1845年にビクトリア女王によって設立された、クイーンズ大学ベルファスト(Queen’s University Belfast)は北アイルランドの首都ベルファストにある名門大学です。イギリスで9番目に古く、ノーベル賞受賞者や大統領も輩出してきました。
2007年には研究活動を重視するイギリス大学24校で構成される「ラッセル・グループ」(オックスフォード大学、マンチェスター大学などが加盟)に加わり、学習環境の面でもトップクラスといえる大学です。
以下のようなランキングにも選出されており、留学生には魅力的なポイントが満載です。
- イギリスで最も安全な地域(UK Crime Surveys 2018/19)
- 世界のトップ大学100(Times Higher Education Impact Rankings 2023)
- イギリスの美しい大学トップ10(QS World University Rankings 2022)
- イギリスで最も学生の生活費が安い街(Mercer Cost of Living City Ranking 2023)
今日はそんなクイーンズ大学ベルファストの魅力に迫っていきます!
ベルファストってどんな街
▲画像引用元:クイーンズ大学ベルファスト
北アイルランドはイングランド 、ウェールズ 、スコットランドとともに、 イギリス (連合王国)を構成する一つの地域です。ベルファストには空港が2つあり、ロンドン、マンチェスター、グラスゴー、リバプールへは約1時間のフライトで行くことができます。
「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ナルニア国物語 」の主要なロケ地にも選ばれている、自然豊かな地域ですが、北アイルランドの首都ベルファストは、タイタニック号などを生み出した造船業が盛んな街として知られ、歴史的な建築物や美しい自然に溢れる活気的な都市です。
大学は街の中心地から徒歩10-15分ほどの距離に位置しており、歩いて見て回れる規模の街は留学生活を送るにあたって、過ごしやすい環境です。
イギリスで最も学生の生活費が安い街!
質の高い研究、最新鋭の施設、緑豊かな環境など、大学の魅力はたくさんありますが、在籍している学生やスタッフの多くが口にする魅力は生活費用を抑えられるところです。
例えば、ロンドンにある大学の1ヵ月の平均家賃は717ポンドですが、ベルファストは252ポンドです。2人で外食すると、ロンドンでは£15~50かかりますが、ベルファストでは£12~40におさえられます。
学費もイギリス本土/ロンドンと比較すると抑えられている傾向にあるため、トップ大学へ進学したいけれども費用はなるべく抑えたいという学生は、クイーンズ大学ベルファストを志望校として選択肢に加えることをおすすめします。
大学が発表している生活費の比較などはこちらから確認可能です。
また、大学は留学生向けの奨学金を提供するなど、学生の資金面への支援もしています。
- International Office Undergraduate Scholarships/£3,500 or £4,000(申請不要)
- International Office Postgraduate Scholarships/£2,000~5,000(申請不要)
- Queen’s Business School Awards/£6,000(申請不要)
- Early Confirmation Award/£1,500(無条件合格者向け、早期支払い割引)
上記以外にも様々な奨学金が用意されています。
申請の方法や条件などは、奨学金の種類によって異なりますので、早めに確認することをおすすめします。
<コースのPick up!>
▲画像引用元:クイーンズ大学ベルファスト
クイーンズ大学ベルファストでは幅広いコースが提供されていますが、中でも注目したいのは「MA Global Security and Borders」です。このコースは国境研究にフォーカスを充てたイギリス内でも珍しいプログラムです。
1学期目には移民、治安、人権、テクノロジー、主権などの問題が、主要な国境地帯でどのように収束しているかを探ります。
2学期目には全学生がインターンシップを実施できるようになっており、国境/安全保障の専門家から実践的な知識を得ることが可能です。学生は政府部門またはベルファストの地域団体で10週間を過ごし、国境、安全保障、紛争問題に対する政策案を作成します。また、クラスは30人と少人数制になっているため、学生同士が議論し、討論しやすい環境が整っています。
戦争がより身近になり国境問題を意識することが増えている今、クイーンズ大学ベルファストで研究を深めてみてはいかがでしょうか。伝統校で最新鋭の学びを経験
▲動画引用元:クイーンズ大学ベルファスト
クイーンズ大学ベルファストは、食品科学、薬学、獣医学、生物医学、健康学などの理系分野が強い大学ですが、法学やビジネスなどの分野でもイギリストップにランクインしています。
緑豊かなキャンパスには、伝統的な校舎から新しい施設まで、新旧入り混じる光景が広がっています。
直近では7億ポンドもの設備投資をしており、学生たちは最新鋭の機材を使い学習をすることが可能です。最近完成した施設には下記があります。
- ブルームバーグのターミナルを備えた金融トレーディングルーム
- イギリスの歯科学部で最も近代的な臨床施設
- 物理層ワイヤレスにおけるイギリス最大の研究開発拠点 など
このような設備を使い、最先端の研究を行うことはもちろん、社会に出た時の実践的スキルを身に付けていくことも大学が大事にしているポイントです。
おわりに
いかがでしたか?留学費用を抑えられるトップ大学は魅力的なポイントが満載です。北アイルランドを留学先の候補に加えていなかった方は、ぜひ、色々調べてみてください。
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