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留学先で日本人と交流すべき?大学院留学した私が感じた3つのメリットをご紹介

この記事を書いた人

Ishii Takehiroさん

2022年9月よりイギリスのリーズ大学ビジネススクール修士課程「Full Time MBAコースに留学中。

東京理科大学理工学部を卒業した後、大手メーカーに入社し、国内営業を経て、事業企画や海外拠点のマネジメント業務に従事。その後、営業人材の育成と紹介をしている株式会社アルヴァスデザインに入社し、新規開拓の営業、教育コンテンツの開発や講師としての登壇、社内の人事制度の立案、ワークショップ会場の設計など多岐にわたって業務に携わる。

皆さん、こんにちは。留学を検討されている方からよく相談されることの1つに「留学先での日本人との付き合い方」があります。

本日は留学先で多くの日本人と交流する機会があった私が、日本人と交流する3つのメリットについてお伝えしていきたいと思います。

日本人だからこそ頼れるシーンも?日本人と交流するメリット3選!

前提として、日本人との交流頻度に「これが正しい」という正解はないため、人ぞれぞれ、自身の状況にあった付き合い方を見つけていくことが大事だと思いますが、留学してみて個人的にはある程度の交流は有益だと思いました。ここからは、留学先で日本人と交流する3つのメリットについてお伝えしたい思います。

メリット①トラブルは日本語でスピーディーに解決!

ほとんどの留学生は渡航先で初めての留学生活を送りますが、初めて生活をする国ではトラブルがつきものです。

例えば、「携帯がうまくつながらない」「クレジットカードが使えない」「Wi-Fiがつながらない」「コインランドリーの使い方がわからない」など、これらのことをあげるとキリがないほどです。授業についていくのも大変な中、生活のことまで負担が増えるのはとても大変なことです。

トラブルを英語で乗り越えることも重要ですが、学業にしっかり時間を割くためにも、ここは日本人を頼って解決することが時間短縮になり得策です。実際に私は、リーズ大学の大学院メンバーでLINEグループを作って、皆で色々な問題を共有して解決し合っていました。

メリット②たまには母国語でストレス発散!

慣れない留学生活では、ストレスがつきものです。英語に慣れないというのはもちろんのこと、現地の気候や課題の多さにメンタルがやられてしまうこともあると思います…。

そんな時は、日本人同士でおしゃべりすると良いストレス発散になります。私は、ビールが大好きだったので、「ビールの醸造所を巡る会」を作って、定期的に日本人だけで集まることによって気分転換していました。

メリット③似たような英語学習の悩みを持つ者同士で情報共有!

海外にいるとたまに耳にするのが、「私は英語を学びたいから、日本人とは話したくない」というスタンスの方です。

個人的に、この考えを否定するつもりは全くありません。しかし、英語学習に対して似たような悩みを抱える日本人同士だからこそ現地で英語力を向上させるヒントを共有することができます。

例えば、日本国内で英語学習をする場合、耳にする英語はアメリカ英語を中心に、イギリスやオーストラリアなどの英語圏の発音が多くなります。しかし、実際のクラスメイトは非英語圏出身の学生も多く、さまざまな発音やアクセントで話します。そのため、私をはじめ、中国やインドなど聞き慣れないアクセントの聞き取りにつまずいてしまう日本人の友人が多かったです。

私は英語力をさらに向上させて、さまざまな英語に慣れたいと思い、日本人の友人に相談したところ、リーズ大学で行われているLanguages Exchangesについて教えてもらいました。これはお互いに学びたい言語を教え合うプログラムで、実際に私は日本語を学びたいイギリス人とパートナーになることができ、英語を教えてもらうことができました。

読んでくださった皆さまへ

今回は、留学先での日本人との付き合い方についてお伝えしました。

留学先での日本人との付き合い方に対する考え方は、人によって異なるかと思いますが、私が今回お伝えした3つの観点は、どの留学生にとってもメリットがあることではないでしょうか。

私にとってリーズ大学に通う多くの日本人との交流は、これからの人生において豊かさをもたらしてくれたと思っています。慣れない環境下で生活した仲間だからこそ、強い絆が生まれ、日本に帰ってきた後も交流が続いています。日本での仕事のこと、将来のキャリアなどについて、語り合い、助け合っていく、そんなかけがえのない仲間に出会うことができました。

皆さんもぜひ留学先で日本人とうまく付き合いながら、充実した留学生活を過ごしてください!

リーズ大学について

リーズ大学(University of Leeds)は1904年に設立された大学で、イングランド北部リーズにキャンパスを置きます。QS World University Rankings 2023では、世界TOP100に選出されたイギリス名門大学で、研究部門を強みとするイギリス名門校群「ラッセル・グループ」に所属しています。学生数39,000人以上の大規模校で、137か国から学生が集まる「留学生に人気な大学」としても有名です。特にビジネススクールは三大ビジネススクール認証機関であるAACSB、AMBA、EQUISのすべてからトリプル認証を受け、国内外から注目を集めています。