留学中の食事とアジア人について考える
叶 陽菜さん
語学留学 イギリス 夏休み/冬休み短期 大学生
留学先 | シェフィールド大学 語学センター The University of Sheffield, English Language Teaching Centre |
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コース | Study English PLUS |
期間 | 2017年8月~2017年9月 3週間 |
2017年8月14日から3週間、イギリスのシェフィールド大学 語学センターに短期語学留学をされた、叶陽菜さん。
現地での食生活の様子、またアジア人、日本人として気付いたことを現地レポートとして頂きました!
イギリス料理は噂通りまずいもの!?
イギリスで料理を食べた感想は…
なんと普通に美味しかったです!全然問題ありません。
イギリスの食べ物は美味しくない、という評判は多くの人が耳にしたことがあると思います。私は基本的に好き嫌いはあまりない方ですが、今回は初めての渡英ということで、ここまで色々言われているイギリス料理が実際どのようなものなのか若干の不安を抱きつつ出国しました。
そしていざ、イギリスで料理を食べた感想はと言いますと…なんと普通に美味しかったです!全然問題ありません。もちろんイギリス料理といっても様々で、私も全てを食べてきたわけではないですが、少なくとも食べ物が美味しくなさ過ぎて長期滞在が困難というレベルでは全くなかったです。
しかし、フラットメイトの中国人の方々は皆さんイギリスの料理はまずい、とおっしゃっていて、自前の炊飯器や本格的な菜切包丁、鍋、アジアンスーパーで購入した食材を駆使して大変美味しい中華料理を作っていらっしゃいました。私も時々ご馳走になりました。ありがたいですね。もしかしたら私の美味しいのレベルが低いだけかもしれませんが、味は個人の主観的な評価なので人によって感じ方は違ってくるのだろうなと思います。
私の個人的なお気に入りは寮のすぐそばにあるファストフード店、”Tastee’Z”のフィッシュアンドチップスです。これが本当に信じられないくらい美味しくて、初めて食べたときは衝撃的だったのですが、いかんせん揚げ物に揚げ物なので不健康とカロリーを食べているような罪悪感に苛まれました。そうなんです、イギリス料理の多くは(個人的には)美味しいのですが高カロリーなのです…。毎日フィッシュアンドチップスでもいいくらいの気持ちでしたが、さすがにそれはやめておきました。笑
アジア人、日本人として気付いたこと
現地で驚いたことのひとつは、高確率で中国人に間違われるという事です。
既に少し言及しましたが私のフラットメイトは全員中国人で、滞在していたシェフィールドにはたくさんのアジア人、特に中国人の方がいらっしゃいました。 現地で驚いたことのひとつに、高確率で中国人に間違われるという事が挙げられます。確かに日本人と中国人を見た目だけで判断するのは難しいかもしれませんが、寮に着いた時点でフラットメイトの子に「你好!」と挨拶されたのを皮切りに、道端で突然中国語で話しかけられたり(3回ありました、恐らく道を聞きたかったのだと思います)、ドアのところで出てくる人を待ってから入ろうとしたら“谢谢”とお礼を言われたりなど、英語圏の国にいながら私が中国人でない可能性を考えない人が多いものだなぁと感じました。
私は日本で外国人と思われる方を見かけたときには相手が外国語で話しかけてこない限り日本語で発話をするようにしていますが、今回自分が経験したことで見た目でバックグラウンドを決め付けられるのはあまり心地のいいものではないなと改めて感じたので、今後も気をつけていかなければと思いました。