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国連で30年の勤務経験がある日本人講師から学べる!米マーシー大学の国際関係学プログラムをご紹介

「将来的には国連などの国際機関で働きたい!」 、そのような夢を持って留学の相談に来られる方はとても多いです。

実際、毎年多くの方が国際関係学(International Relations)関連の科目を学びに留学されており、beoから留学される方の人気科目トップ3にも入っています。しかし、国際関係学のコースは多くの大学で提供されているため、決め手の判断基準が分からなくなってしまい、ランキングだけを見て志望校を決定される人は多いです。

ランキングはもちろん大切ですが、忘れてはいけないのは「誰から、何を学べるのか」というポイントです

就職や進学をする際には、 似たような経験値を積んできた方たちと合格枠ポジションを争うことになります。そのため、コースを通して周りと違う経験やスキルを身に付けることはとても重要です。

今日はそんなポイントを意識しながら、アメリカ・ニューヨーク州にあるMercy University(マーシー大学)の 国際関係と外交(International Relations and Diplomacy)コースをご紹介していきます。

1950年に設立されたマーシー大学はニューヨーク州にありながら、最も授業料が安い私立大学のひとつです。国際関係と外交コースは、大学学部課程で提供されている4年間のコースで、ウエストチェスターとマンハッタンの両キャンパスで提供されています。

※2つのキャンパスに関してはこちらをチェック

コースを通して学生たちは、外交の基礎、世界の政治経済、異なる文化への理解を深め、国際社会との関わり方について学んでいきます。 同コースにはインターンシップ、学部短期留学、模擬国連への参加など、コミュニケーションや交渉術という実践スキルを高める機会も豊富に用意されています。

国際関係学をマーシー大学で学ぶべき2つの理由

①第一線で活躍する専門家の授業を受けられる

マーシー大学の国際関係と外交コースでは、紛争、安全保障、法律、気候変動、人権などに精通している幅広いキャリアを積んだ教員が教鞭を執っています。その中でも日本人の学生が特に注目したいのは、国連で30年もの勤務経験を持つ黒田順子(Michiko Kuroda)さんから直接指導を受けられるという点です。

2013年よりマーシー大学で客員教授及び研究員として勤務されている黒田教授は、国連機関に30年間勤務し、官房長として東ティモールの平和づくりに尽力されました。マーシー大学では平和構築、紛争予防などの実践的な経験を活かして国際交渉と外交、模擬国連、安全保障など、多くの授業を担当されていらっしゃいます。

▲画像引用元:マーシー大学

国連での豊富な経験を持った教授から指導を仰げるのも貴重ですが、留学先に日本人の教授が在籍しているというのも珍しい特徴です。この利点を最大限に活かし、学んでみるのも面白いのではないでしょうか。

②模擬国連を体験できる

▲動画引用元:マーシー大学

マーシー大学の国際関係と外交コースでは、模擬国連会議へ参加するための学びを提供しています。

模擬国連では参加するチームごとに代表となる国が割り当てられ、トピックに沿って問題の解決策を考える必要があります。

議論されるトピックは、国際平和と安全、軍縮、教育、環境、人道支援、ジェンダーなど多岐に渡るため、学生たちは割り当てられた国の詳細な調査と分析をしながら、準備に取り組む必要があります。また、会議ではプレゼンテーションや交渉のスキルはもちろん、他参加チーム(国)とのネットワーキングも求められます。

模擬国連会議参加への準備として 、黒田教授の授業では、国連の仕組みについて学んだ後、各国の調査や問題分析の方法、強力なポジションペーパーの書き方、公の場でのプレゼンテーションや発言の仕方、ネットワーク作りや交渉の仕方など幅広いスキルを習得します。

(ポジションペーパー:特定の問題やトピックに関する意見を客観的に示した書類)

またコースの一環として他大学と会議を設け、プレゼンテーションの練習を行うなど、本番に向けた取り組みもされています。

実際その学びは実を結んでおり、2023年度の模擬国連では60以上のチームの中から最高の栄誉である「優れた代表団(Outstanding Delegation)」と「優れたポジションペーパー(Outstanding Position Paper)」を受賞しました。マーシー大学のチームは、過去11年間に出席したすべての模擬国連会議で賞を受賞しています。

模擬国連への参加について黒田教授は 「模擬国連に参加することで生徒たちは、集中力と努力する姿勢を身に着け、チームとして働くことを学びます。この3つのライフスキルをマスターすることにより、なんでも実現できるようになります」と発言されています。

模擬国連会議にはアメリカの大学だけではなく、世界中の学生が参加します。 このような場を経験することで、学生たちは自信と知識を身に着け卒業後のキャリアでもその経験を応用していくことができます。

今回はマーシー大学の国際関係と外交コースをご紹介しました。「このコース面白そう!」と思った方は、ぜひチャレンジしてみませんか?

日本の高校・大学を卒業してアメリカ留学を目指す場合、英語力やアカデミックスキルを習得できる大学・大学院進学準備コース(パスウェイコース)の受講をおすすめします。マーシー大学・大学院の進学準備コースは、Oxford International Education Group(OIEG)が提供しています。OIEGやマーシー大学について詳しく知りたい方、アメリカ留学を検討されている方は、beoの留学カウンセラーにお気軽にご相談ください。

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