イギリス、アメリカ、オーストラリアなどから63校が参加
2023年3月26日(日)に、東京・秋葉原にて、「第27回大学・大学院留学フェア」を開催しました。コロナ禍を経て、3年ぶりに対面で開催した本フェアには、60を超える大学・教育機関が出展。一日中雨だったにもかかわらず、400名を超える方にご来場いただき、盛況のうちに終了しました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
フェア終了後には参加した方を対象としたアンケートを実施。その結果も交えて、フェアとはどのようなものなのか、参加することで何が得られるかをお伝えします。また、大学スタッフに寄せられた質問・相談内容、参加者の声も抜粋して掲載しますので、今後の留学フェアやイベントへの参加を検討している方は参考になさってください。
JR秋葉原駅から徒歩3分の「秋葉原UDX」で開催
まずは当日の会場の様子をお見せします。
会場となった秋葉原UDXは、JR秋葉原駅から徒歩3分という好立地にあります。4階にあるUDXギャラリーで大学・教育機関との個別相談会、6階にあるUDXカンファレンスルームの一つでセミナーを行いました。
フェアの開催時間は13~18時。ただし、beoの留学サポートをご利用中の方(beoメンバー)は12時半から先行入場していただける特典を設けたこともあり、入場を待つ方の列が12時ごろからでき始めていました。学校との個別面談は先着順なので、「この大学とは必ず話したい!」というご希望がある場合は、早めにご来場いただき、入場とともにお目当ての大学ブースを目指すことをおすすめします。
学校スタッフとの個別相談で疑問を解決
大学・教育機関のブースでは何を質問・相談できるの?
各学校のブースでは学生課や国際課のスタッフが対応してくれることが多く、専攻分野やコースなど学業に関することはもちろん、大学の設備や滞在先、キャンパスの様子、学費や奨学金、卒業後のキャリアなど幅広い質問に答えてくれます。いきなり英語で質問・相談するのはハードルが高いかもしれませんが、大学スタッフは英語を母国語としない方と接することに慣れています。ゆっくり話しても耳を傾けてくれますので、英語の練習だと思って積極的に話してみてくださいね。実際に参加した方からも、「英語のコミュニケーションのいい練習になった」「それぞれの大学職員が親身に出願に関するアドバイスをくれた 」という声が届いています!
今回のフェアで多く寄せられた質問・相談は
なお、今回のフェアは、大きく分けて以下の2つの状況に当てはまる方が来場されました。
①2023年秋に渡航予定の方:進学予定の(すでに合格通知を受け取っている)大学・大学院に具体的な質問・相談をしたい方。2校以上から合格通知を受け取っており、最終進学先を決めるために情報収集したい方
②2024年度以降に渡航予定の方:気になる大学・大学院や分野・コースについて情報収集したい方。留学準備を進めるにあたり、出願プロセス・スケジュールや入学条件について質問・相談したい方
参加した方の詳しい留学準備状況については、以下の円グラフをご覧ください。
また、参加した方へお送りしたアンケートでは、実際に何を質問・相談したかについてお尋ねしたところ(複数回答可)、以下のような結果になりました。
もっとも多かったのは、専門分野・コースについての質問。今回参加した方の約半数が「情報収集」中であることを踏まえると、「ある程度勉強したいことは決まっているけれども、どのコースが自分に合っているか分からない」、あるいは「気になるコースがいくつかあり、違いを知ったうえで出願先を決めようとしている」方が多い印象を受けました。また、すでに複数の大学から合格通知を受け取っている方は、それぞれの大学のコースについて具体的な質問をし、ご希望にもっとも合った進学先を見極めようとしていました。
次に多かったのが、出願・入学条件についての質問。情報収集の一環として、出願のプロセスやスケジュール、入学条件に関する疑問点を解消しようと考えている方が多いようです。大学のウェブサイトに載っている情報で疑問に思う点があったり、自身の学歴・経歴が条件を満たしているか不安に感じたりしている場合は、大学スタッフに直接聞くのがベスト。「個別に聞きたいことを質問でき、自身のキャリアのステータスに合わせて回答をいただけた」という参加者の声も届いているので、ご自身の状況をある程度説明したうえで、質問・相談をすることがおすすめです。
