こんにちは、サセックス大学に留学しているKanaです!
私が留学しているという話をすると、よく聞かれる質問がいくつかあります。まずは、「イギリスって物価高いんでしょ?」という質問です。私の回答はいつも、「んー……。でも、パスタ500g 30円なんだよね!」です。そうすると次に飛んでくる質問は、「安いね!留学って意外と安く行けるんだね?」というもの。ただ、その質問には「ざっと2000万円くらいはかかっています」と答えます。そうすると、「うん、まあそうだよね……」との反応が返ってきます。
この会話を見てわかる通り、皆さんがさまざまなメディアを通して知っている「留学は高い」という情報は、一見正しいようで、実は正しくないこともあります。たしかに留学にはまとまった費用がかかります。ただ、国や地域によって金額が大きく違うこと、何が本当に高くて何が安いのか、そしてどう節約できるのかを知っていただけたらと思います。そのうえで「どうしたら工面できるのか」という具体的なところまで落とし込んでいただくことで、留学がより身近な、自分の将来を広げる選択肢になるのではないかと思います。
生活全体に関わるお金の話
それでは、ここからは生活費についてお話ししていきたいと思います。まずは、生活にかかるお金全体をいくつかの項目に分けて考えてみます。
①食費(食材) ②携帯代 ③交通費 ④勉学系 ⑤交際費(娯楽) ⑥趣味 ⑦雑費
ざっくり7つの項目かなと私は考えています。実際に、200ポンド(約42,000円、1ポンド=約210円 ※2026年9月時点)の予算で1ヶ月私がそれぞれにいくら使っているかの一例をお見せします。

この内訳を見ていただければ分かる通り、節約をすると1ヶ月平均200ポンドで生活できます。ただ、これはあくまで2026年現在のブライトンでの生活に、さまざまな節約の工夫をしての結果です。これがイギリスの生活費の平均ということではなく、これ以上に生活費がかかる地域もあれば、かからない地域もあるということを知っておいていただければと思います。
項目別の予算と節約術
生活費の予算
まず、私は1ヶ月の生活費の予算を200ポンド(約42,000円)に設定しています。150ポンド(約31,500円)くらいで済む時もあれば、クリスマスシーズン等で300ポンド(約63,000円)まで達する月もあり、50〜100ポンド(約10,500~21,000円)の幅はありますが、平均的には200ポンドで生活できているかなと思います。
1ヶ月の食費と節約術
食費は1週間で20〜30ポンド(約4,200~6,300円)ほど。多めに30ポンドとして見積もると、1ヶ月120ポンド(約25,200円)程度です。そして、ここに臨時で必要になる雑費(日用雑貨・洗面用具等)が加わるという感じです。ただ、普通に生活していてこの金額というわけではなく、節約のために意識していることがいくつかあるので、ご紹介します。

1つ目は、自炊をすることです。経済的に余裕はあまりないけど留学したい学生は自炊は必須です。円安の影響や住んでいる場所にもよりますが、イギリスでは外食が日本以上に高くつきます。また、スーパーで買えるお惣菜やサンドイッチなどもそこそこの値段がするので、その生活を続けているとすぐに200ポンドに達してしまいます。一方で、ブライトンであれば、食材そのもの(肉・魚・小麦粉など)は日本よりも安いか同じくらいだと私は感じているので、自分で好きな料理を作る方が生活費を抑えられます。
2つ目は、どのスーパーで何を買うか工夫することです。イギリスにも日本と同様にさまざまな価格帯のスーパーがあります。安いお店から、日常使いのお店、高級スーパーまでいろいろあるので、どのクオリティで何を買うか、どこで買うかも考える必要があります。

私は、基本的にALDIやSainsbury’sを利用して買い物しています。お店によって野菜・魚・肉の質や金額も異なるので、ベストなものをベストな場所で買うのがおすすめです。
3つ目は、ポイントカードを作ることです。これがなぜ大切なのかといえば、会員価格を導入しているスーパーが多いからです。たとえばSainsbury’s にはネクターカードというポイントカードがあります。ネクタープラスと呼ばれる会員価格だと、通常価格と比較して数十円から多くて数百円くらい安くなることもあるので、無料で作れる会員カードの作成はマストです!

4つ目は、1週間分の食材をまとめて買うことです。バス代・電車代も積み重なると出費がかさむため、1週間に1回と決めてその分の食材を買い込むようにしています。基本的に、お肉などは大容量パックで売られていることがほとんどなので、作り置きをして腐らせない工夫や、冷凍できるものは冷凍保存をして生活しています。
5つ目は、お菓子の購入を控えることです。イギリスでは、贅沢品かそれ以外かで消費税が異なります。生活必需品の税率は0%ですが、贅沢品(お菓子など)は20%かかります。そのため、生活費を少しでも抑えるためにできる限り買わない・自分で作るようにしています。ただ、どうしても食べたくなる瞬間というのがあるので、その場合の対処法は、次のコラムで紹介しています。ぜひ読んでみてください。
最後は、どこで何を買うかを決めておくことです。これは、先ほどお話ししたスーパーの話ではなく、地理的にどこで何を買うかです。これは、日本でも同じだと思うのですが、まったく同じものを同じブランドの店で買っても、場所が違うと金額が異なります。
どういうことかというと、たとえばブライトンで150円で買える飲み物が、ロンドンの同じブランドのお店で同じものを買っても210円するということです。たかが60円かもしれませんが、されど60円です。塵も積もれば山となるというように、気がつかないうちに数千円に達してしまうのが怖いので、ロンドンに遊びにきて、「あっ、食材を買って帰ろう!」と思わずにブライトンに帰って、スーパーに行った方が良いかと思います。
また、実はサセックス大学に関して言えば、大学の中にもスーパーがあるのですが、学校のスーパーは異常に高く、交通費を抑えるために学校内で買うと逆に高くつく可能性もあるので、たくさん買い物をする場合は街の安いスーパーに行くのがおすすめです。

