こんにちは、サセックス大学に留学しているKanaです!
前回のコラムに続いて、第2弾は勉強にかかる費用をどう節約するかについてです。
まだ、最初のコラムを読んでいない方はこちらからチェック↓
【連載:留学体験談】月200ポンドでイギリス留学生活を楽しむ ①「物価が高い」は迷信?生活費と節約術を公開!
このコラムでは、一見正しいようで、実は正しくないこともある「留学は高い」 という留学への漠然としたイメージから、「何にお金がかかり、どう節約できるのか」ということを目的に、私の経験を踏まえてお話ししています。最終的には、「どうしたら留学費用を工面できるのか」という具体的なところまで落とし込んでいただくことで、留学がより身近に、自分の将来を広げる選択肢の一つとして考えてもらえたらと思っています。
図書館を最大限に活用

留学に関わる費用は学費(授業料)や寮費だけでなく、携帯代や教科書代など、都度必要になるお金があります。そのなかでも特に勉強にかかる費用は大学やコースによって異なるため、一概に言えない、見えてこない数字があります。
たとえば、サセックス大学で国際関係学と開発学を学ぶ私の勉強に関わる費用は、基本的には0円です。イギリスの大学では、各授業で毎週リーディングの課題が1、2つあります。それは、アカデミックな論文、オンラインの記事、または教科書の一部であることが多いです。アカデミックな論文に関しては、学校の図書館を通してアクセスする電子ジャーナルから自分でダウンロードして読むことになります。電子ジャーナルへのアクセスは学費に含まれているので追加で支払う必要はありません。
教科書に関しては買うかどうかというところにはなりますが、基本的には学校の図書館にあることが多いです。数に限りはありますが、図書館で借りて事前学習が行えれば、買う必要はありません。そのため、結果的に0円になります。
図書館を最大限活用するように勉強をすると、勉強に関わる費用は学費で支払っている部分内におさめられます。サセックス大学の図書館には、大きなスクリーン付きのPCもあるため、大画面で勉強したい人も無料で使用することができます。ただ、これは社会科学系を勉強していて、ラボを必要としていないからというのもあります。そのため、勉強にかかる費用について、やはり「いくらかかります」とはっきりいうことはできませんが、図書館を最大限に活用するのはかなりおすすめです。

もし、勉強に関わるリーディングではなく、娯楽としての読書を楽しみたい場合も、1冊ずつ買うのではなく、市内の図書館で図書カードを作成するのがおすすめです。私の留学生の友人は、「何冊も本を買うと、帰国時に持って帰るのに困るため、市内の図書館を利用している」と言っていました。それを聞いた時、「節約だけでなく帰国時のことを考える」、そういう考えもあるのかと思ったことを覚えています。
勉強面の話に戻すと、私は将来的に修士課程に進み、自分の研究を行いたいと思っています。そのため、その分野の教科書やそのほかの有益な本は買うようにしています。私のように、手元に本を残しておきたい方のために、その際の節約方法も次のセクションでお話しします。
手元に残したい本は中古で購入
手元に本を残したいけれども節約したい場合は、主に2つの方法があります。1つ目は中古で購入する方法、2つ目は先輩などに譲ってもらう方法です。このセクションでは、私も利用する中古で買う方法についてお話ししていきます。
① 市内にある古本屋へ行く
ブライトンの市内には、Amnesty International(1961年に発足した世界最大の国際人権NGO)が運営する書店があります。こちらには、社会科学系の本や小説が置いてあるので、お目当ての本がここで見つかるとお得に購入することができます。
② Amazonで中古本を買う
イギリスのAmazonでは、クリスマス近くになるとブラックフライデーのセールが行われます。その際には、本も安くなることがあるので、そのタイミングでほしいものを買うのはおすすめです。ただ、中古本よりは高くなるので、まずは中古本から探してみる方が安く手に入ります。
③ eBayで買う
eBayとは、世界最大級のオークションサイトです。本を検索し、もし売られていればこちらで買うと比較的安く購入できます。ただ、しっかりと売り手の情報や評価を確認したり、送料がかかるかどうか、何日で発送されるかなどをチェックしたりする必要はあります。
④ Vintedで買う

