先輩たちの留学はどうだった?3人の体験談
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今回は、その中からブラッドフォード大学、バーミンガム大学、リーズ大学へ留学した3名の先輩たちに、今まで留学先から送っていただいたレポートより留学を決めたきっかけや経緯、留学中の経験などについて抜粋し、ご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
小池 ほさなさん
ブラッドフォード大学
修士課程 紛争解決学(MA Conflict and Development)へ進学
留学を決めたきっかけを教えてください。
将来のキャリアとして、人道的支援や平和構築の分野で経験を積むために、まずは学問的な知識を深める必要があると考えたためです。
留学中の様子を教えてください。
紛争解決クラスでは、3時間丸々ワークショップ、という授業を毎週するため、それまでにそれぞれのグループで参考書の読解と情報交換などを終わらせてくる必要がありました。
授業内容としては、基本的には毎授業前に課されるいくつかの論文に目を通し、それに基づいて授業が進みます。先生がパワーポイントで授業を行っている講義形式のものが多かったですが、完全に授業開始から終了までワークショップ形式の授業もあるので、しっかり最初の一週間で授業の聴講をしてどの授業が自分にあっているのか見極める必要があると思います。
私は取っていた授業以外にも聴講していたので、授業がない日がなかったのですが、午前中で授業か終わる時は早めに帰宅して、午後から図書館に勉強しに行ったりカフェに行く事もありました。また、授業の合間を見て授業外でのチームミーティングが入る時もありました。
上村 真之介さん
バーミンガム大学
修士課程 国際金融学(MSc Money, Banking and Finance)へ進学
留学を決めたきっかけを教えてください。
高校1年の夏に2週間、ロンドンへ語学留学に行ったのがきっかけで、以前から世界(できればイギリス)の大学で学びたいという夢を持っていました。
リーマンショックが人々の心理に大きな影響を与えたことから、金融に関して学びを深めたいと思ったのがきっかけです。
国際金融とは一体何なのか、大学学部の4年間を通じ勉強してきました。その結果、金融の安定化のために必要な金融政策とは一体何なのか、より学びを深めたいと思い、大学院でも引き続き国際金融を専攻することにしました。
留学後のビジョンは?
卒業後の目標や進路は1つではありません。
留学を考え始めた頃、目標はかなり絞られていましたが、就職して働くことも勉強を続けること(博士課程など)も選択肢として考えられます。大学院で学んだ結果、あるいは留学して新たな世界に触れた結果、全く違う目標が見えてくることもあるので、そこは柔軟に考えた方が良いと思います。
ただ、いずれの選択肢を取るにしても、常にアンテナは世界に向けておきたいとは思います。
保護主義が台頭したり、これからもし経済が下火になったとしても、グローバル・スタンダードであり続けたいと思っています。そういう意味では、これがビジョンのひとつだと思いますし、卒業後の進路を決断する時にも役立つかもしれません。
名取 拓真さん
リーズ大学
学部短期留学(Study Abroad)へ進学
留学を決めたきっかけを教えてください。
人間としての幅を広げたかった。
英語を話せるようになることで交友関係、将来の選択肢、また人間としての幅が広がると考えたからです。世の中の国際化が進む中で、その流れに対応できるだけの語学力、様々なバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーション能力は今後社会に出る上で必要不可欠な能力であると感じ、今回留学を決意しました。
留学中の様子を教えてください。
4月から英語のプリセッショナル・コースに参加しました。
このコースでは大学の授業の準備のためのコースで、アカデミック・イングリッシュの習得、エッセイの書き方などを重点的に学べるように設計されています。
私はとにかくアウトプットを重視しようと心がけ、授業中に積極的に発言するようにしたことで、5か月ほどの英語コースを通じて自分が言いたいことは大抵言えるようになりました。
学外で英語をもっと話す機会を作ろうとOxfamという国際協力団体のショップで週に1度働きました。最初はローカルのくせの強い英語に戸惑ってばかりでしたが、顔なじみのお客さんも増え、慣れた頃には1人で売り場を任されるように!
大学以外でローカルのコミュニティに参加できる場所なので非常に貴重な経験をしました。
また、留学中、ギターを買いました。大学近くのパブのフリーセッションに参加するなど楽しみました。
大学での勉強だけではなく学外の様々なイベントに積極的に参加することで生活を充実させることができると思います。
留学後のビジョンは?
イギリスで生活していると様々なところで日本製品や日本企業の名前を見かけますが、そのたびに日本企業の力強さを改めて実感します。
現在も多くの日本企業が海外への事業展開を進めていますが、そういったことに携わる仕事に就き、日本のプレゼンスをより一層高めることができればと考えています。