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<Women’s History Month特集>ジェンダー学について学べる大学紹介

Women’s History Monthの3月にジェンダー学について詳しくなろう!

1980年代から欧米諸国でWomen’s History Monthとして、女性の歴史的貢献をたたえる習慣が根付き始めたのとともに、多くの海外大学でも女性の権利向上やジェンダーを学問として学べるようコースの提供が始まりました。
本日は「ジェンダー学の概要と学ぶメリット」や「ジェンダー学を学べる大学」についてご紹介します!

「ジェンダー学」ってなに?学ぶメリットは?卒業後の進学先は?

1. Gender studyとは?

ジェンダー学とはジェンダーアイデンティティ(自分自身の性別)やGender representation(それぞれのジェンダーが自由にそのジェンダーについて考えを示すこと)に着目し、それらがどのように人種、階級、国家などと影響し合うのかを分析する学問です。この分野では社会学、歴史学、文学、文化学、メディア学、人類学などさまざまな学問の視点からジェンダーについて学ぶことができます。

2. 学ぶメリットは?

多くのジェンダー学のコースは前述した通り多岐の分野に渡って知識を深めていくことができます。ジェンダー学を通して現代における社会的・政治的問題を分析でき、またそれによって分析スキル、クリティカルシンキングなどのソフトスキルも身につけることができます。それと同時に自分の先入観を見直し、ジェンダーが抱える問題や多様性を理解した上で態度や行動に反映させていくことができます。そしてそれは国内そして世界のジェンダー平等への貢献につながります。

3. 卒業後の進路は?

ジェンダー学を学んだ多くの学生は卒業後、そのリサーチ力・分析力・コミュニケーションスキルを生かし、国や地方自治体、NGO、チャリティ団体、企業などでアドボカシーサポート(本人の代わりに意思や権利を伝えるサポート役)、ジェンダーコンサルタント、女性のサポートワーカー、高等教育の研究者および講師としてキャリアを築いています。

「ジェンダー学」を学べる大学4選!

University of Kent

ケント大学はイギリスで初めて女性学専門のコースを設立した大学です。The Centre for Gender, Sexuality, and Writingでは特にジェンダーとセクシュアリティの歴史の研究に権威があり、修士コースの提供や公開講義を行っています。
コースでは、社会学や文化学の視点からジェンダー学を学ぶコースが多く、MA SociologyBA Cultural Studies and Social Anthropologyを開講しています。

また、毎年3月8日のInternational Women’s Dayには特設サイトを設置し、イベントやブログを通してケント大学で活躍する女性を紹介しています。

Lancaster University

ランカスター大学はイギリスの大学ではケント大学に次いで、女性学に関して歴史のある大学で、キャンパス内にあるCentre for Gender and Women’s Studiesはイギリス国内でも最大級の研究センターで、多くの関連修士コースでは研究センターのスタッフと交流することが可能です。
コースではMA Gender and Women’s Studiesをはじめ、ジェンダーやフェミニズムについて学べるコースが開講されています。

また2018年にはLancaster University Women’s Networkを開設し、女性の権利向上や社会的不平等などの問題の啓発を目的とし、フェミニスト文学について語り合うBook clubやWomen’s Wednesdaysなどのランチ会を定期的に開催しています。

University of York

ヨーク大学は1984年にCentre for Women’s Studiesが設立され、女性学の歴史ある教育や研究は国内外で高く評価されています。
コースではMA Women’s and Gender StudiesMA Women, Violence and Conflictなど、さまざまなコースを提供しており、社会学、文学、哲学、政治学などあらゆる角度で学際的に研究を行えることが特徴です。

また大学内ではジェンダー平等、多様性、インクルージョンについてのニュースやイベントを配信する特設サイトを設け、全校向けに学生がさまざま形でジェンダー問題に関われる機会を提供しています。

University of Sussex

サセックス大学は“Gender is a key theme for Sussex research”をモットーに掲げ、ジェンダー学の研究に力を入れています。大学内にはCentre for Gender Studiesが設置され、ジェンダーの他、人種、宗教などにフォーカスしたリサーチを行い、またジェンダーにまつわる議論や時事問題に対して積極的な行動を行っています。
コースではMA Gender Studiesをはじめ、メディア、文化、開発など様々なコースを提供しています。

また、ジェンダーを学ぶ学生の多くはSwitchboard LGBTBrighton Feminist Collectiveなどのグループで活動をしています。

おわりに

いかがでしたか?「ジェンダー学についてもっと知りたい!」「海外でジェンダー学を学びたい!」「将来はジェンダー問題解決に向けて仕事がしたい!」という方は、ぜひこの機会に留学の計画を立ててみませんか?

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