2025年5月末から、アメリカの学生ビザ(F・M・Jビザ)の一時的に発給が停止がされました。これは、SNS(XやInstagramなど)での投稿内容や社会的メディア上での発言や行動の記録を審査対象とする新しいルールを導入するための準備によるものです。
今どうなっている?
- 6月中旬からビザ面接は再開されていますが、SNSチェックは今後も続く見通しです。
- 一部の国籍の方(約12〜19カ国)は、ビザの発給そのものが停止されているケースもあります。
参照外部リンク(英語):
- Student Visa Pause Lifted; Social Media Will Be Screened
- Student visas to the US in 2025: What has shifted and what does it mean for applicants
- Suspension of Visa Issuance to Foreign Nationals to Protect the United States from Foreign Terrorists and other National Security and Public Safety Threats
どんな影響が出ているの?
- 2025年5月のF-1ビザ発給数は前年より22%減少、J-1ビザも13%減。
- 中国・インドなどの学生については、秋学期入学者数が70〜80%減少するという予測をハイデラバード教育コンサルタント会社(インド)が発表しています。
- 中国、中東の学生を中心に、理由が明かされない「審査中断」や「再申請指示」が急増し、今までにもすでにSNS投稿の内容によってビザが取り消されるケースが発生しています。
参照外部リンク(英語):
- US fall intake hit by visa chaos: Consultants warn of 70–80% drop in Indian students
- International Student Visa Issuances Dropped in May
留学を考えている方へ
- SNSの過去の投稿内容に注意してください。
- 渡航準備は早めに。最新のビザ情報を常にチェックしましょう。
- アメリカだけでなく、イギリスやオーストラリアなど他国の選択肢も視野に入れるのがおすすめです。
beoでは、現在のアメリカビザの状況をふまえ、今後の留学に関するご相談を受け付けています。
ビザ申請を検討されている方へ、最新の情報整理や今後の動向についてご案内していますので、お気軽にお問い合せください。
お問合せ・資料請求
※なお、ビザの発給状況については弊社で改善できるものではありません。あらかじめご理解いただけますようお願いいたします。