近年、ドローン、ロボット、人工知能(AI)など先端技術の進歩が増す中、専攻として注目されている「航空宇宙工学」。もともとは空を飛ぶ航空機やロケットなどに関連した工学を学ぶ学問として始まりましたが、現在では学部として扱われる機械も航空機からドローンまでと種類が広がり、それに伴うAIなどのコンピューターシステムなども発展を続けています。
本日はそんな最先端技術を扱う「航空宇宙工学」で世界をリードするクランフィールド大学航空宇宙工学学部について紹介します。
75年にわたって航空宇宙工学の最前線を走り続ける
クランフィールド大学航空宇宙工学部は、75年以上にわたって世界TOPクラスの大学院教育を提供してきた歴史ある学部です。現在学部内には600人以上の大学院生が在籍し、イギリス国内では最大の航空宇宙工学の教育機関となっています。
本学部の最大の強みは、コンセプトを生み出し形にし、それをテストし実践に持って行くという、「実践重視」の授業を提供している点です。キャンパス内には空港や航空機を完備しているので、学生のアイデアは理論にとどまることなく、地上や空中でどのように機能するかを実験していくことができます。
航空宇宙工学で学べる内容とは?
クランフィールド大学航空宇宙工学部は、イギリス国内で最も多く航空宇宙工学に特化した修士課程コースを提供しています。航空機や宇宙船などの設計について学べるコースから、ロボットやAIについて学べるコースまで幅広いコースを提供しています。下記にて3つのコース例をご案内します。
Aerospace Vehicle Design MSc
航空機、ミサイル、飛行船、宇宙船などの飛行関連の設計に関する知識を習得します。航空機の設計、航空電子システムデザイン、構造設計の3つの専門コースから自分の希望に合わせて特化して勉強することが可能です。
Robotics MSc
ロボット工学に関連する理論やプログラミングについての知識を習得します。ロボット工学のパイオニア企業であるABB Roboticsへの研修ツアーなど実践経験を積める機会も豊富に用意されています。
Applied Artificial Intelligence MSc
システムエンジニアリング、データ分析、機械学習の1つであるディープラーニングなどの内容をカバーし、航空宇宙産業はもちろん、安全保障、防衛、海洋、環境などのさまざまな産業でAIを応用していくことのできるスキルを身につけます。
卒業後は実践経験を武器に就職活動
学部で実践経験を豊富に積む航空宇宙工学部の学生は、企業からの評判も高く、卒業生の就職率はイギリス国内第2位にランクインしています(DLHE longitudinal 2017)。また、航空機、空港、航空会社、空域管理関連会社などさまざまな企業・機関とコネクションがあり、学生の多くは世界的に航空宇宙業界をリードするBAE SystemsやAirbus、Rolls-Royceに就職しています。
さらに、クランフィールド大学によると、航空宇宙産業はイギリス経済にとって、非常に重要な産業の1つであるため、国の投資も大きく、航空宇宙産業で働く人の年収はイギリス全国平均を40%上回っています*。卒業後はイギリスで就職したいと思っている方は留学前にできる準備を進めておくことが得策です。
おわりに
いかがでしたか?飛行機、ロボット、AIなどの最先端技術にご興味のある方、航空宇宙業界でのキャリアアップをお考えの方はぜひ一度クランフィールド大学を検討されてみてはいかがでしょうか。
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