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仕事をしながらMBAを取得可能!世界トップ1%に入るブラッドフォード大学ビジネススクールの強みとは

「卓越した教育、研究、そしてイノベーションを通して、持続可能な社会・経済の発展を推進すること」をミッションに掲げているブラッドフォード大学。戦争や貧困などグローバルな問題を解決するため、平和学の研究に力を入れていることを前回の記事でお伝えしました。一方で、MBAをはじめとするビジネス系のコースを開講しているSchool of Managementも、その教育・研究のクオリティの高さで知られています。 

この記事では、ブラッドフォード大学のビジネススクールの特徴やランキング結果、おすすめのコースについてご説明します。 

三大MBA国際認証を有し、世界トップ1%に入るビジネススクール 

1963年に設立されたブラッドフォード大学のSchool of Managementは、イギリス国内でもっとも歴史の長いビジネススクールの一つです。世界で活躍し、社会に貢献できるビジネスリーダーを育成するため、60年にわたって、常に進化するビジネス環境に対応できるプログラムづくりに励んできました。 その実績が評価され、 AMBA(Association of MBAs)、AACSB(Association to Advance Collegiate Schools of Business)、EQUIS(European Quality Improvement System)の3つの認証機関から国際認証を取得「トリプルクラウン」の称号を手に入れました。 

なお、「トリプルクラウン」の称号を持つビジネススクールは約100校。世界には約15,000校のビジネススクールがあるので、その名誉を獲得したのはわずか1%ということになります。ブラッドフォード大学のSchool of Managementは、1%という狭き門を突破した、世界トップレベルのビジネススクールです。 

三大MBA国際認証を有しているトリプルクラウン校であることに加え、2021年には名誉ある「Times Higher Education Business School of the Year」を受賞。同大学は、新型コロナウイルスが地元の中小企業に与えている影響を研究し、パンデミックに打ち勝つための支援を行いましたが、そのような経済・社会再生のための取り組みが評価され、この賞を授与されました。 

テーマは「サステナビリティ」「デジタルイノベーション」「グリーンエコノミー」 

世界トップクラスの研究が行われている、ブラッドフォード大学のSchool of Management。責任あるリーダーを育成するため、革新的且つ応用力のある研究を推進しています。その一方で、同大学のミッションにもある「持続可能な社会」に貢献するため、倫理的で持続可能、そして社会にプラスの影響を与える研究であることも重要視しています。

そのため、School of Managementは、「サステナビリティ」「デジタルイノベーション」「グリーンエコノミー」の3つを包括的なテーマとして掲げ、以下の3つの分野を柱に研究を行っています。

  • Accounting, Finance and Economics (AFE)
  • Business Analytics, Circular Economy and Entrepreneurship (BACE)
  • International Business, Marketing and Strategy (IBMS)

また、イギリス国内外の研究機関や雇用主、市民の密接なつながりを活用し、「地球規模で考え、地域で行動する(Think globally, act locally)」を教育と研究の両面で実践。そのような教育・研究環境が評価され、最新のREF2021(大学の研究の質を評価する枠組み)では下記の結果を残しています。

「世界的に優れている(Internationally Excellent)」あるいは「世界をリードしている(World Leading)」と評価されたもの:

  • 「研究環境(Research Environment)」の100%
  • 「研究の影響力(Research Impact)」の83%
  • REFへ提出した研究の81%

「世界でもっとも金額に見合った価値がある」オンラインMBAコースを提供 

ブラッドフォード大学のSchool of Managementは、学士課程から博士課程まで幅広いレベルのコースを提供しています。 

学士課程は、企業の管理職としてのキャリアに必要なスキルを習得できるように設計されており、ファイナンスや経済、ビジネス、マーケティングの基礎を学べます。 

修士課程は、Master of Science(MSc)およびMBA(Master of Business Administration、経営学修士号)のコースが提供されています。MScプログラムは、12コースすべてにおいて、1年間のフルタイム、あるいは2~3年のパートタイムから選択が可能。仕事や家事、育児などとバランスを取りながら学位取得にチャレンジできます。コースの内容は、人材マネジメントやデジタルマーケテイング、AIとデータ分析など多岐にわたっており、専門的な知識とスキルを身に着けられます。

特筆すべきは、ブラッドフォード大学のビジネススクールで提供されているMBAコース。経営学について総合的に学べる通常のMBAコースと、サーキュラーエコノミー(循環型経済)にフォーカスを当てた世界唯一のMBAコース(Innovation, Enterprise and Circular Economy)があり、いずれも遠隔学習(distance learning)を取り入れたパートタイムコースです。

Distance Learning MBA

本コースは、マネジメント理論と実践的なビジネススキルの両方を習得できるように構成されています。必須科目で幅広い知識の土台を築いた後、選択科目で特定の分野や業界に特化して学習します。 

必須科目の一例:

  • デジタルマーケティング、ブランディングと戦略
  • アカウンティングと経済
  • リーダーシップ

選択科目の一例:

  • コーポレートファイナンスとクラウドファンディング
  • アントレプレナーシップとクリエイティビティ
  • マーケティングコミュニケーション
  • マネジメントコンサルティング

なお、Distance Learning MBAコースは、英フィナンシャルタイムズの2021年度Online MBA Rankingsにおいて、「世界でもっとも金額に見合った価値がある(1st in the world for value for money)」コースに選ばれました。

通常のMBAプログラムで学習する内容に加え、 サーキュラーエコノミー(循環型経済)について学べるコースです。

サーキュラーエコノミーとは、廃棄されていた製品や原材料を「資源」としてとらえ、リサイクル・再利用などで活用して循環させる経済モデルのこと。本コースでは、サーキュラーエコノミーの基礎を学ぶとともに、現代の社会や環境、ビジネスが抱える課題に取り組むために必要なスキルを習得できます。比較的新しい概念として注目を集めていることから、知識・スキルを身に着けることで新たなキャリアをつかむきっかけとなります。

あわせてチェック!

一方で、ブラッドフォード大学のドバイキャンパスではExecutive MBAコースを提供。オンライン学習に加えて対面でも授業を受講できるコースで、シニアレベルで活躍したいビジネスパーソンに必要な多様なスキル(ファイナンシャルスキル、ヒューマンスキルなど)を身に着けられます。こちらも、2~3年をかけて学位を取得できるパートタイムコースです。

手厚いオンライン学習サポートも魅力

自分のペースで学べる反面、孤独に感じてしまう可能性もあるオンラインコース。ブラッドフォード大学のSchool of Managementでは、バーチャル学習環境(VLE)を活用し、講師陣やクラスメイトと議論を交わしながら学習を進めることができます。 

VLEを通して提供されているもの:

  • パワーポイントスライドと講義の録画
  • 講師陣とのライブチュートリアル用のZoomへのアクセス
  • 学術雑誌、業界誌、新聞など講師陣が選んだ文献
  • 学習分野に関する知識と理解を深めるのに役立つ、オーディオやビデオクリップ など

また、オンラインで学ぶ学生は、オンライン図書館が所蔵する、数千にのぼる学術雑誌、市場レポート、教科書にアクセスが可能。専任の司書がおり、論文や文献の抜粋、企業レポートなど、さまざまな資料のコピーを学生に提供しています。

おわりに

柔軟なカリキュラムを提供しているうえ、オンライン学習サポートも充実しているブラッドフォード大学のビジネススクール。「仕事を続けながらMBAを取得してキャリアアップしたい」「プライベートともバランスを取りながら学習したい」とお考えの方に特におすすめです。

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