長期留学に比べ、費用が抑えられることや学校の夏休みを利用して行けることで人気な短期留学ですが、一口に短期留学といっても、期間も内容も様々です。また、短期間の中ではできることは限られてきますので目的を持ってプログラムを選ぶことが大切です。 短期留学の様々なプログラム内容や期間などについて紹介します。
短期留学とはどのくらい?どんなタイプがある?
短期留学の期間は、大体1週間~1か月程度になります。
短い期間なので、劇的な英語力の向上は難しいかもしれません。ただし、英語圏で実際に生活してみる中でご自身の英語がどれくらい通じるのかを体感することが英語力の向上には大きく役立ちます。
日本国内で英会話スクールに通うのとは違い、教室の中だけでなく1日中英語でコミュニケーションをする必要がありますので、実戦練習のチャンスがたっぷりあります。ご自身がどれくらいレベルアップをしたいのか、またそのためにはどれくらい勉強が必要なのかを確認するのには最適です。
また、英語でしかコミュニケーションがとれない他の国からの留学生と友人になり連絡を取り合うことで、異文化交流ができるだけでなく、留学後に継続して英語を使う機会を持つことができます。
短期留学に多いのが、夏休みを利用したプランです。現地の大学が休みの時期を利用してサマースクールが開催されたり、語学学校では夏休み用のプランなどを作ったりしているので人気も高いです。
また冬休みを利用して年末年始にかけていく短期留学は、クリスマスや海外の年越しの風景に触れることもできます。そして短期留学の場合にも、語学留学のみならず医療英語コースという医療に携わる方向けのものや通訳者を目指すための留学があります。社会人向けにはレジャーや趣味を兼ね備えた留学プランや、子どもだけで留学が不安な家族には親子留学があります。
目標と能力に沿った留学プログラムの選び方
短期留学となると、期間が限られるため目標や目的を明確にして、最適なプログラムを選びたいものです。語学力を身につけたいという方は、初心者から上級者までクラス分けした研修プログラムを選ぶとよいでしょう。日常会話は最低限身につけたいなど、具体的な目標を持って臨むとモチベーションも上がります。
また、外国の雰囲気を肌で感じてみたいという方ならば、学校での語学研修に加えて課外活動や観光地なども訪れるタイプのプログラムがオススメです。学校だけでなく現地の人々と触れ合うことで、異文化理解にも繋がるはずです。
ある程度語学力を持った社会人の方で、ビジネスの場でも活用したい、グローバルな視野や思考を身につけたいという場合は、ビジネス経験の豊富な講師によるマンツーマンレッスンを組み合わせたものが人気です。
こうして、自分の目的や能力に合ったプログラムを選ぶことで、短期間の留学でも有意義に過ごせることでしょう。