ドイツ語学留学体験談 （アルパディア・ランゲージ・スクール、フライブルク校）

留学を決意したきっかけを教えてください。

ドイツが大好きな両親の影響で、小さいころから何となくドイツの文化や言語に興味がありました。また、外国語大学へ通うも、周りは英語が得意な学生が多く、自分はそこまで得意ではなかったため、英語で他の人と戦うのが難しいのであれば、ドイツ語をもっと学びたいと思い、留学を決意しました。

語学学校での様子について教えてください。

学校はアットホームな雰囲気で、クラスも少人数制だったので、プレッシャーを感じずに発言しやすい環境でした。クラスメイトの多くはスイス人でしたが、同じスイス人でもイタリア語、フランス語など母国語が異なっていたので、多国籍な雰囲気でした。週末のアクティビティも充実しており、フランスのストラスブールやスイスのバーゼル、美術館、ショッピングなど、たくさんの経験ができてとても良い思い出になりました。休日に一人になることがなかったですし、かといって少人数制の学校なので大人数になることもなかったので、本当に居心地が良かったです。さらに先生も一緒にアクティビティに参加し、街を案内してくれたので、とても勉強になりました。

滞在先での生活について教えてください。

ホームステイと寮の両方に滞在しました。寮で知り合った日本人学生2名とはとても気が合い、毎日一緒にご飯を作って食べました。そのうちの1名はドイツ語が非常に流ちょうで、みんなで質問し合ったり、ドイツ語で話しかけてもらったりと助け合う楽しい生活でした。ホームステイにおいては、現地の人と一緒に日常生活を送る中でドイツ語を勉強することが出来るので、いい経験になりました。

留学にかかった費用はどのように準備しましたか。また現地での生活費について教えてください。

日本でアルバイトをしながら今回の渡航費を貯めていました。あまり贅沢せずに、1週間の生活費（授業料や寮費は除く）を5,000円くらいに抑えられるように頑張っていましたが、交際費などもあり途中で足りなくなり、両親に送金してもらったこともありました。

出発前と帰国後で語学力に変化はありましたか？

一番下のレベルのA1からスタートし、卒業後は2つ上のレベルのB1に到達することができました。実際にドイツで暮らしてみて、毎週ドイツ語のレベルが上がっている実感がありました。最初は知らない単語が多かったためプレッシャーを感じ、学校が終わった後は黙々と一人で勉強していました。しかし、せっかく留学に来ているのに一人で勉強するなんてもったいないと気づいてからは、アウトプットに切り替えるようにしました。放課後クラスメイトと話したり、寮で出会ったドイツ語が流ちょうな日本人学生に助けてもらったりして、先生や周囲の学生から教わりながら楽しく勉強することができました。

今後、留学経験を生かして行いたいことや、夢があれば教えてください。

将来は、ドイツと日本を行き来するフライトアテンダントになりたいと思っています。留学に行く前より、自分に自信がつき、前よりもっとなりたいという気持ちが高まりました。

留学を迷っている方や、これから留学準備を進めようとしている方へのメッセージをお願いします。

日本の大学の授業はオンラインばかりで、外出も控えるように言われていたため、休学して留学することについてかなり悩みました。しかし今振り返ってみると休学しても行く価値が大いにあったと感じています。留学前は休学して卒業が遅れることにネガティブな印象を持っていましたが、留学先で幅広い年齢の学生が勉強しているのを見て、自分は細かいことを気にしすぎていたと思いました。留学して様々な国の人と出会い、異なる考え方に触れて、本当に視野が広がりました。皆さんも少しでも留学したい気持ちがあるならぜひ頑張っていってほしいと思います。