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SDGsに取り組む世界大学ランキング”THE Impact Ranking”が発表!1位は英国の名門大学

2位はオーストラリアのシドニー大学!1位は・・・?

現在、”SDGs” の略称で世界で大きな注目を集める、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)。日本では最近になってよく耳にするようになりましたね。SDGsは、2015年の国連でサミットにて決定した「今後15年で達成を目指す17の開発目標」のことを指しています。ちなみに読み方は「エス・ディー・ジー・エス」ではなく、「エス・ディー・ジーズ」になります。

この目標に対して、各国の大学たちも自分たちの強みとなるよう積極的にSDGsに取り組んでおり、Times Higher Education(THE)が発表した2021年度 ”Impact Ranking” で評価付けが行われました。

栄えある1位を獲得したのはイギリスのマンチェスター大学!2位はオーストラリアのシドニー大学、続く3位は同じくオーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)という結果に。

どのようなポイントが評価に繋がったのか?世界が注目するSDGsの取り組みとはどのようなものか、見ていきましょう。

世界第1位を獲得したマンチェスター大学が行うSDGsの取り組み

イギリスのマンチェスターの街にキャンパスを構える、マンチェスター大学。創立の起源は1824年までさかのぼる長い歴史を持ち、ノーベル受賞者はオックスフォード大学、ケンブリッジ大学に続きイギリス第3位、世界大学ランキング(QS World University Rankings 2021)でもTop30にランクインしている、ラッセル・グループ所属の名門大学です。
常に最先端の研究を進め、世界に貢献を続けるマンチェスター大学は、下記のようなことに取り組んでいます。

  • The Worksという組織運営に携わり失業者の職場復帰を支援、4,000人以上がこの支援のおかげで職を得る。
  • マンチェスター大学の歯科学部生は、トレーニングの一環として地域の低所得者やホームレス患者に治療を提供。キャンパス内にある歯科医院では年間約2,000人の患者に無料の治療を行う。
  • イギリス初のキャンパス内に拠点を構えるフードバンクを学生達が立ち上げ。また、貧困女性へ生理用品、手指消毒剤などを提供するグループもあり、学生も率先して取り組みに参加。
  • マンチェスター博物館と、現代アート美術館であるウィットワースアートギャラリーの運営を通し、気候変動、持続可能性、自然生態系の問題について様々な取り組みを何十万人もの一般市民や学校の子供たちに発信。
  • 2038年までに温室効果ガスの排出をゼロにすることを目指す。
  • SDGsに取り組む機会を増やすため、全在学生が参加できる “Ethical Grand Challenges” を実施。

この他、SDGsの17の目標に沿って水質、農業、電力など、政府・企業とのプロジェクトにも多数関わっています。世界、特に地域への貢献力の強さを感じられるのではないでしょうか。

留学先の大学を選択する上で、学生や教師陣が一丸となって世界問題に取り組めるシステムができているというところも、ひとつのポイントですね。

THE Impact Ranking 2021 Top10

1位 マンチェスター大学(イギリス)

2位 シドニー大学(オーストラリア)

3位 ロイヤルメルボルン工科大学(オーストラリア)

4位 ラ・トローブ大学(オーストラリア)

5位 クイーンズ大学(カナダ)

6位*同率 オールボー大学(デンマーク)

6位*同率 ウーロンゴン大学(オーストラリア)

8位 ユニバーシティ・カレッジ・コーク(アイルランド)

9位*同率 アリゾナ州立大学・テンピキャンパス(アメリカ)

9位*同率 オークランド大学(ニュージーランド)

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