです。なるほど!
露天風呂の日は30年以上の歴史があり、最初に実施されたのは1987年だといわれます。総務省統計局によると、岡山県の湯原温泉が観光の活性化を目指して発案したもので、今や、全国各地の温泉地で関連イベントが開かれます。
英国温泉は古代ローマ人の“文化輸出”
温泉といえば、日本文化を代表するものの一つですが、実はイギリスにも温泉文化が根付いている街があります。名前も「お風呂」、バース(Bath)という市です。穏やかな丘が続くイングランド西部に位置し、ローマ支配時代(40年~410年)から温泉地として栄えてきました。
湧出温度45度のバースの天然温泉には体のさまざまな不具合を直す効能があるといわれ、お風呂が大好きな古代ローマ人が撤退した後も温泉施設の利用が続きました。18世紀には、ロンドンの貴族や富裕層から人気を集めるようになり、バースは立派な建物が立ち並ぶ保養地として新たな発展を遂げました。
ところが、戦後イギリス社会のさまざまな変化を背景に温泉地としてのバースの人気が減り、1978年に最後の施設が閉鎖。バースの街から温泉が消えました。
そんなバースが温泉地として復活したのは、2006年です。近代的な温泉施設「Thermae Bath Spa(サーメ・バース・スパ)」がオープンし、街には再び、温泉を楽しめる場所が生まれました。
サーメ・バース・スパの設計は、ロンドン・ヒースロー空港なども手がけた著名な建築家のニコラス・グリムショウ氏が担当しました。屋上にはバースの美しい街並みを眺められる露天風呂もつくり、観光客から人気を集めています。
バース大学はイギリス9位 就職力の評価も高い
バースには、1885年にまで歴史がさかのぼり、1971年に大学として認可されたバース大学もあります。大学ランキング「The Complete University Guide」2021年版ではイギリス9位に入り、イギリストップ級の大学として留学生からも支持を得ています。バース大学は産業界とのパイプが太い教育機関として知られ、「Guardian University Guide」2020年版で「卒業後6か月以内の就職率」についてイギリス4位に入りました。
同大には約18,000名の学生が在籍し、そのうち30%が世界各国から来た留学生です。広々としたキャンパスはのどかなカントリーサイドに囲まれ、勉強・研究に集中できる環境が整っています。
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