荷物の選別が留学生活の第一歩！
留学生活を始めるには、着替え、生活用品、勉強道具、薬類など、基本的な生活用品が必要です。こうした生活用品はかさばる上に重いので、渡航の際に自分で運ぶより郵送してしまうのが一般的。
では、こうした荷物を、いつ、どうやって、また、何を送るのが良いのでしょうか？
自分と一緒に渡航する荷造り、そして郵送荷物の荷造りはとても大切です。
留学したら必要になる生活用品のうち、何をスーツケースにいれ、何を郵送するかを見極め考えることは、留学生活の第一歩！
現地に着いてから、「あれが必要だった…」「これは重たかったのにいらなかったなぁ」とならないようにしていきましょう。
渡航時に一緒にスーツケースに入れて行った方が良いものは？
まずはスーツケースに詰めるものから、ポイントを押さえていきましょう。
生活を始めるためには、一通りの持ち物が手元にないと困ってしまいますよね。現地でも調達できるとはいえ、渡航してから数日は忙しい上、日本と同じものが手に入るわけではありません。
すぐに洗濯ができる環境かどうかもわからないので、着替えやタオルは少し予備分も考えて持っていくと◎。
現地入りするときに持ち込むスーツケースには、万が一欲しいアイテムがすぐに入手できなくても困らないものをそろえておきましょう。
怖いのは、渡航途中にスーツケースが紛失、またはどこか別の国へ間違って行ってしまう、ということ。考えたくない事例ですが、実際に起こらないとも限りません。そんな場合に備えて、3日分ほどの着替えやタオル、入学手続きに必要な書類、貴重品などをまとめ、緊急事態に備えて機内持ち込みの荷物として作っておくのが賢明です。
また、日本の便利さの感覚を基準にしていくのはNGです。日本の100円均一のような便利アイテムが安く揃うお店はなかなかありません。「これが必要かも」と思ったら、日本で購入し持っていくことをおすすめします。
＜スーツケースにはこんなものを入れて行こう！＞
- 1週間分の着替え・タオル
- 洗面用品（洗顔剤や化粧水などは自分に合ったものを！）
- 授業にすぐ必要になるもの（筆記用具・テキスト・ノート・パソコン・電子辞書など）
- 通学用かばん
- 変圧器（必要でない国もあります）
- 生理用品（女性の場合）
- ＊これも便利！＊ビーチサンダル・スリッパ
- ＊これも便利！＊ピンチハンガー
郵送用の荷物はどうする？
さて、次は郵送用の荷物についてです。
国にもよりますが、ヨーロッパでもアメリカでも、大体日本から発送後1週間ほどで荷物が手元に届きます。ただし、これはあくまでも目安であり、郵便事情によって遅れることもあれば、受け取りに手間取ることも考えられます。
上記でもお話ししましたが、郵送途中にどこか別の国に行ってしまったり、ということも起こりかねないので、絶対に必要！これは大切！というものを郵送荷物の中に全部入れてしまうと、届かなかった際には大ダメージを受けることになりますね。そういったこともどこか片隅で考えながら、万が一無くなっても大丈夫、と思えるもので荷造りを行っていきましょう。
筆記用具やノートなどの勉強用具の補充は現地でもできますが、日本の質が良い！という方は事前にお気に入りを準備するとモチベーションも保てます。季節の洋服や靴（冬ならコート類、セーター、ブーツなど）や日本のお菓子や調味料、インスタント食品を送るのにも郵送はベストな選択。
女性の場合は、補充用の化粧品と生理用品は忘れず入れましょう。化粧品と生理用品は直接肌に触れるもの、しかも日本製とは品質が違いますので、普段使い慣れているものを余分に準備しておくのがおすすめです。
これらの荷物は滞在先へ家族から送ってもらうこともできますが、なかなか伝わりにくいもの。自分で準備して送ってもらうだけにしておくとスムーズです。
送り先は、寮に入ることが決まっている場合は住所が分かっているので、その住所に前もって送ることができます。渡航前に日本で手配する際は、家族の人など、次からの荷物を送ってもらう人に同行してもらうと、その人も要領を覚えられるのでおすすめです。
寮以外の場合は、滞在先近くのコンビニや用具店などに届き、滞在先のポストに「届いている」という旨のハガキが入ります。受け取りには身分の確認が必要となるので、パスポートを持って行きましょう。代引きの場合は郵送費の支払いもあるので、現金（またはクレジットカードなど）を忘れずに。
わくわくが止まらない、楽しい留学荷造り。ぜひ、必要なもの・必要でないものをしっかりと吟味して充実したオリジナル荷物を作ってみてくださいね。
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