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【連載:留学体験談】アメリカ留学経験者が開発経済学を学びに本場イギリスへ!④課題に追われる冬休みを超計画的に過ごす!

Ishii Ryunosukeさん

2022年9月からイギリスのSOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)修士課程「MSc Development Economicsに留学中。

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)へ留学中のIshiiさんからのリアルな留学体験談を連載でお届けします!

今回は、通常課題に追われるイギリス大学院の冬休みにドイツ旅行、日本への一時帰国など旅行も楽しむことができた石井様の超計画的な冬休みについてお伝えいただきます。

大学院留学をご検討中の方やSOASに興味のある方はぜひお読みください。

現地から留学体験レポートをお届けします!

皆さん、こんにちは。クリスマスが終わり、あっという間に年が明けてしまいました。今年は修士課程の2学期が始まるので、また新たな気持ちで取り組んでいければと思っています。

課題以外なにもできない冬休み!?

SOASの冬休みは12月中旬から1月の初週までの4週間でした。冬休みの長さは大学によって異なるようで、マンチェスターにいる友人は1月の末までと非常に長い冬休みがあるようでした。冬休みと聞くと「休み」をイメージすると思いますが、どうやらイギリス大学院の冬休みはなかなか休ませてはくれないということが留学中に判明しました。

冬休みの計画について同じ寮に住む博士課程の方に話していたときに、彼女からSOASの冬休みは課題以外には特になにもできないと脅されていました。実際に確認してみると、ほとんどの課題期限が冬休みの終わりとなっており、冬休みを通して書き上げる必要がありました。

ただ1年間しかない大学院生活で唯一の冬休みですから、寮にこもって課題ばかりになる冬休みは避けたいと思い、自分は冬休みが始まる1ヶ月ほど前からリーディングなどを始めました。授業の中には、冬休み前にレポートのアウトラインを書いて提出しなければいけないものもあり、そういった授業ではアウトラインを全力で作ることにより、冬休み中のレポートの負担を軽減することができました。前倒しで行動しましたが、それでも冬休み中ずっと遊べていたわけではなく、旅行の移動中には基本的にリーディングを行い、午前中は集中して勉強するといったマイルールを作り課題に取り組んでいました。

束の間の休暇を使って旅行へ

課題の話はこのくらいにしておき、冬休み中にできた楽しい思い出についてお話できればと思います。自分の場合は普段忙しく、大学と寮の往復になっている分、冬休みは存分に楽しもうと考え、ロンドンに来る友達の観光案内、ドイツ旅行、日本への一時帰国など、できることは全て詰め込んだ冬休みにしました。

ロンドンはクリスマスシーズン(11月中旬から)になると街中でイルミネーションの飾り付けが行われ、街の雰囲気が変わり歩いているだけで楽しめます。

 

ロンドンのクリスマスもとても素敵なのですが、せっかくならもう少し規模の大きいクリスマスを楽しみたいと思い、少し足を伸ばしてドイツのクリスマスマーケットなどにも行きました。

なかなか日本では馴染みのなかったクリスマスマーケットですが、ドイツのものは規模もお土産などもイギリスよりも少し良いと聞き、格安航空を使ってドイツまで行きました。

現地では異なった雰囲気のクリスマスマーケットが点在し、飽きることはありませんでした。また、クリスマーケットならではのお菓子や雑貨、飲み物などを存分に楽しんできました。

 

クリスマスマーケット間の移動の際に、他の観光地なども巡れることができ、ドイツ旅行は非常に充実したものになりました。イギリスに留学していると近場のヨーロッパにも気軽に行けるので、皆さんもぜひ冬休みを活用して旅行してみてください。

▲ベルリンの壁

冬休みの終盤は、日本で受けなければいけない就職活動の最終面接があったので、日本へ一時帰国しました。日本滞在時は課題の締め切りが迫っていたため、飛行機の中で課題を進めるだけでなく、時差ボケを利用し、毎朝5時に起きてお昼まで集中して勉強し、課題を進めていました。

日本では家族や友人と会う他に、服や日本のお菓子など、「日本で買うと安いけど、イギリスで買うと値段の張るもの」をたくさん買っていきスーツケースをパンパンにして帰りました。

読んでくださった皆さまへ

課題、旅行と盛りだくさんの冬休みとなりました。日本からのお土産としてフラットメイト(寮の友人)に神社のお守りとお菓子をあげたらとても喜んでもらえました。もし日本からのお土産などに迷っている方がいれば、おすすめです。1ヶ月程度の短い冬休みですが、課題との折り合いをつけ、事前に計画を練れば非常に充実した冬休みにできると思います。また旅行などリフレッシュすることでまた授業に集中でき、メリハリを持って生活できるので、皆さんも計画的に動かれてみてください。

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)について

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)は、その名が示す通り、アジア・アフリカ分野を特化した高等研究機関で、多くの大学ランキングで世界トップ級の評価を得ています。教鞭を執る教師陣の多くは各分野を最先端で研究する専門家。キャンパスは大都市ロンドンの中心にあり、英国博物館も目と鼻の先というロケーション。学内の施設で特徴的なものは、なんといってもアジア・アフリカ研究で世界有数の図書館。蔵書数が150万冊を超え、専門学習には最適な環境が整っています。