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転職休暇を使ってロンドン芸術大学(UAL)に短期留学!世界中から集まる学生に囲まれとことんデザインを学べた4日間

ロンドンでの短期コース留学を振り返って

M・Nさん

専門留学 イギリス 社会人

留学先ロンドン芸術大学(UAL)University of the Arts London
コース100 Design Projects Short Course
期間2023年4月3日~4月6日

留学を決意したきっかけを教えてください。

転職のタイミングでまとまった休みができたことがきっかけです。大学卒業後に企業に就職し、長年同じ環境でデザインの仕事に向かっていた日々の中で、自分の考え方やものの見方がどこか型にはまってしまっているように感じていました。この留学では、一度自分の型を壊してもっと自由な発想力をつけること、視点を広げることを目標にしていました。

留学先を決めるにあたって、どのようにして情報を集めましたか?

ウェブサイトで経験者の体験談を読んだり、過去に同じ大学の別コースを受けたことのある友人から情報を聞いたりしながら、コースについての情報を中心に集めました。

留学先の絞り込みのポイントは何でしたか?なぜその国を選んだのかも教えてください

前からヨーロッパのデザインに興味があったのと、友人から体験談を聞いていたので、他と比べるというよりは初めからこの大学に絞って考えていました。

最終的に学校/プログラムに決めた理由は何でしたか?

世界的にレベルの高い大学であることと、4日間〜1週間など短い期間で実施しているショートコースが豊富にあったので迷わずこの大学に決めました。

プログラムの選択については、元々デザイン系のプログラムを受けたいということまでは決めていたのですが、魅力的なクラスがたくさんあったため、とても迷いました。最終的には、デザイン関係のプログラムの中でも一番大学の独自性があっておもしろそうだと感じたものを選びました。仕事ではパソコンを使ったデザインワークばかりになっていたので、パソコンを使わないプログラムだったことも、選択理由の一つです。

留学をするにあたっての一番乗り越えなくてはならない壁は何でしたか?(費用、休暇の確保など)

何よりも言語の壁です。生活の中でわからなかった単語や、学校ではクラスメイトや先生がよく使うフレーズなど、常にスマートフォンで調べながらの日々でした。

留学先の学校のおすすめしたいところをの次の点から教えてください。クラスメイト/教師/授業内容/自習室など学校の施設・設備/街の様子/滞在先

ショートコースといっても、しっかり学生証を発行してもらえます。図書館などの施設も大学の学生として自由に使えるので、授業以外でも充実した時間が過ごせると思います。

私が受講したのは4日間という短いコースではありましたが、朝から夕方まで集中して課題に取り組む授業は、日数以上の充実感がありましたし、クラスメイトたちの自由な発想からはとても刺激を受けました。英語に自信がなかった私ですが、先生もクラスメイトも、みんな分け隔てなく接してくれたことはとてもありがたかったです。大学全体としても、世界中から学生が集まる大学なので、どんな人も受け入れてくれるようなフラットな雰囲気を感じました。

beoのサポートを利用したからこそ実現できたと思うことがあれば教えてください。

英語に慣れていない私にとって大学や滞在先の手続きを全て一人で行うのは難しかったと思います。サポートしていただきとても助かりましたし、自分で手続きが必要だった部分も、わからないところや不安な点は相談することができ、丁寧に教えていただけたので、安心して留学準備を進めることができました。また手配していただいたシェアハウスは環境も良く、現地のスタッフの方も親切で、お願いして本当に良かったと思います。

出発前と帰国後で語学力の変化はありましたか?あれば具体的に教えてください。(英語スコアなど)