以上の内容をまとめると……
①自炊は必須
②いろいろなスーパーをチェックする
③ポイントカードは要作成
④買い物の頻度を抑える
⑤お菓子の購入はほどほどに
⑥地域ごとの物価を確認しておく
留学中の節約はつらい?
人によっては、日本語で「節約」と聞くと、お金を逐一気にしてケチケチしているというイメージがあるかもしれません。しかしながら、私の場合は、留学という一つのきっかけを通して、生活の質や生活に対する考えが変わったとポジティブに感じています。

私は留学初年度に、一通りスーパーを巡って、どこで何を買うのが安くて美味しいのかを比較していました。めんどくさい・貧乏くさいという見方もできますが、私はその週末の買い物の時間が好きで、娯楽でもありました。何が安いか比較検討することは、そのものと向き合う・細かくチェックするということでもあると思います。それを繰り返していると、新しいものと出会うことができたり、気がつかなかった些細なことに気づくことができるようになったりします。
例えば、留学するために日本でアルバイト代を貯め始めてから、
- 外で飲む1杯のコーヒー代が1ヶ月の出費のどのくらいの割合を占めるか
- 自炊と外食ではお昼ごはん代にどのくらいの差が出るのか
- 服はシンプルで長く使えるものだけにして、それが似合うような生活にしよう
- たくさんの友人と遊ぶより、少ない人との密度の濃い時間を重視しよう
など、生活の細かなところに意識が向くようになりました。我慢しているというよりかは、この生活を通して自分と向き合い、見方を変えるようになったと思います。

また、サセックス大学はビーチのあるブライトンにあり、キャンパスも自然に囲まれていることから、友人との時間はショッピングに出かけるというよりかは、ビーチでお話をしたり、コーヒーを飲みに行ったり、自然の中でピクニックしたりというのが多い印象があります。そのため、お金を使わずに時間や経験を共有することが増えたと感じています。
これはあくまで私の生活の考え方なので、何が自分に合うのか・何が自分の人生において大切なのかは人それぞれであり、絶対の答えはないと思います。ただ、私の場合は、ベストな価格でベストなものを買い、余ったお金を趣味に使う。物質社会に暮らす今だからこそ、物質的な幸せ以上に、質を重視した暮らしに幸せを見つけられるようになったと感じています。
話がそれましたが、留学するなら節約生活しないといけない・きっと辛いと思うかもしれませんが、週末の時間を使って、スーパーと街の散策というのも贅沢な時間の使い方なのではないかと思います。バス代を節約して街まで歩けば、運動不足だからとジムに通わなくても運動できますし、散策にもなります!個人的には、イギリスでのお金がない暮らしが楽しいなと感じています。
留学という経験を通して、海外に出るだけではなく、自分の生活の質や自分自身をより深く知ることができるようにもなると思います。
最後に

今回のコラムでは、ブライトンでの生活費がどのくらいかかるのかについてお話ししました。この生活はかなり節約を意識した生活です。
ロンドンへのお出かけや友人とのレストランでの食事などで出費がかさむこともあります。そのため、あくまで一例として見ていただければと思います。
長期での留学という選択は、金銭的には負担が多いかもしれませんが、自分の意志力を持って決断することで、自分の世界を大きく広げられるチャンスになります。今回のコラムを読んで、留学にかかる費用を知ったうえで、どうしたらその金銭面の問題や不安を解消できるのかまで考えるきっかけになれば幸いです。
サセックス大学が「beo留学フェア 2026 Autumn」に参加決定!
サセックス大学は、10月24日(土)に大阪、31日(土)に東京で開催される「beo留学フェア 2026 Autumn」に参加します!
フェア当日は、サセックス大学に限り、担当官から「2027年度9月開始の大学院留学」の当日「Pre-offer(仮合格)」をもらえるチャンスがあります!対象コースは、サセックス大学のすべての修士コース。Pre-offer獲得後はオンラインで出願手続きを行う必要がありますが、優先的に審査されます。当日に合否の可能性がわかり、その後も優先審査となるため、有利に留学準備を進めることができます。

当日Pre-offer獲得をご希望の方は、下記の出願書類一式をご持参ください。
・志望動機書
・英文CV
・最終学歴の英文成績証明書
・IELTSスコアシート(お持ちでしたらご持参ください)
英語のスコアがご心配な方には、Pre-sessionalコース(現地英語補講コース)からの進学についてもご案内できます。
※東京、大阪の両会場が対象。東京の場合はサセックス大学との個別相談の事前予約を推奨します。