海外に渡航して真っ先に必要となるのは携帯と現地通貨。すぐ使うことを考えると、現地で準備をするのはちょっと不安です。
この記事ではアンケートを通して得られた、「留学をした先輩たちのリアルな声」をお伝えしていきます!
直前になってから慌てることのないように、余裕を持って準備を進めていきましょう!
携帯に関するQ&A
Q. 日本の携帯は解約されましたか?
・電話番号を維持したかったため、最安のプランで契約を継続しています。(大学院・MBA)
・日本ではドコモの携帯を利用していましたが、インターネット回線は切って、電話番号とメールアドレスを保持できるサービスを申し込みました。 (大学進学準備コース・工学系)
・仕事の関係で必要なので携帯は解約せず、2台で生活しています。(大学院・法学部)
・解約しました(大学院・言語学)
Q. 携帯はどうしていますか? イギリスでオススメの携帯キャリアがあれば教えてください
・ビザ申請時にもらった Lebara というSIMカードを使っています。大学にはWi-Fiが完備されているので、正直携帯のネットワークを使う必要はありません。もし海外旅行を頻繁にする予定があるのなら、ヨーロッパ諸国で対応しているSIMカードを用意するのがいいと思います。(大学院・法学部)
・イギリスの大手キャリアは、EE、Vodafone、O2、Threeです。最安値はThreeですがつながりやすさはEEが一番と聞きました。私はまずThreeでSIMカードをもらいました。このSIMカードは使用するデータをアプリ上で購入し、購入したデータを使い切ったら追加購入できるチャージ形式です。
店頭で契約をする必要がないので、渡航後にすぐに手続きを済ませたい方におすすめです。 (大学院・言語学)
・現地の会社で1年間契約しました。1年後に満期解約なのですが、私の場合はそれ以前のタイミングで帰国したため、早めに解約してもらうのが大変でした。(大学院・英語教授法)
・日本にいる間に、イギリスの大手通信会社を親に持つgiffgaffと契約し、SIMカードも日本の自宅に送ってもらいました。出国直前にアクティベートすれば、イギリス到着日から利用可能ですし、料金引き落としも日本で使っていたクレジットカードが利用できるので便利です。料金も良心的で、Webサイトで希望のプランを設定できます。国際電話契約はオプションで付ける必要がありました(大学院・工学部)
・日本で使い慣れたSIMフリーのiPhoneを持っていき、現地でLebaraのSIMカードを入れて使用しています。 基本的に公共施設はどこでもFree Wi-Fiがあり、今のところLebaraを使用していて問題はありません。他の携帯キャリアだとEEを使っている人も多そうです。(大学進学準備コース・工学系)
・ SIMロック解除したものを日本から持っていきましたが、SIMカードとの相性が悪いせいか使えませんでした。そのため、止むを得ず1万円くらいのスマホを現地で購入しました。通信料月額£7.5(1,498円*1)、2GBプランを使っていますが、大学や寮はどこでもWi-Fi接続ができるので、外出が多くなければ、2GBで十分だと思います。なお、私はTESCOという現地スーパーが出しているTESCO Wi-Fiを使用しています。(大学院・ビジネス)
*1 £1=199.71(2024/6/17付)
旅行ではWi-Fiレンタルをする人が多いですが、大学/寮にはWi-Fiが完備されているため、ほとんどの方がWi-Fi端末は持参せずに渡航しています。ひと昔前であれば、「海外=ポケットWi-Fi」が主流でしたが、最近は携帯電話の通信方法にもさまざまな選択肢があります。機種によってはeSIMを利用できるケースもあるようなので、どのような選択肢があるか、比較をしながら決めてみてください。
銀行・お金に関するQ&A
Q. 日本でいうSuicaのような電子決済は主流でしょうか?
・イギリスはキャッシュレス文化が強く、ほぼ電子決済です。渡英してから現金は一度も使っていません。 (大学院・MBA)
・プリペイド決済はあまり主流ではないですが、クレジットカードやデビットカードのタッチ決済が主流だと思います。ほとんどの店がタッチ決済です。(大学院・法学部)
・電車は事前に鉄道会社のホームページからチケットを購入でき、バスやトラム等はクレジットカードから直接決済できるため、基本的にはクレジットカードのみを使用しています。(進学準備コース・工学系)
・留学生活中に現金を使う機会はほとんどなく、ほぼすべてカードで支払っていました。特に便利なのが、ソニー銀行のSony Bank WALLETやRevolutです。オンライン上で日本円をイギリスポンドに両替し、そのまま現地通貨で決済できるので、おすすめです。 (大学院・言語学)
・ほとんどがデビットカードやクレジットカード決済で、現金不可のお店もあります。ロンドンの公共交通機関では、交通系ICカード(Oyster)が利用できるようですが、私はロンドン在住ではないため利用していません。(大学院・工学部)
・イギリスでは現金よりもカードの利用が一般的なのですが、店側の会計ミスで本来の料金よりも高く請求されていることが何度かありました。レシートを見せて交渉後、支払ったカードに数日後返金されました。あまりないケースかもしれないですが、皆さんも気をつけてください。(大学・看護学)
Q. 銀行口座は開設しましたか?現金/クレジットカードだけで大丈夫でしょうか?
・WiseとRevolutのみ現地で開設しました。 (大学院・MBA)
・キャッシュパスポートを作っておいたので、ATMで現地通貨を引き出すことができました。 (大学院・言語学)
・イギリスの大手銀行では口座を開設する際に、賃貸契約書や公共料金の支払明細書など、留学生にとって手に入れることが難しい書類の提出を求められることが多く、苦労しました。結果的にStarling Bankというオンライン銀行で口座を開きましたが、この銀行は上記のような書類がなくても開設ができたのでおすすめです。(大学院・コンピューターサイエンス)
・円安の影響もあり、銀行口座の開設はしませんでした。クレジットカードがあれば問題ないですが、友達との割り勘をするためにMonzo等のアカウントを作ると良いと思います。(進学準備コース・工学系)
・現地の銀行口座は作っていません。クレジットカードとデビットカードで十分やっていけます。(複数持ちがおすすめ)デビットカードのおすすめは為替手数料のかからないWiseです。現金も多少は持って行った方が良いと思います。(私は20万円分を持っていきました)
また、渡航中は寮費などの高額決済が発生するので、渡航前にクレジットカードの限度額を増やしておくと良いです!(大学院・工学部)
いかがでしたか? 留学経験者のリアルな情報が、皆さんの準備の参考になれば嬉しいです!
カード会社によっては、詐欺防止のために国際決済をストップする会社もあるようです。
渡航してから手続きをするのは大変なので、「海外に長期留学することを伝える 」「限度額を増やす 」など、事前にできることは確認しておきましょう。
また、万が一の盗難に備え、カード情報や問い合わせ先は控えておくと安心です!
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ご興味のある方はご気軽にbeoまでご相談ください。
最終更新日:2024年6月17日