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日本国内で大学進学準備コース(ファウンデーションコース)受講後、夢のリーズ大学へ進学!~国内受講のメリットや実際に受講した感想をご紹介~

この記事を書いた人

Yukinaさん

2022年9月よりイギリスのリーズ大学学士課程「Sociology BAコースに留学中。

ニューヨークの語学学校に短期留学後、事務職や飲食店で働きながら、さらなる英語力向上のため、東京の外国語の専門学校に入学。卒業後は長期留学を目指し、大学進学準備コース(NCUK IFY)に入学し、加盟大学のリーズ大学へ進学。

皆さん、こんにちは。リーズ大学で社会学を専攻しているYukinaと申します。

今回は海外大学進学をお考えの皆さまへ、私が実際に留学前に国内で受講した大学進学準備コース(NCUK IFY)について、私の体験談も交えながら解説します。

大学進学準備コースってなに?受けないといけないの?

大学進学準備コースとはよくイギリス留学において「ファウンデーションコース」と呼ばれます。日本の高校生もしくは私のように大学を卒業していない社会人の方で学士課程に進みたい方は、一般的にファウンデーションコースに参加する必要があります。理由としてはイギリスでは高校生のうちに大学で学ぶ専攻分野の基礎科目を学習しており、大学1年次から専門課程が始まるため、日本の学生はこの基礎(つまりファウンデーション)を別途築く必要があるのです。

ファウンデーションコースの中では専攻を学ぶための基礎知識をつけられることはもちろん、授業についていくための英語力や学習スキルを磨くことができるので、学士コース受講に向けての準備もできて安心です。

ファウンデーションコースを受講できる教育機関の種類としては、
①大学付属のファウンデーションコース
②現地の民間教育機関(予備校のようなところ)で開講されるファウンデーションコース
③国内で受講できるファウンデーションコース
の3つが主にあります。私もこの3つの選択肢があったわけですが、中でも国内で受講できる大学進学準備コース(NCUK IFY)を選んだ理由について紹介していきます。

私が大学進学準備コース(NCUK IFY)を選んだ理由

①費用を大幅に節約できたから!

NCUK IFYは日本国内で受講できるので、純粋に現地での滞在費と生活費を節約できます。一年間イギリスに滞在しての受講となると、そのコストはかなりの高額になります。そのためここを節約できるということは、大学進学にかかる全体の費用を考えても、かなり嬉しいポイントでした。

②短期集中で卒業までの時間を短縮できたから!

イギリスの大学は基本的に9月入学が採用されています。そのため、多くのファウンデーションコースも9月にスタートし、1年間の受講となります。しかし、NCUK IFYは多くの日本の高校生が卒業する3月後半から約5か月間で修了できる「短期集中型」を採用しています。大学卒業まで通常4年かかるところを3.5年に短縮できるのは、社会人になってから留学する私にとって、とても魅力的でした。

③イギリス主要大学への進学保証がついていたから!

学歴コンプレックスを持っていた私にとって、イギリスの名門校に進学したいという気持ちがあったので、NCUK IFYの提携大学の多さや進学保証制度は受講を決めた大きな理由の1つです。提携大学の中にはイギリスの名門大学群であるやラッセル・グループの大学も含まれています。またコースを一定の成績で修了するとNCUKの加盟大学のいずれかへの進学が保証されます。

実際にコースを受講してみて…

月曜から金曜まで、朝から夕方までみっちりある授業

私が受講した際はコロナ禍であったため、授業はすべてリモートで行われました。一日中、画面との睨めっこでしたので、眼精疲労と肩こりとの戦いで、正直辛かったです。また、通常は1年ほどの時間をかけるカリキュラムを5ヶ月という短期間で仕上げるため、頭がパンクしかけていました(笑)。

特に、私は数学が苦手だったため、授業後も寝るまで復習をしていました。やはり、現役の高校を卒業したばかりの生徒さんたちと比べたら、数学はかなり不利でした。とはいえ、ビジネス学や社会学では、年の功的に知識があったため、さほど苦労はしませんでした。現役生の他の生徒さんたちはこれらの科目で少し苦戦していると言っていたので、コース全体を通して言えば、大人だから圧倒的に不利であったということはなかったです。

またエッセイの書き方や参考文献の参照方法など、大学の授業を受ける上で必要不可欠なことも教えてもらったため、進学後の大きな助けとなっています。もし、これらの知識がないまま、入学していたらと思うとゾッとしてしまいます…。

個性豊かで丁寧にサポートしてくれる講師陣

▲授業中に講師とクラスメイトと撮ったスクリーンショット

講師陣は個性豊かで、とても優しい人たちばかりでした。授業でわからないと言ったら細かく丁寧に教えてくれることはもちろん、授業が大学進学後に役に立つ知識を与えてくれる機会もありました。また、スライドなどを工夫し、オンラインでの授業の理解度をより深める工夫もしれくれて、とてもありがたかったです。

講師陣には精神的にもかなり支えてもらいました。画面越しでも、生徒一人一人の小さな変化に気づき、個別に大丈夫か?といった確認をしてくれることもありました。私が数学がわからなくて悔し泣きしてしまった時、寝不足で体力的に削られていた時、プライベートごとで少し不安なことが起こった時など、とにかく細かいところまで変化に気づき、支えてくれました。彼らの存在には、今でも感謝しても仕切れません。今こうして、1年前を振り返りながら、この記事を書いている最中でも、当時を思い出し、感極まってしまうくらい感謝に気持ちでいっぱいです。

年齢は離れていても支え合えたクラスメイト

▲リーズで、初めて実際にクラスメイトに会えた時に撮った写真

コロナ禍であったため、留学を考える人が少なかったためか、コース参加者は私を含め三人だけでした。しかし、少人数での学習環境だからこそ学生同士での助け合いも盛んだったと感じています。お互いの学習を支え合うことで、連帯感が生まれ、学びがより楽しく、充実したものになりました。

年齢は離れていますが、私にとって、とても頼りになる仲間です。今でもSNSを通じて、近況を報告し合っています。

読んでくださった皆さまへ

今回は大学進学準備コース(NCUK IFY)について解説しました。

私はNCUK IFYを受講したことで、留学においての時間と費用を全体的に節約することができて、さらに大学進学前に、手厚いサポート体制の中で、大学進学後に必要な知識とスキルを得ることができました。このコースを受けたことで、無事にリーズ大学に進学することができましたし、大学生活を充実したものに出来ていると感じています。

イギリスへの大学進学をご検討中の皆さんに、私が自信を持っておすすめできるコースです。私のように留学の時間やお金を節約したい方、日本人学生の特徴を理解し、丁寧にサポートしてくれる講師陣のもとでファウンデーションコースを受講したい方は、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。

リーズ大学について

リーズ大学(University of Leeds)は1904年に設立された大学で、イングランド北部リーズにキャンパスを置きます。QS World University Rankings 2023では、世界TOP100に選出されたイギリス名門大学で、研究部門を強みとするイギリス名門校群「ラッセル・グループ」に所属しています。学生数39,000人以上の大規模校で、137か国から学生が集まる「留学生に人気な大学」としても有名です。特にビジネススクールは三大ビジネススクール認証機関であるAACSB、AMBA、EQUISのすべてからトリプル認証を受け、国内外から注目を集めています。