現地から留学体験レポートをお届けします!
皆さん、こんにちは。中明日香(なか・あすか=写真㊨)と申します。19歳の神奈川県出身です。今年に日本の高校を卒業し、現在はイギリス(ロンドン)のキングストン大学の学士課程で「社会学と国際関係学」を学んでいます。グローバルな環境で多くの世界を体験できるユニークな専攻に魅力を感じ、3年間で卒業できるという利点もあって、イギリス留学を決めました。 これから、コロナ禍での私の留学体験について、ざっくばらんに皆さんにお伝えしたいと思います。初回は、出発から寮に到着し、イギリス生活を始めるまでのエピソードや感想を語ります。ぜひ、ご一読ください!
ワクワクドキドキで出発
2020年10月26日、ついにイギリスへ出発――。大学からのCAS(入学許可証)が出てからすぐビザを優先審査で申請し、その2週間後にようやくビザが下りました。それから3日後には出発、というあわただしい日々。私は実感が湧きつつ、ワクワクドキドキの気持ちで憧れのイギリスに旅立ちました。
ガラガラの機内 入国はスムーズに
いざ出発で藤沢市の実家から羽田空港へ行くと、やはり新型コロナウィルスの影響で空港内は閑散としていました。ゲートに入るのにも、誰一人並んでいない状況です。機内も見渡して数人見える程度でガラガラ。経験したことない、不思議な旅でした。
約12時間の長いフライトを経て、ロンドン・ヒースロー空港に着きました。到着後に入国審査がありますが、このコロナの時期ですし、不安で様々な書類を持っていたのですが、結局、私は入国のための事前入力したフォームとビザの書類だけを見せたら、簡単に通過できました。
ひとまず安心しました!
私は日本航空(JAL)のマイルで航空券を取り、乗り換えることもなく、ロンドンまでの直行便でした。留学先のキングストン大学もヒースロー空港からタクシーやバスで行ける距離にあるので、楽なほうだったと思います。
私の場合はスーツケースとバックパックに手荷物用のバッグで荷物が多かったので、奮発してタクシーに乗り、空港から寮まで行きました。
寮生活で家事の大変さを実感
私は出発日が確定した時点ですぐに寮に連絡して、入寮できるように手配していました。そのため、スムーズに鍵をもらって入寮できました。寮はロンドンの南部にあり、まわりの街は比較的治安もよく、基本なんでも揃っています。バスで行ける距離に韓国人の多い街もあるので、そこに行けば、日本のものが買えるスーパーもあるので便利です。
寮生活を始めて実感しているのは、今まで日本で暮らしていて困ったことのなかった食事、掃除、洗濯などの家事を全て自分でこなす大変さです。もちろん、これも留学体験の一つ。よし、頑張りましょう!
イギリスで食べて一番美味しかったのは、同じ寮に住むフラットメイトが作ってくれたパイです。今のコロナの状況もあり、あまり外で食事をすることがない分、料理上手のフラットメイトと買い出しへ行き、料理をすることが多いです。
日々の授業や少しずつ増える友達、食べ物の買い出し、図書館での勉強など何気ないことをする日々が楽しく、とても充実して満足しています。
私は海の近くで生まれ育ったため海が好きなので、ロックダウン後はイギリスの海にも行けたらいいなと思っています。
では、また次回に!
キングストン大学について
1992年に設立され、ロンドン郊外に4つのキャンパスを置いています。大学ランキング「2021 Guardian University Guide」で、イギリス大学の上位40位に入りました。とくにデザインや教育、薬学、生物科学、看護学などの分野で高い評価を得ています。キングストン大学には16,785名の学生が在籍し、そのうち、3,680名が留学生(2019年)です。国際色豊かな環境で学習することができます。詳細はこちら