なお、今回のフェアの特徴として、おそらく新型コロナウイルスや円安の影響を受け、奨学金や生活費(家族とともに留学した場合も含む)に関する質問がとりわけ多かったようです。また、滞在先についての質問・相談も寄せられたとのこと。留学するにはいくらかかるのか、留学中はどのような生活を送ることになるのか、金銭的なイメージをつかもうとしている方が多いように感じました。 また、各大学に在籍している日本人留学生の数や、イギリスとオーストラリアの教育システムの違いについての質問もあったそうです。
大学スタッフに相談することにより、なかには下記のような対応をしてくれるケースもあったとのこと。
すでに合否が判明しており、その結果に疑問を感じている方は、留学フェアの個別相談で理由を聞いてみるのも手。再審査の機会をもらえる可能性や、不合格の理由を知ることで他大学への出願に備えられるというメリットがあります。
セミナーに参加して基礎情報を入手
今回の留学フェアでは、さまざまな方を対象とした下記セミナーを開催しました。
- イギリス大学・大学院留学基礎セミナー:留学について考え始めた方、これから本格的に留学準備をする方が対象
- 英語力の証明「IELTS」とは ~英検によるセミナー~:留学準備に欠かせない英語力証明について知りたい方、これからIELTSを受験する方が対象
- 渡航までのプランニングセミナー ~出願・ビザ・お金~:渡航する際の事前準備やスケジュールについて知りたい方が対象
- 渡航前に習得したい「アカデミックスキル」とは?:進学先が決定し、そこで良い成績を取るために必要なスキルを身に着けたい方が対象
いずれのセミナーも大盛況!基礎セミナーや英検によるIELTSセミナーは特に人気があり、満席となったセミナールームで話に耳を傾けながら熱心にノートを取る方もいらっしゃいました。
フェア後のアンケートでも、「セミナーで、留学のあらすじをまとめて話して頂けて、大変わかりやすかった」「セミナーが充実していた」という声が。大学・大学院留学や英語対策の基本的な情報をおさえたい方、学校との個別相談はまだ少しハードルが高いけれども情報収集はしたい方にとってはぴったりな内容だったようです。
フェアに対する満足度は10点中9点超え!
フェアの開催時間中、どの学校ブースも非常ににぎわっていました。PC画面やパンフレットを見せながら真剣に参加者にアドバイスをしているブースもあれば、カジュアルな雰囲気で相談に乗っているブースもあり、そこかしこからうれしそうな声や弾んだ声が聞こえてきました。フェア後のアンケートで、大学スタッフの対応(ご質問への回答)について評価していただいたところ、「10点中9.375」という高得点を獲得。「大学職員の方から直接話を伺うことで自分がやりたいことのイメージを具体化でき、何をすべきかわかった」「対面で色々聞けて、情報もそうだが、モチベーションももの凄く上がった」という声も届いていることから、学校スタッフとの個別相談に対する満足度が非常に高いことがうかがえます。
また、フェアの総合的な満足度、そして知人にフェアを勧めるかどうかに関しても、アンケート結果は「10点中9.375」でした。「海外の大学は時間差や現地に行くことが困難でオープンキャンパスなどに参加することが難しいため一つの会場で様々な大学のことについて学べるのはとてもありがたい」「多くの大学が参加されていて、今まで見ていなかった学校についても知ることができてよかった」というコメントに表れているように、一度に複数の大学・教育機関の情報が集められること、インターネット検索では得られない情報を入手できることが、これらの高評価につながったようです。
次回は2023年10月に開催予定
次回のbeo大学・大学院留学フェアは、2023年10月に開催予定です。今回のアンケート結果を基に、さらにご満足いただけるイベントとなるよう、スタッフ一同準備を進めてまいります。参加予定大学や当日会場で行われるセミナーに関しては、フェア特設サイトや各SNSアカウントでお知らせしますので、どうぞお楽しみに!
留学実現に向けての第一歩!
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