Vintedとは、日本でいうフリマサービスです。日本では利用できないサービスなので馴染みがないとは思いますが、メルカリと近いサービスであるため、出品者の情報や評価、送料、また届かない際の保証などをしっかり確認しておくことをおすすめします。やはり正規の金額よりかなり安く購入することができるので、私も愛用しています。
私の経験では、学校の教科書類はAmazonで中古本を購入することが多いです。個人的には、使い慣れているサービスなので一番信頼できるという点と、届くまでの日数が早いことが多いため使うことが多いです。一方で、小説など趣味で読む本は、特に急ぐ必要がないので、VintedとeBayで購入することが多いです。
新品でほしい場合に私が利用しているのは、WaterstonesやWHSmithなど書籍や文房具を売る店です。Waterstonesでは学割が利用でき、WHSmithもUnidays(学割サービス)の登録があれば学割が使えるため、比較的お得に購入することができます。ただ、やはり中古で買うよりは高くなってしまうので、新品で必要な場合のみ利用するようにしています。
縦と横のつながりが大切
日本と同じように、やはりイギリスでも縦や横のつながりが多いと心強いことが多々あります。
教科書の件で言うと、教科書を買う人がどのくらいの割合でいるかはあまりわからないのですが、私は2年生の時に必要な教科書を先輩に譲ってもらった経験があります。国際関係学の基本となる教科書だったので、できれば手元に残したいと思っていたものでした。そのため、節約もできて非常にありがたい経験になりました。また、先輩との関係は、選択科目を選ぶ際にも非常に勉強になります。どういう課題が出るのか、どのようなことを学ぶ科目なのか、良い成績を取るために注意しておくべきこと等のアドバイスを受けることができるので、縦のつながりを作ることは大切です!
どこでそういうコネクションを作るのかについても、ここで少し触れたいと思います。結論から言うと、コースに関わるようなサークルに入る、学科が行っているイベントに参加する、学校内でアルバイトをすることがおすすめです。
まず、留学が始まってすぐは友達ができるかどうか、ということが非常に不安なのではないかと思います。その時にさまざまなことに手を伸ばしすぎると、自分の容量を超えてしまいやすいです。最初の数か月は「楽しい」という気持ちで乗り切れることが、徐々にしんどくなってしまう可能性もあります。そのため、留学が始まってすぐは、フラットメイトと仲良くなることなど横のつながりを広げておくのが、心の安定のためにも、非常に良いと思います。そして、少し慣れてきた段階で、縦のつながりを広げていくとさまざまなチャンスにつながります。

たとえば、サセックス大学では、コースに関わるサークルがかなりあります。私の例で言うと、Development SocietyやInternational Relations Societyなどです。どちらのサークルも、少なくとも1か月に1回はイベントを開催しているので、参加してみることで普段はあまり出会えない先輩や後輩と出会うことができます。そこから、どのコースに所属しているか(「国際関係学と言語」や「国際関係学と人類学」など)やどの選択科目を取っているか、どんな勉強をしているかを聞くことができ、そこから友人を増やすことにつながります。
また、私の経験上、学校内のアルバイトをすることもおすすめです。同僚は基本的には同大学の学生であるため、学年やコースを問わず友人を作ることができます。私の一番仲の良いイギリス人の友人は、アルバイトを通して知り合いました。彼女は、同じ学年で、アカウンティング(会計)を勉強しています。普段あまり関わることがない、学科を超えた関わりを持つことができたのは、アルバイトを通したつながりがあったからだと思っています。
最後に
今回のコラムでは勉強に関わることについての節約方法を書いてきましたが、コースによってはどうしても買わなければならないものがあるかもしれません。その節約方法自体についても、縦や横のつながりや友人関係を広げることで、アドバイスをもらうことができると思います。

私は個人的に「コネクション」と言う言葉があまり好きではありません。私の勝手なイメージですが、この言葉は、自分の利益のために関係を広げて、人を使うと言うイメージがあると感じています。ただ、人とのつながりが自分の世界を広げてくれることも事実だと思います。きちんとギブアンドテイクになるように意識して、その人を知ること、その人と仲良くなりたいと思うこと、その中で広がる輪があればご縁だと思っています。そのためにも、いかに引き出しの多い人(また会いたいと思われる人)になるか、信頼される存在であるか、また、私自身がどう言う人と関わるかを選ぶことが大切だと留学を通して学びました。
長くなりましたが、今回のコラムを読んで、自分の将来や留学について考えるきっかけになればうれしく思います。
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