前回のブログではブラッドフォード大学の大学の特徴や街の様子についてお送りしました。今回のブログではブラッドフォード大学で開講される分野の中でも特に注目を集める平和学について詳しくご紹介します。
創立50周年を迎える平和学研究
1832年の創立当初から戦争や貧困などグローバル問題の解決をミッションに掲げ、大学全体として「世界平和」にむけて取り組み続けるブラッドフォード大学。平和学の研究など学術的な貢献はもちろん、移民の受け入れなど社会問題の解決にも貢献してきました。
そんなブラッドフォード大学での平和学研究の歴史は1973年にさかのぼります。当時世界で初めて平和学を学問として開設し、以来世界を牽引する研究を第一線で続けており、今年で創立50周年を迎えます。
歴史ある平和学研究が注目を集める理由の一つにその専門性の高さがあります。キャンパス内にはThe John and Elnora Ferguson Centre for African Studies (JEFCAS)を設けられ、アフリカの紛争と平和構築を専門的に研究できる環境が整っています。また国連、アフリカ開発銀行、イギリス国防省など世界中の政府や組織とコラボレーションし、国際色豊かなアカデミックスタッフや研究員から成るコミュニティの中で研究を進めていくことが可能です。
また研究のテーマも国際・地域政治、安全保障、紛争解決・平和構築、開発学など幅広く行っており、開講されている多くのコースで、アフリカやアジアなどへの視察やインターンシップが設けられており、学生が実践的なスキルを身につけられる構成となっています。
人気の2コースをピックアップ!
前述した通り、ブラッドフォード大学では平和学・開発学・国際関係学に分類される多くのコースが細分化されて開講されています。今回はその中でも特に人気を集める2つのコースを紹介します。
①Peace, Conflict and Development MA
このコースでは発展途上国や紛争の影響を受けた地域や国における紛争、開発、安全保障ついて幅広い知識をつけることができます。またヨーロッパ、アフリカ、アジアなどの地域への研究視察や留学時期を5か月延長しインターンシップに挑戦できる制度など、留学期間中に実践経験を積める機会も豊富に用意されています。
卒業生の多くは、国際開発、紛争防止と平和構築、紛争後の回復、人道支援、天然資源管理などの分野で活躍しています。
このコースは、サスティナブルな開発にむけての政策や安全保障制度、都市の構築について理解を深めることができます。また選択科目として、天然資源の管理や開発のためのファイナンスなど、持続可能な開発に特化した知識をつけることができます。
アフリカの発展途上国への視察や上記コース同様のインターンシップの機会もあり、学生は在学中にネットワーキングをしながら、卒業後は国際機関で指導的役割を果たしています。
あわせてチェック!
今回紹介した2コースを含む、ブラッドフォード大学で開講される平和学・開発学関連コースの多くでは、留学生向けに5,000ポンド(約80万円)の奨学金が用意されています。またこちらの奨学金は大学側で自動処理してくれるので、別途の申請など面倒な手続きは不要です。対象コース
・Peace, Conflict and Development MA
・Peace, Resilience and Social Justice MA
・Advanced Practice in Peacebuilding and Conflict Resolution MA
・International Relations and Security Studies MA
・Economics & Finance for Development MSc
・International Development Management MA
・Project Planning and Management MSc
・Sustainable Development MSc
ブラッドフォード大学で平和学を学ぼう!
創立50周年の歴史を誇るブラッドフォード大学の平和学研究。政府機関や国際組織、NPOなどに長年勤務した教授やアカデミックスタッフから幅広いテーマを学べ、卒業後のキャリアにつながる実践的なスキルを身につけられます。
beoはブラッドフォード大学の日本出願窓口です。コース選びから、出願準備、出願代行、合格後の入学手続きまで、大学の窓口としてサポートを提供しています。留学準備のスケジュールや費用などについても、留学カウンセラーがご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。