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進路に悩む高校生必見!今企業が注目する「クリエイティブ思考」「デザイン思考」って知っていますか?

“進路選び”に向き合う時期…その前にちょっと考えてみませんか

桜の季節も終わるころ、入学式などの行事もひと段落し、皆さんはそろそろ学業に本腰をいれる時期に入ったのではないでしょうか。特に高校3年生の皆さんは来年の卒業を控えて、大学受験など卒業後の進路選びについて、真剣に向き合う時間が増えることでしょう。また1、2年生の中でも、「卒業したら大学で何を学ぼう?」「自分は将来何をやりたいのだろう?」と自分の将来についてぼんやりと考えはじめている方も多いと思います。

そんな中、皆さんは将来どういう仕事につき、どのように活躍をして社会に貢献したいか考えたことはありますか?今回は就職、将来のキャリア(職歴)形成を前提とした大学選びのポイントや今ビジネスの世界で求められている新しい考え方について紹介していきたいと思います。

1. 将来のキャリアの選択肢を広げよう!~今最も注目されるビジネススキルとは?~

さて「就職に有利な学部(分野)」と聞いたとき、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?最新のビジネスの動きについて詳しく知識を深めることができる経済学か、また法律関係の仕事を目指す法学なども選択肢のひとつとして考えているかもしれません。

そんな中、今海外で「クリエイティブ思考」「デザイン思考」をビジネスの現場で大いに活用しようという動きが高まっています。「クリエイティブ思考」とは枠組みに捉われず、自由にアイデアを発想することを意味します。ビジネスの場では社会の常識や会社のルールに沿って、仕事をしっかりと正確にこなしていくという考え方も必要ですが、クリエイティブ思考はそうしたルールにこだわらず、「自由」や「直観」を重視する思考方法です。過去の常識やルールにこだわらない方法なので、例えば時代にあった新しい商品の開発などに大いに役立てることができます。

いっぽう「デザイン思考」は、デザイナーがデザインを打ち出す際に使う思考方法で、最近ではこれをビジネスにも応用しよう動きが活発になっています。私たちが暮らしている今の世の中は、モノであふれていて、商品ひとつ買うにも色々なメーカーから考案されたアイテムの中から選ばなければなりません。デザイン思考はこうした「ユーザー(お客さま)」としての目線に立ったうえで、「ユーザーは何に悩んでいるか?」「どんな商品やサービスに価値を感じるか?」といったアイデアの創出、そこから湧き出たアイデアの具現化(形にして表すこと)、それが本当に喜んでもらえる商品になるかのテストといった、一連の流れを意味します。つまりモノに恵まれている社会で、ただ「新しい」商品に注目するだけではなく、ユーザーの立場を理解し共感できる商品やサービスの開発を目指す時に必要となる考え方です。

このように就職の際に重要視されるスキルや考え方は、社会や時代によって、刻刻と変化しています。こうした変化を受け入れる動きは広く浸透しており、実はグーグルやアップルのような大企業もこのような新しい考え方を採用しています。

さて皆さんの中には将来にむけて、すでに「●●大学に行きたい!」「これを勉強したい!」とすでに決まっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、こういったビジネスに必要な新しい考え方が広まっている中で、これまで日本で当たり前とされてきた考え方にとらわれて進路やお仕事を選んでいくのはちょっともったいないのではないでしょうか。本日は皆さんの将来のキャリアの選択肢を広げてくれる「クリエイティブ思考」や「デザイン思考」はいったいどこで学び、どうやって身につけることが出来るのかを紹介します!

2. 海外アート大学で「クリエイティブ思考」「デザイン思考」を学ぼう!

