みなさんこんにちわ!海外映画やTVドラマ、英字新聞やニュースなど、英語を学んでいく中で出会った素敵な英語フレーズを紹介する「知らないと絶対わからない!ネイティブの英語フレーズ」
第9回目のフレーズは…
「Neck and neck」です!
直訳すると「首と首」。体の部分を含んだ言い回しは、日本語にもたくさんありますよね。例えば「首が回らない」などなど。もちろん英語にも、体の一部を使ったフレーズはたくさんあるんです。それでは「Neck and neck」とは、一体どんな意味なのでしょうか。
まずは、一連の会話から見ていきましょう!
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Nick: Hi, Bob. Have you checked the newspaper this morning?
Bob: Of course! I was very surprised that Mr. Dwaine won the presidential campaign.
Nick: So was I. I thought Ms. Hamilton would win.
Bob: Me too.
Nick: I don’t understand what happened. I thought we are all opposed to Mr. Dwaine’s manifesto.
Bob: We were. But, He managed to get a lot of support from conservatives, and, in the end, they were neck and neck.
Nick: I know; nonetheless, I had no doubt that Ms. Hamilton would win.
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今回の会話のお題は政治!そう。実はこの表現は、政治についての新聞記事やニュースなどで目にする・耳にすることが多いんです。
「Neck and neck」には「互角の勝負、接戦」
といった意味があります。
このフレーズは19世紀の中頃、競馬のレースの中で使われるようになったと言われています。日本でもよく「鼻差、頭差、首差」といった言葉で、ゴールした時の各競走馬の差を表現しますが、これとまったく同じ感覚でしょう。
それがいつからか、競馬のレースだけでなく、いい勝負をしている全ての状況で使われるようになっていったのです。
Oxford Advanced Learner’s Dictionaryには以下のよう書かれています。
“Level with somebody in a race or competition”
それではもう一度、先ほどの会話を和訳付きで確認してみましょう!
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Nick: Hi, Bob. Have you checked the newspaper this morning?
(ボブ、今朝の新聞見た?)
Bob: Of course! I was very surprised that Mr. Dwaine won the presidential campaign.
(もちろん!まさかドゥエインが大統領になるなんて。マジで驚いたよ)
Nick: So was I. I thought Ms. Hamilton would win.
(だよね!ハミルトンさんが勝つと思ってたのに。)
Bob: Me too.
(俺も。)
Nick: I don’t understand what happened. I thought we are all opposed to Mr. Dwaine’s manifesto.
(一体、何があったの?国民はみんなドゥエインの政権公約に反対してたじゃないか)
Bob: We were. But, He managed to get a lot of support from conservatives, and, in the end, they were neck and neck.
(最初はね。ただ、彼も保守派から多くの指示を獲得して、最終的には互角の戦いになってたからね)
Nick: I know; nonetheless, I had no doubt that Ms. Hamilton would win.
(そうだけどさ。でも、なんだかんだハミルトンさんが勝つと思ってたんだけどなぁ。)
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withを伴って、「neck and neck with ~:~と互角」、という形で使われることも多いです。(例えば、 Mr. Dwaine was neck and neck with Ms. Hamilton など)。覚えやすいフレーズなので、ぜひぜひ覚えて使ってみてください!
それではまた次回! See you next time!