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【連載:留学体験談】中明日香さんが語る「コロナ時代イギリス留学のリアル」⑦
ロンドン、マンチェスター、リバプールでの夏休みを満喫

キングストン大学『社会学・国際関係学』へ留学

キングストン大学(Kingston University London)は、1992年に設立され、ロンドン郊外に4つのキャンパスを置いています。大学ランキング「2021 Guardian University Guide」で、イギリス大学の上位40位に入りました。とくにデザインや教育、薬学、生物科学、看護学などの分野で高い評価を得ています。キングストン大学には16,785名の学生が在籍し、そのうち、3,680名が留学生(2019年)です。国際色豊かな環境で学習することができます。

beo留学サポートをご利用いただき、2020年秋より同大学で社会学・国際関係学を学ばれている中明日香(なか・あすか)さんからのリアルな留学体験談を連載でお届けします。(第一回はこちら 、第二回はこちら、第三回はこちら、第四回はこちら、第五回はこちら、第六回はこちら

キングストン大学について
もっと詳しく

中 明日香(なか・あすか)さん

キングストン大学
学士課程 社会学・国際関係学(Sociology and International Relations BSc(Hons))へ進学
*2022年以降はSociology BSc (Hons)として開講予定です。

ご無沙汰しております。今回は私の長期休暇(夏休み)についてのお話をできたらと思います。日本の大学生よりも長く夏休みがあることは海外大学の一つの特徴ですが、その過ごし方はさまざまです。

夏休み以外の休暇は1、2週間と短いことが多いので大抵の学生はこの夏休みに母国に帰ったり、旅行に行ったりします。フランスのパリから来てロンドンで学生をしている友達は、電車一本で数時間で実家に帰れるとのことで、ヨーロッパの距離感に驚くとともに日本の遠さを感じました。今はまだ新型コロナの影響で旅行に行くことは容易ではありませんが、イギリスは地理的にいろいろな国とアクセスが良いので旅行に行ったり、旅行者を迎える日が来ることを待ち望んでいます。

私の今年の夏休みは“イギリスでの生活“をテーマに過ごしています。現地の生活に浸かって、よりイギリスの文化を学べたらと思います。

夏休みは、ロンドン中心地でのハウスシェアを経験

まず、学生寮は基本的に夏の間は閉まるので6月で全員退寮となります。そのため実家に帰る学生が多くなるのですが、私は知り合いの人に部屋を貸してもらうことができ、そこで夏休みの間は過ごすことにしました。私の学校はロンドン郊外ですが、ロンドン中心地の生活を味わってみようと今は中心地の近くに滞在していますが、街の雰囲気は全く異なるので、それもイギリスでの生活の魅力かと思います。

イギリスでの生活で必ず襲ってくる水回りの問題も一人ではどうしようもないですが、フラットメイトがいることで助け合える部分もあるかと思います。トイレが流れなかったり、シャワーの温度が変えられず熱湯だったり、洗濯機から水が溢れ出たりなど水回りのハプニングが多いですが、それさえも昔からの建築スタイルを持つイギリスならではで面白いなと思います。

マンチェスターとリバプールへの旅行でロンドンとの違いを発見

休暇ということで、休暇らしいことをしようとマンチェスターとリバプールへ旅行に行きました。マンチェスターにはbeoカレッジで受講していたNCUK International Foundation Year(大学留学準備コース)からの友達がいたので現地を案内してもらいました。電車でマンチェスターに行き、最初について驚いたのはバスが赤くなかったことです。ロンドンバスは赤くて有名ですが、他のエリアは本当に赤くないのだと実感しました。

ロンドンの人が言うにはマンチェスターのアクセントは全然違うとのことだったのでドキドキしていましたが、私の英語力ではそこまでの差は感じませんでした。しかし、リバプールに移動してホテルのチェックインをするところでカウンターの人の英語が英語ではないかのようだったのでやはり場所によってアクセントが違うのだと体感しました。イギリスではたくさんの人が海外から来て活躍しているのでそれぞれの人が違うアクセントがあり、見た目ではその人の背景はわかりませんが、口を開くとわかる個性が人と関わることの一つの楽しみかと思います。

帰りは、リバプールからロンドンまでバスを使ってみようと長距離バスに初めて乗りました。その途中停車駅のバーミンガムで隣に私と同い年の女の子が乗ってきていろいろ話していると、バーミンガム育ちの彼女はロンドンに10年以上ぶりに初めて一人で行くとのことで、私と降りてからの方向が一緒だったので私が地下鉄の案内をすることになりました。地下鉄の乗り方やホームレスの人への対応なども違うらしく、お互いに学びながらロンドンに帰ることができたので、帰り道までとても楽しい旅となりました。写真は、順にリバプールのビートルズ像、リバプールのび街並み、マンチェスター大学の外観です。

夏休みもあっという間に後半に突入、短いロンドンの夏日

普段はジムに行ったり、バイトをしたりカフェやレストランを巡ったりなどしながら私の夏休みはあっという間に後半に入ってしまいました。日本は暑い夏を迎えているみたいですが、ロンドンは一週間の夏のような気候が訪れた後はまた上着を羽織るという気候で、もう一回夏日が来たらいいねという具合なので私の大好きな夏の暑さはあまり体感できなさそうです。写真は、イギリスならではのアフタヌーンティと、カフェの様子です。