もちろん「クリエイティブ思考」「デザイン思考」などの新しい考え方がビジネス界に注目されているなか、上記にあげたようなビジネスを専門的に学ぶ分野でもこういった思考方法に触れることができるかもしれません。

しかしこの「クリエイティブ思考」や「デザイン思考」の活用にいち早く着目し、実社会に役立てようという動きが「海外アート大学」にあるのを知っていましたか?海外アート大学というと、「絵を一日中書いてそう…」「デザイナーやアーティストになりたい人が通うところじゃないの?」といったイメージが真っ先に思い浮かぶと思います。ましてや今回のキーワードの一つでもある「就職」には程遠い印象が強いかもしれません。そのようなイメージが定着するなかどのようにして「クリエイティブ思考」「デザイン思考」を身につけ、将来社会の役に立てることができるのか。イギリスの名門ロンドン芸術大学(UAL)のデザインのコースを例に紹介しましょう。

UALは国際的なクリエイティブ産業の中心地・ロンドンにキャンパスを構えるアート・デザイン、ファッション、メディアに至るまでクリエイティブ関連の様々な分野を学べる世界的な名門校です。カリキュラムをのぞいてみると、講義やデザイン技術を習得するための授業とあわせ、ディスカッション、コミュニケーション、さらにプレゼンテーションの授業もほぼ同じ割合で組み込まれています。またあるテーマを与えられて、それに対して少人数のグループで取り組むグループワークがあるのも大きな特徴と言えるでしょう。こうした学生同士の対話を通じて、課題に対してどのようなクリエイティブなプロセスで解決へと導くのかを議論していくのも、コースの大きなねらいです。さらに作品の評価についても、日本とは大きく異なる点があります。それは作品そのものの仕上がりに加え、その作品の完成にいたるまでどのようにリサーチや実験を行い、思考したかが重要視される点です。デザインを専門的に学ぶことも目的のひとつですが、こうしたアプローチや作品の制作に対しての姿勢が、複雑なビジネスの世界にも応用できる思考を育てるということですね。こうしたUALの授業スタイルは、日本の大学の教育にも影響を与えているようです。

3. 海外アート大学に入っても本当に就職できるの?UALの最新就活事情について

とはいっても、「絵やデザイン、彫刻などを専門的に学びたい人が通うのが海外アート大学」というイメージから、卒業後の就職について不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。UALでは卒業後アーティストやデザイナーとして活躍する学生も多い一方、一般企業のクリエイティブチームやデザインチームに就職し、プロジェクトチームのリーダーなどコミュニケーションスキルを必要とされる業種に就くケースも多いようです。また日本人の卒業生の中には、日本の芸大や美大で講師を務めたり教育に携わる学生もたくさんいます。多くのクリエイティブ人材を生み出している武蔵野美術大学では、就職を希望するのは学生全体の約6割で、その他の学生は作家、フリーランス、教員、大学院への進学など選ぶ道は様々です。しかし就職希望者の中での就職率は9割を超えます。つまりUALのような海外アート大学で学ぶことによって、就職だけにこだわらず、学生は世の中の動きをしっかりと見据え、自分自身にあった最適の進路を見つけ出すことができる、と言えるのです。

就職の状況についても、こうした社会の変化によって、最近はより職種の選択肢が広がっていると言えるでしょう。つまりデザイナーのように専門的な仕事を見つける学生もいれば、大学で「クリエイティブ思考」「デザイン思考」といった考え方や力を身につけ、一見専門領域とは関係ないビジネスの場でも活躍する学生が増えているということです。こうしたUALのような海外アート大学で身につけられる力によって、時代の変化にあわせ、柔軟にビジネス社会での活躍の幅を広げることができるようになるのです。

おわりに

いかがでしたか?こうしたビジネスの現場で役立つ新しい思考方法を「クリエイティブ産業の本場」のイギリスで学んでみませんか。UALには、日本の大学では専門的に学べるコースが少ないデザインマネジメントイノベーションマネジメント、サービスデザインをはじめ「クリエイティブ思考」や「デザイン思考」を学べるコースをたくさん用意しています!皆さんも将来の自分の活躍を見据えて、ぜひUALのような海外アート大学への進学も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

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