B
B
E
E
O
O

『カレーの街』としても有名!?再開発中の街にあるブラッドフォード大学はどんなところ?

イギリスの首都ロンドンから直通の電車で約3時間の街、ブラッドフォードは、イングランド北部のウエスト・ヨークシャー州にあります。産業革命で発展したこの街で、ブラッドフォード大学の前身は誕生しました。
1832年、産業革命で発展したこの街で、ブラッドフォード大学の前身である「ブラッドフォード・テクニカル・カレッジ」が誕生し、その後、1966年に正式に「ブラッドフォード大学」となりました。

今回は、そんなブラッドフォード大学の魅力を、街の様子や大学の特徴などを踏まえてご紹介します。
全5回の連載です。ぜひ最後までご覧いただき、ブラッドフォード大学の魅力を見つけてみてくださいね。

エンジニアリング、ビジネス、平和学…ブラッドフォード大学イチオシの分野は?

■ Engineering

ブラッドフォード大学は、冒頭でもお伝えした通り「ブラッドフォード・テクニカル・カレッジ」という工学系のカレッジが基となっています。
工学(エンジニアリング)分野での強みは現在にも引き継がれ、2022年度のGuardian University League Tableでは土木工学でイギリス国内トップ10、化学工学ではトップ20にランクインされるなど、国際的に高い評価を得ています。

■ Business

ブラッドフォード大学の大学のビジネススクールは、イギリスで最も古いビジネススクールのひとつ。ロンドン市内以外の地域で、パートタイムで学位を提供した最初の教育機関でもあります。
また、同スクールは世界でも1%のスクールしか取得していないAACSB、AMBA、EQUISの3つの認定を受けた「トリプルクラウン」ビジネススクールです。
2021年には、イギリスの教育における優れた業績を評価するMBAランキング“Times Higher Education Awards”でBusiness School of the Yearを受賞し、社会経済の再生研究に注力していることが注目され、獲得に至りました。また、オンラインMBAコースは、“Financial Times Rankings”のオンラインMBA分野で世界Top10にランクイン。これは、コロナ禍におけるオンライン授業の質が高水準だと評価されたものです。

■ Peace studies

近年、日本でも注目され始めた「平和学」。1973年、世界で初めてこの学問を開設したのはブラッドフォード大学です。世界最大の紛争解決と平和研究のための研究センターを所有し、世界を牽引する研究を第一線で続けており、多くの政治家や国連などの機関で活躍する人材を輩出しています。

ブラッドフォード大学にはこの他にも、大学が行っている研究やその成果を「アウトプットの質」「インパクト」「研究環境」の3つの要素で総合的に評価するREF(Research Excellence Framework)にて、考古学、コンピューター・サイエンス、情報学が研究影響力において国際的に優れている、世界をリードしている、との評価を得ています。

様々な分野で研究を重ね、国際的なランキングで高い評価を得ているブラッドフォード大学のコース。ぜひ、自身がどのような勉強をしたいのか、また、どのようなキャリアを積みたいのかを熟考してみて、ピッタリのコースを見つけてくださいね。

1億2000万£を投資!最新のキャンパス設備へ

1億2000万£…いくらでしょうか?答えは、約197億5000万円(1£=164円で計算、2022年11月現在)です。
ゼロがいくつなのか現実味のない数字で、あまり実感が湧きませんが(笑)、約200億円をかけてキャンパスの設備改善、エコなキャンパスにしよう!と着手しています。

人間の動きをとらえてデジタルデータとして記録する「モーションキャプチャー」の最新スタジオを始め、大学生組合が入った「スチューデントセントラル」には、学生が運営するラジオ局や学生のための映画館、交流スペース、そして軽食やキッチン用品、文具や大学のオリジナルグッズを揃える”Student Central Shop”、更にはゲームセンター(!)まである”Central Shakes Diner”というお店があるそうです。
聞くだけでわくわくしますね!学生サポートもここで行っていますよ。

また、学生寮である”The Green”は、麻で作られた建物に、太陽光や雨水などの自然エネルギーから発電を行うなど、低コストでSDGsの最先端をいく寮として注目される、イギリスで初めての学生寮プロジェクトです。キャンパスの中心に位置する抜群の立地。”Building Research Establishment”によって発行された、建物の持続可能性評価基準”BREEAM”の「優秀」賞も受賞しました。
養蜂学生が世話する蜂の巣や、食用野菜を育てる庭など、持続可能な開発が大学生活に組み込まれています。

ラグビー、カレー…学生を支える街へ再開発、魅力いっぱいのブラッドフォード

大学は、ロッククライミング、スポーツ、フィットネスジムや公園など、学習だけではなくバランスの良い学生生活に適した環境下にあります。

大学のあるブラッドフォードの街は、適度な都市感と自然が共存する、マンチェスターに次いでイギリスで7番目に大きな都市です。
現在は再開発が進み、モダンなブロードウェイショッピングセンター、バーやレストランなど、学生が賑わう街へと変化もありますが、豊かな建築遺産も多数あります。
500年の歴史を持つブラッドフォード大聖堂など、多数のビクトリア様式の建築物が現存しますが、中でも19世紀に建てられた市庁舎は、13個の鐘がついた高さ約70メートルの時計塔と共に、街で最も象徴的な建物のひとつです。

また、ブラッドフォードは、スポーツの街としての伝統も長く、ラグビーが盛んで、ブラッドフォードブルズと呼ばれるチームは過去に世界リーグでの優勝経験もあります。

そして、実はイギリスでも有名な「カレーの街」。全国タイトルを6年連続で獲得しており、200以上のカレー屋が賑わっているんですよ。

大学最寄りの空港であるリーズブラッドフォード空港からは、大学の空港送迎サービスも利用することができます。

おわりに

いかがでしたか?ブラッドフォード大学は「平和学」が有名!というのはご存じの方も多くいらっしゃるかと思いますが、実は、様々な分野でしっかりとした歴史や実績を多く残してきた大学です。
カレーやラグビーも、ブラッドフォードの街の魅力には欠かせない要素のひとつですね!
ご興味を持たれた方は、ぜひbeoまでお問合せください。

beoはブラッドフォード大学の日本出願窓口です。 コース選びから、出願準備、出願代行、合格後の入学手続きまで、大学の窓口としてサポートを提供しています。留学準備のスケジュールや費用などについても、留学カウンセラーがご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。

※写真はコロナ禍前に撮影されたものです。

お問い合わせ