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マンチェスター大学の「温暖化対策革命」 C02削減オンラインツール公開

2019年9月23日、場所はニューヨークの国連本部。ヨーロッパから船に乗って渡米した一人の少女、スウェーデン人のグレタ・トゥンベリさん(16)が世界各国の政治家などを前に演説しました。

「未来の世代はあなたを見ている。裏切りは許さない」――。同日に開かれた「気候行動サミット」の場を活用し、若き環境活動家は熱く世界に訴えました。そんなグレタさんがわざわざ船で米国へ渡ったのは、二酸化炭素(CO2)の排出量を抑え、飛行機より環境にやさしい交通手段だからといいます。

今回の気候行動サミットの開催は日本も含め、メディアで大きく取り上げられ、地球温暖化が進んでいるなか、CO2削減など環境保護に一段と注目が集まっていることがうかがえます。環境を守るために、個人個人の行動はもちろん、町など広い範囲での対策も欠かせないといえそうです。

イギリスのマンチェスター大学は気候行動サミットに合わせ、CO2削減を目指す地方自治体向けのオンラインツールを公開しました。ツールは国際的な研究集団「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」のデータを使い、CO2排出と地球温暖化の関係性について分析。それをベースに、CO2排出量を予測し環境への影響を見える化するので、自治体は事前に被害を把握して対策を打てるとのことです。現在、マンチェスター市をはじめ、イギリスの27自治体が同ツールを導入し、CO2排出の削減に活用しようとしているといいます。

マンチェスター市はかつて木綿工業などが栄え、イギリスの産業革命を率いた都市の一つです。1824年まで歴史がさかのぼるマンチェスター大学は、昔から市のブレインとして経済発展に貢献し、環境問題が注目を浴びる今、「温暖化対策革命」の一翼を担おうとしています。

マンチェスター大学について詳しくはこちら

【この記事は、2019年秋に公開したフェイスブック投稿を再構成したものです。】

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