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セント・アンドリューズ大学 大学院留学 留学体験談

大学院留学を振り返って

A様

大学院留学 イギリス

留学先セント・アンドリューズ大学 University of St Andrews
期間2020年9月~2021年9月

留学を決意された動機は何ですか?

海外で最先端の技術を学ぶことで仕事の効率化を向上させ、日本の産業界に取り入れたかったためです。

留学先の国を選んだ理由を教えてください。

学位取得の期間が他国に比べて短く、教育水準が高いことです。

最終的に留学を決めた学校/コースを選んだ理由は何でしたか?

学生の満足度が高いことや、知名度です。

留学先の様子やおすすめポイントについて下記の点から教えてください。
1.クラスメイト 2.授業内容 3.学校/施設 4.町の様子 の4つの視点から詳しく教えてください。

私が在籍していた時は、ワクチンがまだ普及していないコロナ禍真っ只中だったので、コースはすべてオンラインでした。
1.クラスメイトと直接話したりできなかったので、友達をつくるのは難しかったです。グループワークなどのきっかけがあればよかったかもしれません。
2.基本的に講義は録画したものを各自学習、週に一度その授業について質疑応答または演習という形でした。
3.ワクチンが普及するまでは、学校の施設内にはほとんど入れず、ほぼ寮内で過ごしていました。3月以降は徐々に一部の施設が開放されたので図書館を利用したりしました。教会だった建物を改装した図書館は本当に素敵なのでお勧めです。
4.学生街のため治安はかなりよく、勉強するにはいい環境です。

卒業後の進路や将来の目標について教えてください。

現在就職活動中です。人工知能の技術を日本の産業界で積極的に取り込めるようにしたいです。

今後、留学を目指す方へのメッセージをお願いします。

留学を志す人はモチベーションが高い人ばかりなので特に心配はしていませんが、もし下記が足りていない場合は、私の二の前にならないように、留学前に準備をして旅立つことを非常に強くお勧めします

1.規則正しい生活
よほどのことがない限りは起床と就寝時間をどの曜日でも同じにすることをお勧めします。留学中は課題の量や予習復習に圧倒され、睡眠時間を削りたくなると思いますが、そうするとかえって効率が下がりますし、生活リズムも簡単に崩れてしまいます。

2.授業外で勉強する習慣
留学前の段階で自由時間は本気で勉強に集中するという習慣がなければ、訓練して身につけるべきです。積極的に勉強する習慣が身についていないと課題提出が中途半端になり、予習と復習が追い付かず、結果的に満足の行く成績や学生生活が送れなくなりますので、日本にいる間に身につけることをお勧めします。

3.運動
健康維持や気分転換のために、定期的に散歩や筋トレをすることをお勧めします。

4.成功体験
勉強以外でも何でもいいので、苦労して手に入れた成功体験を留学前に1つ持っていたほうがいいです。留学中は予期しないトラブルだらけで辛いことの方がほとんどです。そんな中過去に苦労した経験があれば、そこで挫折せずに自信をもって最後までやり遂げられるはずです。

5.英語力
他の方も同じようなことを書かれていると思いますが、日本にいる間にどれだけ英語力を高めるかどうかで、学生生活を十分に満足できるかが変わってきます。特に友達作りやディスカッションにはスピーキング力、レポートや修士論文の執筆にはライティング力が欠かせないので、入学基準のIELTSスコアを取っていたとしても、海外のラジオやテレビなどに触れて、継続的な勉強をお勧めします。

以上、参考になれば幸いです。皆さんが後悔のない学生生活を送れることを応援しています。

セント・アンドリューズ大学

セント・アンドリューズ大学(University of St Andrews)は1413年に創立され、スコットランドで最も古い大学です。人文学や科学、神学、医学など の分野で質の高い教育を提供し、イギリストップ級の大学として認識されています。同大は伝統的な学問に加え、経営や経済・金融、IT、国際関係などにも力を入れ、革新的で学際的なコースを用意しています。 同大は留学生も数多く受け入れ、国際的な雰囲気を味わうことができます。教室で学習することにとどまらず、地域社会とかかわって学ぶ機会も提供するなど、卒業生の就職力を高めるようにしています。卒業生には英国のウィリアム王子などがいます。