短期間だったので大きな変化はありませんが、生活の中で必要な最低限の英語力はついたのではないかと思います。

留学中の一日のスケジュールを教えてください。

7:30 起床
9:00 出発 大学の近くはコーヒーを買えるところが多いので早めにキャンパスに行ってコーヒーを飲んだり、授業時間までフリースペースでのんびり過ごしました。
10:00 授業開始 10分間や15分間など、短い時間でアイデアを形にしなければいけない課題が次々に出題されます。集中して制作するので授業時間はあっという間でした。
13:00 ランチタイム 課題の切りが良いタイミングで先生がランチタイムを入れてくれるので、時間は日によって違いました。私はカフェでパンを買ったり手軽に食べられるものを食べていましたが、学食もあるのでしっかりご飯を食べている学生も多かったです。学食はたくさんの学生がランチを楽しんでいて、賑やかな雰囲気でした。
17:00 授業終了 放課後は友人と食事をしたり、一人の時はスーパーで夕食を買ったり、街を散策して過ごしました。
20:00 帰宅 次の日の準備をしながら現地のテレビを見たり。フラットメイトが誘ってくれて、シェアハウス近くのパブに行った日もありました。
24:00 就寝

勉強を進める上で難しかったところや、日本で準備しておけばよかったなと思うことはありましたか?

英語の勉強です。今回私が受講したコースは、先生が毎回口頭で課題を出すのでリスニング力も求められますし、毎回作品のプレゼンも必要だったので、制作意図を言葉にするのにもとても苦労しました。もっと英語が話せたら…と思う場面はたくさんありました。

今回の留学で、目標にしていたことや、チャレンジしたいと思っていたことがあれば教えてください。それは実現できましたか?

これまでは、漠然と英語はいつか喋れるようになりたい…と思っていましたが、今回の留学で英語の必要性を肌で感じ、その思いが具体的なものに変わりました。実際に英語が話せるレベルになるまで、これからはもっと積極的に勉強していきたいと思います。

留学中の一番の思い出や、留学してよかった!と思うことがあれば具体的に教えてください。

滞在先のシェアハウスで、フラットメイトが休日に母国の料理を作ってくれたことはとても印象深い思い出です。学校でも、滞在先でも、国籍を超えた出会いに恵まれたことは留学して良かったと思うことの一つです。

今後、留学経験を生かして行いたいことや、夢があれば教えてください。

この留学は私にとってとても大きなチャレンジでした。行く前は不安なことも多かったのですが、思い切って行ってみて本当に良かったと思うことばかりだったので、この経験を生かして、これからもいろんなことにチャレンジしていきたいです。また、広い世界でコミュニケーションを取るには英語がいかに大切かということを痛感したので、今後どんな仕事をするにしても英語の勉強は続けていきたいと思います。

留学を迷っている方や、これから留学準備を進めようとしている方へのメッセージをお願いします。

語学留学と違い、美術大学の専門分野の留学では当たり前にみんな英語が話せる状況で授業が行われるので、コミュニケーションの面ではとても悔しい思いをしました。留学まで時間がある方は、できる限り英語の勉強をしておくことをおすすめします。

しかし、英語に自信がなくても留学を諦める必要はないと思います。私自身ろくに英語が話せないレベルでのかなり体当たりな留学でしたが、国籍も年齢も様々なクラスメイトたちの中で、夢中になって授業に取り組んだ時間はとても貴重なものになりましたし、言語の苦労以上に価値のある経験ができたと思います。少しでも留学したいという気持ちがある方は、チャンスがあれば、ぜひ挑戦してみてほしいです。

留学先で撮った写真

ロンドン芸術大学(UAL)University of the Arts London

ロンドン芸術大学(UAL)University of the Arts Londonはロンドン各地にある6つのカレッジから構成される、欧州最大級のアートスクールです。「QS世界大学ランキング」2023年版のアート&デザイン部門で2位にランクインするなど、世界的に高い評価を得ています。世界130か国から約1万8000人の学生を集め、イギリスの美術賞「ターナー賞」やデザイン賞「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」の受賞者を輩出しています。 beoにはUAL専任のカウンセラーが在籍し、同大への留学を手厚くサポートいたします。