荷物の準備って大変ですよね…
旅の場合、「足りなければ買えばよい」「数日の我慢…」と気軽に出発することもできますが、留学でそれを続けるのは出費がかさみ、生活も不便。
海外には品揃え豊富な100円ショップも無いため、いざ必要になったときに「持ってくればよかった!」と後悔する可能性が…
また、留学の準備には「買えば揃うもの」だけではなく、ビザ申請や留学保険など「取得までに時間のかかるもの」もあります。
そこで今回は、直前になってから慌てることのないように、留学前の渡航準備についてご紹介していきます。
皆さんも余裕を持って準備を進めていきましょう!
まずは準備することをリストアップ!
まずは思いつくものをリスト化することをおすすめします!
ひとくくりに「生活用品」とせずに、細分化することで、現地で「あれも持ってくれば良かった!」となる回数がグッと減らせるはず。
空港、大学までの移動、寮についた初日〜翌朝など、自身の動き方をイメージしながら荷物を作って行くと、抜けている物に気付きやすいです。
また、「この日までに準備/購入する」と期限を決め、そのスケジュールに沿って動くと余裕を持って準備することができます。
用意する荷物は大まかに4つの項目に分けられます。
1)貴重品/書類系
事前手続きが必要な書類に関しては「いつまでに準備が必要なのか?」を逆算して準備を進めていきましょう。
また、紛失や盗難に備え、コピー/番号は控えておくと安心です。
・パスポート
・留学保険証書
・入学許可証、成績証明書など
・ビザ書類
・滞在先の詳細
・航空券
早めに購入したいという方が多いと思いますが、渡航日はビザを取得するまで確定できません。購入する場合は必ずキャンセル/変更ができる航空券を購入してください。
・クレジットカード/お金
現在はカード決済が主流のため現金はあまり持っていかなくても良いですが、最低限のお金は日本円と外貨の両方を用意しておくと安心です。
ビザ申請は時間が掛かるうえ、発給状況やルールが細かく変わるため事前準備が肝心です。
効率的にビザ申請を進めるならbeoのサポートもあります!
また、海外に渡航する際、スーツケースが別の国に行ってしまうという事例もあります。
そんな緊急事態に備えて、貴重品や書類系は必ず機内持ち込みの荷物として運んでください。
2)電子機器
電子機器は本体はもちろん、それに必要な充電器やモバイルバッテリーなど、細々した物が多いため入れ忘れに注意!
また、コンセントの変換プラグや変圧器も忘れずに。
日本ではパソコン・携帯を放置したまま注文/トイレに行く光景をよく目にしますが、海外では盗難の恐れがあるため、電子機器の扱いには注意してください。大学内だとしても安心はできませんので図書館や寮などもお気をつけを!
3)薬などの必需品
海外は食べ物や気候が日本とは異なるため、体調を崩しやすいです。
風邪薬、胃薬、痛み止め、漢方薬、目薬、生理用品などは持っておくと良いでしょう。現地でも手に入りますが、病院は予約が取りづらく気軽に行けないため、セルフケアができると安心です。
また、メガネやコンタクトレンズのように、処方が必要な物も入手が大変なため、多めに持参するのがおすすめです。
4)日用品と衣類
海外で手に入る物とそうでないものを考えながら準備をしましょう。
日本人はオシャレな人が多いので、衣類をたくさん持っていきがちですが、洋服、靴、カバンなどは最小限で大丈夫。海外の学生はパーカーとジーンズなど、シンプルな服装を好む人が多いです。
着飾っていると盗難に遭う恐れもあるので、持ち物は厳選しましょう。
<1週間をイメージして荷物を詰めよう>
- 洋服、下着、タオル、パジャマなど
- 洗面用品
- 授業で使うもの(文房具、ノート、電子辞書など)
- 通学用バッグ
- 電子機器
- 薬などの必需品
- 食品系(インスタント味噌汁、スープ、お茶など)※検疫対象をチェック
- 折り畳み傘
- ハンガー数本(あると便利)
- 小分けのシャンプー、洗剤なども生活が整うまで便利
現地でも調達できるとはいえ、渡航してから数日はとても忙しいです。
すぐに洗濯ができる環境かどうかもわからないので、着替えやタオルは少し予備も持っていくと◎。
どうしても荷物が収まらない場合、荷物を郵送するのもひとつの選択肢です。
ただ、海外輸送(特に船便)は配送に時間を要します。(平均2~3か月)
例:季節の服(冬用コート、セーターなど)、日本のお菓子や調味料、インスタント食品など
また、時々スーツケースを複数持って行く方を見かけますが、これは本当におすすめしません。
空港から大学までの道のりは階段、坂などがある可能性も高く、はじめての国で身動きがとれないのは危険も隣り合わせです。
今回は留学のための準備品についてご説明しました。必要なものを全部持っていけたら理想的ですが、現地調達が必要になる可能性は高いです。
そのため、事前にGoogleマップなどを活用し「どこで何を買えるか」目星をつけておくと現地についてから早めに行動に移せます。準備は大変ですが、充実した留学生活を送るためには事前リサーチはとても大切です。
中には留学準備と同時並行で日本の住まいを解約・退去する人も多いと思います。
このタイミングで「 必要・いらない」を分けておけると、後々のパッキングが楽になるので、渡航のイメージは早めに掴んでおきましょう。
以下のようなページも参考にされてみてください。
・外務省 海外安全ホームページ
・厚生労働省検疫所 FORTH
beoはいつの時期も、留学実現を目指す方を応援しています。
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最終更新日:2024年7月9日