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【連載:留学体験談】クリエイティブライティング(詩の創作)を学びにイギリスへ!⑤ノリッチで過ごす冬~地元の本屋さんやスープ、お菓子を堪能~

K・Hさん

2022年9月からイギリスのイーストアングリア大学修士課程「MA Creative Writing Poetryに留学中。

イーストアングリア大学へ留学中のK・Hさんからのリアルな留学体験談を連載でお届けします!

今回は、K・Hさんが冬休み中に楽しんだノリッチの本屋さんや冬にぴったりなスープやお菓子について詳しくお伝えします。

大学院留学をご検討中の方やイーストアングリア大学に興味がある方はぜひお読みください。

現地から留学体験レポートをお届けします!

みなさん、こんにちは。2023年もいよいよ始まり、今年も引き続きイギリス、ノリッチでの留学生活についてもお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

毎週行くノリッチの本屋さん

私の大学院のクリスマス休みは1月いっぱいまで続きます。1月の前半は課題に明け暮れて、なんとか提出が終わり、ほっとするのもつかの間、さっそく新学期の準備が始まります。新学期の授業の課題図書がさっそくウェブサイトで開示されているので、まずはそこから取り掛かります。最近の資料は多くがネットで読めるものが多く、デジタルアーカイブの作成がどんどん進んでいるんだなあ、と常々思います。私はパソコンや電子機器の画面で文章を読むということが苦手で、環境によくないということに胸を痛めつつ、必要な資料はプリントして読むことが多いです。

また、本が一冊丸々授業の課題図書で出ている場合は値段にもよりますが、買ってしまうことがほとんどです。大学で図書館員さんに本について伺った時も、「物理的なスペース不足のために、本をむやみに増やさないように気をつけている」と言っていました。私も日本への帰国を考え、本などの特に重いものは、持ち帰るのが大変になるため、あまりむやみやたらに増やさないようには気をつけているのですが、やはり洋書は日本では手に入れづらいため買ってしまいます(持ち帰る送料が日本から本を発注する値段と変わらないかもしれませんが…)。

また、私はインターネットで発注するよりも本屋さんへ向かい、本をみながらうろうろして買うことが好きなので、ノリッチの本屋さんにも毎週足を運びます。イギリスにはWater Stones というチェーンの本屋さんがあり、私もたまに利用しますが、多くの場合は地元のこぢんまりとした本屋さんで買い物をします。学生割引のかわりに10£で1スタンプをもらえるスタンプカードがあり、10ポイントためると本が1冊無料、というサービスを行っています。在庫がない本はお願いすればすぐに取り寄せてくれますし、店員さんとお話しすることもできて楽しいです。

また、課題に必要な特別な本を前もってインターネットで発注していたにも関わらず、間に合わず困っていた時にこの本屋さんに相談したところ、本の出版社の方と知り合いだったため、口をきいてもらい、電子コピーを送っていただけたこともあります。課題には無事に間に合い、たくさんの感謝の気持ちを表すためにも今週もまた本屋さんに出かけていこうと思います。地元の本屋さんとつながることは一つの街で生活することによって得られる楽しい体験です。

寒い冬を乗り越える、イギリスのポテトリークスープ

最近ふらっと立ち寄ったカフェで軽いランチを済ませようと思い、イギリスに来て何度か見かけていて食べたことがなかったリーク(Leek:リーキ、ポロネギとも呼ばれます)とポテトのスープを頼みました。リークという野菜自体も、イギリスに来てから初めて食べ、大変気に入った食材の一つです。日本の長ネギより少し太く、見た目や触感の特徴はネギそのものなのですが、辛味がなくとても食べやすいです。繊維が多いのでじゃがいもとスープにするとどうなるんだろう、と思っていたのですが、出てきたものはポタージュタイプのスープでした。なめらかで、お野菜の味がしっかりあると同時にスパイスの味も効いていて、重みもあって、とても幸せな気持ちになるスープでした。

重みがあるスープというのは、主にチャウダータイプのスープ(牛乳やクリームを使ったスープ)を想像しますが、チャウダーというのはアメリカ、あるいはカナダで人気があるタイプのスープでイギリスにはほとんどありません。イギリスに到着して、クラムチャウダーが好きな私がスーパーのスープ缶コーナーをうろうろしたところ、クラムチャウダーを見つけられず、非常にショックを受けて、いろいろなスーパーを探し回りました。

様々な材料と根気が必要なレシピなので、どうしても自分で作るのは避けたい、でも食べたい、と葛藤していたところ、リークとポテトのスープに出会いました。もちろん、クラムチャウダーとは全く違うスープですが、こっくりとした重みのある新しいスープと出会えて、寒いイギリスの冬も乗り越えて行けそうです。

イギリスのおいしいお菓子三選を紹介します

もともとお菓子をよく食べる私ですが、留学してすっかりその癖は定着しました。3時ごろになると、何を食べようかなと私のお菓子ボックスをごそごそ。今日は私のお気に入りお菓子三選を紹介します。

一つ目のお菓子はイギリスのLotus という会社が出している、Lotus Biscoff Sandwich というクリームサンドタイプのビスケットです。Lotusはとっても有名なイギリスを代表する会社で、あらゆるところで商品を見かけます。アイスクリームのフレーバーなどにもされていたり、クリームタイプになってパンに塗れる用に瓶で売っていたりなど、商品のラインナップも豊富です。その中で私が一番好きなのが、このクリームが挟まったビスケットです。こちらも味が三種類あり、バニラ、チョコレート、ビスコフクリームの中から選ぶことができます。

二つ目のお菓子はTunnock’s という会社が出しているTeacakesというお菓子です。こちらはビスケットの土台にマシュマロクリームがドーム状に盛られ、チョコレートでコーティングされています。名前の通り、ビスケットというより、ケーキに近い形状をしています。こちらはスコットランドの会社が出している商品で、1890年創業という歴史ある会社です。とっても甘いお菓子なので、いつも一つでおなかいっぱいになってしまいますが、お茶を飲みながら勉強の合間の糖分補給として食べるには最適です。

最後はイギリスのお菓子ではないのですが、Bahlsenというドイツの会社が作っているCHOCO LEIBNIZ というチョコがかかったビスケットを紹介します。味は見た目の通り、日本のブルボンが出しているアルフォートと似ていますが、ビスケットはバターベースのシンプルなものです。種類も豊富にあり、ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレート、オレンジ、ミントなどがあります(私のお気に入りはダークチョコレートです)。スーパーに行けば必ず売っており、私もセールの時に買い置きをしています。

今回は私のお気に入りを三つ紹介しました。どれもイギリスのスーパーなどで手軽に手に入れられるものばかりなので、皆さんも機会がありましたらぜひ食べてみてくださいね。

読んでくださった皆さまへ

冬休み中は学期中に忙しくて取り掛かれなかった個人の研究や、読みたくても間に合わなくて積みあがった本、作ってみたかった少し複雑なレシピなど、やりたいことは盛りだくさんなので、相変わらず忙しく充実した日々を過ごしています。来月はいよいよ新学期が始まります。慣れてきた授業の様子や、来月は友人に会いにロンドンへ行く予定なので、ロンドンでの過ごし方についてもお伝えできたらいいなと思います。

イーストアングリア大学について

イーストアングリア大学(University of East Anglia)は1963年に創立された、イギリスのトップ大学の一つ。多くの研究分野での高評価はもちろん、学生満足度が高い点でも知られています。教育・研究については「創造」を重視しており、2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏をはじめ、数多くの著名な卒業生がいます。