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【連載:留学体験談】アメリカ留学経験者が開発経済学を学びに本場イギリスへ!⑥ロンドンのスーパー&学生寮事情をご紹介

Ishii Ryunosukeさん

2022年9月からイギリスのSOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)修士課程「MSc Development Economicsに留学中。

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)へ留学中のIshiiさんからのリアルな留学体験談を連載でお届けします!

今回は、ロンドンでの生活の様子について詳しくお伝えいただきます。

大学院留学をご検討中の方やSOASに興味のある方はぜひお読みください。

現地から留学体験レポートをお届けします!

皆さん、こんにちは。日本では既に春の陽気が訪れて暖かい日が続いていると聞きますが、イギリスではまだまだ寒い日が続き、先日は3月だというのに雪が降りました!暖かくなる日を心待ちにしながら毎日過ごしてします。

本日は日常の買い物やフラット(学生寮)での生活についてなどロンドンでの生活情報をお届けできればと思います。

お気に入りのスーパー紹介!

多くのフラット(学生寮)では食事なしのプランが主流なので、ほとんどの学生が毎日自炊をしなければならないと思います。その際に重要になってくるのが、家や大学の近くのスーパーの種類や値段です。今回は私がよく通っているスーパーを紹介します。

イギリス大型スーパー「Waitrose」

Waitroseというスーパーは大学の近くと寮の近くの両方にあり、とても便利なので利用しています。Lidlなどほかの格安のスーパーと比べると少し値段は張りますが、近くにあり便利なのと野菜やお肉が新鮮で美味しいです。

便利なコンビニ「Coop」

こちらはスーパーではないのですが、ちょっとした買い物に便利なコンビニのような店舗です。フラットから徒歩5分ほどと近く、頻繁に利用しています。小さい店舗のため、種類は少ないですが、手軽に買い物できるので便利です。

中国系のスーパー「天天超市」

中国系のスーパーですが、日系のお菓子や調味料も豊富にあり、とても重宝しています。またフラットメイト(一緒に寮に住む友人)に中国人の方がいるため、スーパーで食材を揃えて、中華料理を教えてもらっています!

ロンドンは世界中から人が集まる大都市なので、他の地域に比べて少し値段が高かったり、安いスーパーがやや不便なところにあったりなど、総合的に費用がかさんでしまうこともありますが、それでも食材やスーパーはとにかく選択肢が多いです。

上記のほかにも「オセオ」という韓国食材店が街中にコンビニのように点在していますし、日本食材に特化した「らいすわいん」というお店もあり、世界中の食材が調達できるお店が本当にたくさんあります。また、お酒やお茶でも専門店が多く、新しい趣味を見つけたい人などは専門店巡りをするのも楽しいでしょう。

フラットでの生活

私が今住んでいるフラットでは6人でキッチンを共有しています。フラットメイトは全員料理好きなので、よくキッチンで喋りながらご飯を作っています。

イギリスのフラットには、キッチンも部屋についており共有スペースがない寮(スタジオタイプ)もありますが、個人的にはキッチンはシェアタイプにすると学生との交流もできるので楽しいと思います。色々な国の料理を教えてもらえますし、既に学士や修士を終えた人が入れば、学生生活のアドバイスなどももらえます。

実際私のフラットにはSOASで修士課程を終え、博士課程に進んでいる方がいて、どういう風に過ごし課題をこなしていたかご飯を作りながらアドバイスをもらいました。

▲フラット自室

▲フラットのキッチン

またこれはフラットによって異なると思いますが、私が今住んでいるフラットでは2ヶ月に1回くらいみんなで集まって、気になっていることや近況報告を行っています。特に問題はないのですが、定期的に集まってお互いの意見を言うことが共同生活では非常に重要だと思います。

先日はそれぞれで料理を作ってちょっとしたパーティーをしました。私はカレーを作ったのですが、みんな大変気に入ってくれたみたいで、フラットメイトの一人が後日日本スーパーでカレー粉を買って自分で作っていました(笑)。

ちなみに、週末はフラットから歩いて20分ほどのカムデンというエリアによく遊びに行きます。進学先を決める際に大学やフラットの周辺に何があるかもリサーチできればより学生生活を楽しめると思います。

▲カムデンの様子①

▲カムデンの様子②

読んでくださった皆さまへ

進学先を選ぶ際、もちろん優先するべきは自分の専攻にどれくらい適合しているのかや、学費などですが、どの街に住みたいかも非常に重要な要素だと思います。日常の買い物やフラットでの生活環境は住む都市や地域によって大きく異なります。進学先を選ぶ際にぜひ比較検討していただければと思います。

ただ留学前にいくらリサーチを行っても、実際に住んでみると印象と違うことも多くあります。私が現地に来て大切だと思ったのは、「慣れること」と「我慢しすぎないこと」です。住めば都という言葉がありますが、創意工夫でそれぞれの地域やフラットの特徴を活かした生活を模索していくのも留学の醍醐味です(もちろん勉強以外で過度なストレスをもつのは健全ではないので、自分には向いていない環境であれば引っ越しを検討しましょう)。

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)について

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)は、その名が示す通り、アジア・アフリカ分野を特化した高等研究機関で、多くの大学ランキングで世界トップ級の評価を得ています。教鞭を執る教師陣の多くは各分野を最先端で研究する専門家。キャンパスは大都市ロンドンの中心にあり、英国博物館も目と鼻の先というロケーション。学内の施設で特徴的なものは、なんといってもアジア・アフリカ研究で世界有数の図書館。蔵書数が150万冊を超え、専門学習には最適な環境が整っています。