英語とひとくちに行っても、アメリカで使われている英語、イギリスで使われている英語、
カナダで使われている英語など、各国で微妙に発音の仕方が違うことがあります。
日本人が良く聞くスタンダードな英語とイギリス英語は違うことが多く、最初は戸惑うことがあります。
今回はその特徴の違いに加えて、効果的な勉強法についてもご紹介します。
イギリス英語の特徴について
英語という言語は元々イギリスで生まれ、それがアメリカ大陸に伝わり英語が広まっていったと言われています。
イギリス英語の特徴として、母音がはっきりと発音されることが挙げられます。
例えば、“What are you doing?” という文章では、イギリス英語は What の t と are の a がきちんと発音され、「ワッターユドゥーイング?」と聞こえるのですが、アメリカ英語だと発音せずに「ワラーユドゥーイング?」と聞こえることがあります。
また、イントネーションにも特徴があり、アメリカ英語の場合、質問する時に上がり口調で終わるのに対し、イギリス英語の場合は質問でも下がり口調がよく使用されます。
他にも単語やスペル、表現にも大きな違いが見られるのです。
イギリス英語の効果的な勉強法
日本ではほとんどの教材がアメリカ英語を基本としているので、イギリス英語を勉強したいと考えた場合、イギリス英語のための教材は少なく、勉強をすることは難しいでしょう。しかし、今ではインターネットでイギリス英語について解説しているものもありますので見てみるとよいでしょう。また、イギリス英語で書かれた小説や新聞を読むことで、単語・スペルの違い、表現の違いを見つけることができます。
他には、アメリカ英語と同じようにリスニングはとても重要です。教材でも音声付きのものがいいのですが、無かった場合はイギリスの音楽を聞いてリスニングしましょう。できれば、歌っている人が作詞しているものだと、歌詞もイギリス英語であることが多くなっています。世界的に有名なミュージシャンというより、イギリス現地で活躍している、インディーズを含めたミュージシャンの曲を聞いてみるとより効果的に勉強することができるでしょう。