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留学生へのサポートがとにかく手厚い!ダイバーシティを尊重するブラッドフォード大学

1966年に総合大学として認可されたブラッドフォード大学。比較的新しい大学ながらも、平和学ビジネス健康学の分野で世界をリードしており、国内外から高い評価を得ています。

ブラッドフォード大学の活躍は、アカデミック面だけにとどまりません。留学生が全学生の30%を占めていることもあり、多様性が尊重・包摂されるキャンパスをつくることに重きを置いています。

この記事では、ブラッドフォード大学の国際色豊かな環境やインクルージョンへの取り組み、留学生を対象としたサポート体制についてお伝えします。

エスニック・マイノリティが多く暮らす街にある、多国籍なキャンパス

ブラッドフォードは、バーミンガムやマンチェスターなどに次いでイングランドで5番目に人口の多い街です。歴史的に移民の流入が多く、人口の約35%がエスニック・マイノリティ(少数民族)。区内の学校に通う子どもたちが話す言語は160にも及びます。

ブラッドフォードの街やその周辺地域から大勢の学生を受け入れているブラッドフォード大学自体も多国籍。BAME*の学生が全体の70%を占めており、エスニック・マイノリティの学生の割合が最も高い大学の一つに数えられています。

*BAME: Black(黒人)、Asian(アジア人)、Minority Ethnic(少数民族)の頭文字をとった略称

そのような背景から、留学生の受け入れにも積極的。世界約130か国から来ている留学生は、国籍はもちろん、年齢や宗教などバックグラウンドも実にさまざま。多様性を受け入れる風土が根付いているキャンパスは活気にあふれており、肩身が狭い思いをすることなく、のびのびとした学生生活が送れます。

インクルージョンへの取り組みで英タイムズ&サンデータイムズ紙の賞を受賞

ブラッドフォード大学の特徴として、「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」を重要視し、さまざまな取り組みを行っていることが挙げられます。ソーシャル・インクルージョンとは、ジェンダーや人種、階級、民族、能力、障害などに関係なく、誰もが平等な社会的権利や機会を持つべきである、という考え方のこと。社会的・経済的に恵まれないバックグラウンドを持つ学生を多く受け入れているブラッドフォード大学では、そのような学生が才能を最大限に発揮し、学業で良い成績を残したり、望む職に就いたりできるよう、数多くの支援策を実施しています。

そのうちの一つが、Graduate Workforce Bradford Project(GWB)。大学主導で進められているこのプロジェクトは、BAMEの学生がブラッドフォード都市圏で職を得られるようサポートしています。BAMEの学生は、白人の学生と比べると、卒業後に大卒レベルの職に就く確率が低い傾向にあるのが実情。本プロジェクトは、そのギャップを埋めるため、そしてより多くの学生が希望するキャリアパスを実現できるようにするため、卒業後5年間は利用できるCareers and Employability Servicesを設置就職活動に必要となる書類(履歴書やCV、カバーレター等)作成のサポート、面接対策、起業に向けたアドバイスなどを行っています。一方で、 Employer and Placement Servicesチームは、イギリス国内のさまざまな企業と協力して定期的にキャリアイベントを開催したり、学生・卒業生に有給インターンシップに参加したりする機会を提供。学生が職場体験を積んだり、就職時に役立つスキルを身に着けたりする手伝いをしています。これらのサポートサービスは、留学生も利用でき、在学中から将来のキャリアを見据えて動くことが可能です。

このような取り組みが評価され、ブラッドフォード大学は、英タイムズ紙とサンデー・タイムズ紙によって「UK’s University of the Year for Social Inclusion 2020」に選ばれました。また、2021年には、高等教育政策研究所(HEPI)が発表したソーシャル・モビリティ*に関する新ランキングにおいて、1位を獲得。調査に参加した100校以上もの大学のうち、もっとも学生の人生を向上させた大学に選ばれました。

*ソーシャル・モビリティ:社会的流動性(社会階層間の変化)のこと。例として、低所得層に属する個人や家族が中所得以上の層に移行することが挙げられる

留学生に対する強力なサポート体制

ブラッドフォード大学は、留学生に対するサポートも充実しています。そのサポートは在学中はもちろん、入学前から利用が可能。たとえば……

  • 学生ビザ申請時に必要な情報や役に立つアドバイスの提供(資金証明や結核検査など、申請の条件や書類について)
  • 留学生を対象とした各種ウェビナー(学生ビザや滞在先に関するもの)の開催
  • Pre-arrival guide(留学生向けの冊子)の提供。学生ビザの申請方法や滞在先の選択肢・探し方、荷物に関するアドバイス、近くの空港情報、到着してからするべきことリスト、キャンパスや街の地図など、ためになる情報がたくさん載っている
  • 空港出迎え(ピックアップ)サービスやオリエンテーションプログラムの手配・調整

また、学生生活が始まってからも、留学生は下記のようなサービスを利用できます。

  • Academic Skills Advice Service:学習スキルを向上させたい学生を対象とした無料サービス。1対1や小グループでアドバイスを提供したり、ワークショップを開催したりしているほか、オンラインで資料等も配布している
  • Personal Academic Tutor:チューターを務めるアカデミックスタッフ(講師)に、定期的に学業や就職についての相談が可能

さらに、ブラッドフォード大学では、Language Centreを設置し、アカデミック英語(EAP)を教えるさまざまなクラスを開講。学生は、アカデミックライティングやリーディング、文法、発音などについて無料で学べます。また、ワークショップに参加してクリティカルシンキングやプレゼンスキルを磨いたり、EAP講師との1対1セッションを通して自分が必要とする学習スキルをピンポイントで習得できたりもします。オンラインリソースも充実しているので、通常の授業・課題の合間に自分のペースで学習できます。

また、留学生が交流できる場として、International Study Centre(Room 101)を設置。クッキング教室やクイズ大会、クリスマスパーティなど、留学生が気軽に参加できるイベントを開催しています。また、留学生がクラスを開講し、自身の母国語を他の留学生に教える試みも。中国語や韓国語、ポーランド語、ブルガリア語など、さまざまな国の言語を学べます

おわりに

平和学の分野で世界トップクラスの研究・教育が行われていることはもちろん、約1%という狭き門を突破したビジネススクールやイギリス最大規模の健康学部を擁するブラッドフォード大学。ダイバーシティに富んだ環境で、現地の学生や他の国から来た留学生に刺激を受けながら学生生活を送りたい方に、特におすすめの大学です。

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