カリキュラム

大学院留学準備コース(準修士課程) / NCUK Master’s Preparation

大学院留学準備コース「NCUK Master’s Preparation(MP)」の2本柱

海外大学院留学準備コースでは、EAP(アカデミック英語)と、リサーチメソッド(研究方法)のそれぞれが評価され、
英国大学連盟(NCUK)の規定に沿った評価方法で最終成績が出されます。

EAPとは?

「English for Academic Purposes」の頭文字をとり、アカデミック英語総称として留学準備では頻繁に使われる言葉です。膨大なリーディングをこなすスキルや講義の際のノートの取り方をはじめ、エッセイや修士論文(Dissertation)の書き方、英語でのプレゼンテーションの方法など、反復練習による実践的なスキルを取得します。さらに、大学院へ進学した後に行う修士号取得のための研究や論文制作をより円滑に進め、積極的に授業に参加する力も身につけます。具体的には、下記の4つのスキルを習得できます。

■アカデミック・ライティング

主に大学院レベルで必要となる、論文のスキルを身に付けます。決められた引用・参照方法や参考文献リストの方法に従って書く練習をし、アカデミック・ライティングの規則を身に付けた上で本番の修士コースをスタートできます。これらの規則に従わない論文はPlasiarism(盗作・剽窃)の罪に問われ課題の落第点はもちろんのこと、修士コースからの除外となることもあります。

■アカデミック・リーディング

大量の文献を短期間で読みこなし、論文に効果的に引用するためには、単に読むスピードのみならず、文献を選ぶための視点、大意を掴み更に必要な部分を的確に選択できることが大切です。単なる速読ではない、本来必要な読み方を身に付けます。大量の情報を分析する力をつける扱うビジネスなどの場でも、役立つスキルですもあります。

■アカデミック・リスニング & ノートテイキング

長時間の講義で提供される情報を瞬時に整理してメモにまとめられる力をつけます。

■アカデミック・プレゼンテーション

効果的な説明法、プレゼンに必要なスキル、表現などを学び、繰り返し実践の機会を持ちます。ビジネス・プレゼンとは異なるアカデミックなプレゼンスキルを身につけます。

Research Methodとは?

研究方法のことです。質的研究方法論・量的研究方法論をはじめ、効果的なリサーチの仕方を学び、それを自身の分野に当てはめて計画を立てて実践することによって、研究の計画から実施、論文にまとめる過程を経験します。ご自身の専門分野の講師より個別指導を受けながら進め最終的にリサーチ結果を5,000ワードの論文にまとめ発表します。

実際の修士課程では、一般的に12,000~20,000語(紙でいうと約1cm~2cmの厚さ)の長さが求められます。限られた時間内に小さい修士論文を経験することで、本番の修士コースの論文にかけるべき時間や内容についてのプランニング力、リサーチと論文の関係など、総合的に学んで身につけることができます。

リサーチメソッドのカリキュラムではPSPP(統計解析のソフトウェア)など、有効な研究ツールを実際に使用し、本番さながらのリサーチを行うこともできます。

the graph for コースの流れ section

その他の履修科目

■Subject Modules(専門科目)

国際政治学の専門講師より社会科学の講義を受けます。海外大学院や将来のキャリアにおいて必要な国際的視野、社会を分析する能力などを身につけます。

■ゲスト講師

毎年、NCUK加盟校をはじめ、世界トップ大学から教授やアカデミック・スタッフを迎え、特別講義が行われます。過去には、サセックス大学国際開発学の学部長によるモデル講義のほか、ハダースフィールド大学MBA教授、クイーン・メアリー(ロンドン大学)大学院準備コース講師、バーミンガム大学TESOL教授・MBA教授が講義を行いました。

■英国オリエンテーション・ICT

現地で成功するための英語力、アカデミック文化の相違について理解するための講義のほか、リサーチやキャリアにおいて必須のICT(情報通信技術)に関しても英語で講義を受けます。

NCUK Master’s Preparationについての
お問い合わせはこちらから

お問い合わせ