みなさんこんにちわ!海外映画やTVドラマ、英字新聞やニュースなど、英語を学んでいく中で出会った素敵な英語フレーズを紹介する「知らないと絶対わからない!ネイティブの英語フレーズ」
第37回目のフレーズは…
「Off the mark」です!
「mark」には「印、跡」など多様な意味があります。直訳すればそれを「外す」という意味合いにとれますが、一体どんな時に使うフレーズなのでしょうか?
早速、一連の会話から見ていきましょう!
朝の情報番組を見ながらKateとColeが話しています。
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Kate: Oh, there is a new face today. Who is that guy?
Cole: He is Mr. Anderson. He is a replacement for Mr. Wells.
Kate: What happened to Mr. Wells?
Cole: Don’t you know that? He got fired.
Kate: How come?
Cole: As an analyst, he is no good.
Kate: Is that so?
Cole: Yeah. He was always off the mark in his prediction about the economic situation.
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Mr. Wellsが番組を降ろされた理由を聞かれたColeは「He was always off the mark in his prediction about the economic situation. 」と説明していますね。何となく意味が汲み取れた方もいたのではないでしょうか?
実は…
「Off the mark 」には「見当違い、的外れ」
といった意味があるんです。アナリストなのに、いつも見当はずれな見解をしていたので、Mr. Wellsは番組を降ろされてしまったようです。
「The」を伴うと、「mark」には「的」という意味があります。この的から逸れている(off)というニュアンスから、このような使われ方をするようになったんですね。
Oxford Advanced Learner’s Dictionaryでは、以下のよう書かれていました。
“Not to be accurate in a guess, statement, etc.”
それではもう一度、
先ほどの会話を和訳付きで確認してみましょう!
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Kate: Oh, there is a new face today. Who is that guy?
(知らない顔がいるわ。)
Cole: He is Mr. Anderson. He is a replacement for Mr. Wells.
(あれはアンダーソンだね。ウェルズの代わりだよ。)
Kate: What happened to Mr. Wells?
(ウェルズに何かあったの?)
Cole: Don’t you know that? He got fired.
(知らないの?彼なら降板したよ。)
Kate: How come?
(どうして?)
Cole: As an analyst, he is no good.
(アナリストとして無能だったからね。)
Kate: Is that so?
(そうなの?)
Cole: Yeah. He was always off the mark in his prediction about the economic situation.
(そうさ。経済状況についての予測なんて、いつも的外れだったからね。)
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「off」の前に「way」を付け加えることで、「とんだ見当違い、全くもって的外れ」のように、誇張することができます。
(例:You are way off the mark / 君はとんだ見当違いをしてるよ)。
覚えやすいフレーズだと思うので、ぜひぜひ使ってみてください☆
それではまた次回! See you next time!