人が生きていく上で欠かせない、食や水、環境エネルギー。これらは有限のもので、昨今は世界的に『SDGs』を目標として掲げるなど、その維持方法や手法は大きな課題とされています。
未来へ繋げる持続可能な手段とはなんなのか？クランフィールド大学の”School of Water, Energy and Environment”は、環境政策を中心とした社会基盤や生活基盤を研究する学部となっています。
多様なコースで目標に近づく！3つの分野
“School of Water, Energy and Environment”は、主に”Energy and Sustainability”、”Environment and Agrifood”、そして”Water”の3つの分野に分かれています。
その中にもいくつかのコースがあるため、学生の将来やりたいことや目標に合わせて、ベストなコースを選択することができます。
右の写真は、Water分野のコースを受講する建物と隣接する、”Water Lab”です。
この建物は、生物・化学エンジニア、物理学者、デザイナー、エネルギー専門家がコースの垣根を越えて「高所得国、低所得国に分散される水の処理システム」や、「飲料水の中に存在する汚染物質の変動やばらつきをより解析するための試験やモニタリング」などといった研究テーマで、コラボレーションしながらイノベーションを行うための場となっています。
Energy and Sustainability
石油やガスを使用しながらも、電気などの再生可能エネルギーへの移行は世界的にも進行しています。クランフィールド大学のこのコースには、留学生を含む約200人の学生と、約150人の博士課程の学生がいます。現役の博士課程学生は、取り組みのひとつとしてオックスフォード大学の再生可能エネルギー海洋構造（REMS）博士課程トレーニングセンターを共同研究所として利用しています。今後も、多くのトップ大学とのコラボレーションが期待できるコースです。
また、同コース卒業生は、コースでの実践的なカリキュラムを通して得たスキルを活用し、をエネルギー業界にてエンジニアリングやその管理の役割を果たしています。
Environment and Agrifood
国立博士課程や専門修士課程を含む環境・農業食品プログラムは、産業界での実践的スキルを培うため学生に合わせた職業体験の機会を提供しています。
クランフィールド大学では、技術の発展とリスク管理が環境問題を解決するための鍵であるという信条のもと、コースの発展や設備の改築などを通して、学生やスタッフに多くの投資を継続して行っています。
Water
クランフィールド大学には、国際的に認められたクランフィールド水科学研究所の本拠地があり、水に関する「科学」「工学」「水質管理」に関し、自然の水域から水道管理システムに至るまでより持続可能なものにしていく研究を行っています。
廃水処理、開発途上世界の水と衛生、農業用水、集水域管理、および水道サービスなど、専門分野ながら幅広く、修士課程と博士課程の学位のほか、短期コースを提供しています。
これまでの研究には受賞歴もあり、国内外からも高い評価を獲得しています。
イギリス発のSDGs特化コースを開設！
フードシステムを管理しNGOや政府と協力
＼Pick Up！／
MSc Future Food Sustainability
“MSc Future Food Sustainability”は、テクノロジー、科学技術、戦略的な将来設計および管理スキルの組み合わせをバランスよく提供する、イギリス初のコースです。
食品の安全確保と、原材料の仕入れから店頭に並ぶまでの物流を含めたサプライチェーンといったフードシステム持続させることは、世界の主要な課題であり、国連の持続可能な開発目標（SDGs）でも強調されています。
気候変動や世界中の政治的および社会的な変化に伴う食生活の傾向は、世界のフードシステムが機能しなくなる圧力をかけ続けています。
このコースではそのような問題に取り組み、フードシステムを変革し改善するための研究を行なっています。
産業界やNGO、政府機関との集中的なコラボレーションや共同講義を通じてトレーニングしたクランフィールド大学の卒業生は、SDGsに取り組む食料生産業の分野で活躍し、国内外で高く評価されています。
おわりに
いかがでしたか？SDGsを世界が目指す中、食品や水、エネルギーなど、人間の社会的生活基盤を維持、継続させる学問にご興味のある方はクランフィールド大学への留学がおすすめです！
beoはクランフィールド大学の日本出願窓口です。 コース選びから、出願準備、出願代行、合格後の入学手続きまで、大学の窓口としてサポートを提供しています。留学準備のスケジュールや費用などについても、留学カウンセラーがご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。
※写真はコロナ禍前に撮影されたものです。
