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留学のトータルコストをおさえてオン・オフを楽しもう!学費が手頃なイギリス大学4選

海外へ留学するには、学費をはじめ、居住費や食費、交通費、交際費、保険料などさまざまな出費を想定する必要があります。留学費用の大部分を占めるのはもちろん学費ですが、イギリスの場合、大学の場所やランキング結果、専攻する分野やコースによって金額に差があり、トータルコストをおさえたい方、学生生活のオン・オフをバランスよく楽しみたい方は事前のリサーチが不可欠です。

この記事では、イギリス各地にある、学費が手頃な大学をご紹介します。学費が安いからといって、決して教育や研究の質が悪いわけではないのでご安心を。むしろ卒業後のキャリアに直接つながる知識やスキルを身につけられるので、就職・転職を見据えた留学がしたい方も要注目です!

*記事内の金額はすべて1ポンド=197円で換算(2024年10月時点でのレート)

Anglia Ruskin University(アングリア・ラスキン大学)

イングランド南東部の学術都市ケンブリッジにメインキャンパスを置くアングリア・ラスキン大学。1858年創立のアートスクールを前身に持ち、その後さまざまな教育機関との合併を経てポリテクニック(高等職業専門学校)になり、1992年に大学として認可されました。

そのような経緯から、同大学のコースは非常に実践的。卒業後のキャリアにダイレクトにつながる知識とスキルを学生が習得できるよう、ユニークなカリキュラムを導入しています。たとえば、「Ruskin Modules」は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて何ができるかを学生同士で議論するプログラム。自分とは専攻・分野が異なる学生と議論を進めることで、問題解決能力はもちろん、コラボレーション力や柔軟性などビジネスの現場に欠かせないスキルが身につきます。このような取り組みが評価され、2023年度のTeaching Excellence Framework(イギリスの高等教育機関の教育評価制度)ではGold rating(金賞)を受賞しました。

総合大学としての歴史は短いながらもコースはひと通りそろっており、なかでも教育学や応用言語学、英語教授法(TESOL)、看護学など実践的なビジネススキルも習得できるコースが人気。また、アートスクールを前身に持つことから、今でもファインアートの教育・研究に注力しており、絵本作家を目指す学生のための修士コースは世界的に有名です。

学費は、学士課程で年間約15,900ポンド(約313万円)、修士課程で約15,900~18,600ポンド(約313~366万円)。同じ街にあるケンブリッジ大学は、学士課程の学費が年間27,000ポンド(約532万円)を超えるので、アングリア・ラスキン大学の学費はかなり手頃だといえます。

University of Brighton(ブライトン大学)

イギリス南部の人気リゾート地ブライトンにメインキャンパスを構えるブライトン大学。その歴史はアングリア・ラスキン大学と似ており、1859年にアートスクールとして設立された後、1970年にポリテクニックになり、1992年に大学としての地位を獲得しました。

約18,000人の学生が学ぶ総合大学ながら、学生に対してきめ細やかなサポートを行っているところが特徴。キャリアサポートは特に充実しており、作成したCV(履歴書)に対してキャリアアドバイザーからフィードバックを受けられたり、希望に合うプレイスメント(職業体験)やボランティアを一緒に探してもらえたりします。その影響もあり、2025年度のComplete University Guide大学ランキングでは、卒業生の活躍度(graduate prospects)においてイギリス国内トップ50(イングランド南東部ではトップ10)にランクインしました。

美術学校をルーツに持つことから、現在も芸術系のコースを幅広く開講。ビジネスの視点を取り入れたファッションデザインや、都市計画やインテリアデザインなどについて学べる建築学のコースが特に人気です。また、理学療法学(Physiotherapy)のコースは国内トップレベルで、2025年度のGuardian University Guide大学ランキングでは国内3位に輝いています。

学費は、学士課程で年間約15,900~16,900ポンド(約313~333万円)、修士課程で約14,900~15,900ポンド(約294~313万円)とかなりリーズナブル。また、ブライトンの街は、その海沿いのロケーションと活気あふれる雰囲気から、QS(イギリスの大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ)が発表した2025年度Best Student Citiesランキングのトップ100に選出。メリハリのついた学生生活を送れます。

University of Chester(チェスター大学)

イングランド北西部の古都チェスターにキャンパスを置くチェスター大学。ロンドンから電車で約3時間の距離にあるこの街は、ローマ時代から残る城壁やチェスター大聖堂など歴史を感じられるスポットが数多く存在する観光地です。

チェスター大学は、1839年に教員養成学校としてスタートした経緯があることから、現在も人材育成に向けて実用性を重視した教育に注力。500を超える企業など雇用主と提携し、学生が起業プログラムや有給インターンシップに関わる機会を豊富に用意しています。また、2年間の修士課程コースを多数提供。学生は、1年目に専門知識を身につけた後、2年目のプレイスメントで業界のプロフェッショナルと一緒に仕事をしてスキルをみがきながら、人脈を広げられます。

在校生、卒業生の満足度も非常に高く、2024年度のWhatuni Student Choice Awardsでは学生サポート部門、留学生部門、大学院生部門で最優秀に選ばれ、University of the Year(今年の大学)部門では銀賞を受賞しました。 

観光学、イベントマーケティングの分野が特に人気で、2025年度Guardian University Guide大学ランキング(観光学分野)では国内4位にランクインしています。

学費は、学士課程で年間約13,950ポンド(約275万円)、修士課程で約14,750ポンド(約290万円) 。チェスターの周辺都市にある他大学の場合、一年間の学費が平均16,600~17,750ポンド(約327~350万円)なので、チェスター大学は学費をおさえたい方におすすめです。 

De Montfort University(デ・モントフォート大学)

デ・モントフォート大学

イングランド中部の都市レスターにキャンパスを構えるデ・モントフォート大学。市の中心部に位置しており、街のシンボルであるレスター大聖堂や市庁舎、時計台が徒歩圏内です。1992年にポリテクニックから大学になり、名前もレスター・ポリテクニックからデ・モントフォート大学へと変わりました。

1870年に美術学校として設立された経緯があることから、今もアートやデザイン分野に強く、ファッションデザインやマネジメント、インテリアデザイン、建築など、さまざまなコースを提供しています。また、多くのコースでは、1年間にわたるワークプレイスメントに参加できる制度も。条件を満たしている留学生も参加でき、場合によってはビザの延長も認められるので、現地で就業経験を積みたい方は要チェックです。

学費は、学士課程で年間約15,750~16,250ポンド(約310~320万円)、修士課程で約15,800~17,950ポンド(約311~354万円)。レスターにある他大学の場合、一年の学費が20,000ポンド(約394万円)を超えるので、デ・モントフォート大学のリーズナブルさが伝わるかと思います。

レスターは、イギリスでもっとも活気のある都市第4位(2022年度Top Cities Vibrancy Report)に選ばれた街。また、NatWest社がまとめた最新のStudent Living Index(学生生活指数)において、学生が安く暮らせる街トップ10にランクイン。学費だけでなく、生活費も抑えながら留学生活を満喫できます。

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