\先輩紹介/
Takahashi Akihiroさん
大学院留学 イギリス
留学先 | ケント大学(University of Kent) |
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コース | Law (International Commercial Law) – LLM |
期間 | 2021年9月~2022年9月 |
現在のご職業 | 地方公務員(会計年度任用職員) |
今回はTakahashiさんによる先輩Q&A第2弾!留学されたケント大学法学部での学生生活について色々教えていただきました。
Q1.海外大学進学を決めたきっかけを教えてください。
30代で9日間ほどイギリスを旅して、イギリスが好きになり、以来英語の勉強をずっと続けてきました。いつかイギリスで長期生活を送りたいと思っていましたが、私の場合定年退職後ということで、次の仕事へのステップというプレッシャーはありませんでした。当初は語学留学を考えていましたが、職場の先輩がイギリスの大学院に進学したことを知り、アカデミック英語にチャレンジしてみようと思ったのがきっかけです。 大学院の専攻を決めるにあたり、消費者保護の仕事をしていたので消費者法をイギリスで学び、さらに知識をつけたいと思っていました。
Q2.数ある大学の中からケント大学を選んだ理由は何でしたか?
法学のコースの中でも特に消費者法について学びたかったので、 beoに大学をリサーチしてもらい、ケント大学を紹介してもらったのがきっかけです。大学のあるカンタベリーはロンドンに近く、緑に囲まれた大学の環境がとても良さそうだったのも選んだポイントです。
ケント大学法学部って?
ケント大学法学部(Kent Law School )はその”研究の質の良さ”が、イギリス国内2位にも選ばれたことのある学部で、(The Complete University Guide 2023) 国際性および現代的な焦点に重きを置いています。社会法学、法学と人文科学、フェミニスト理論などの研究では特に、世界的リーダーとして広く認識されています。
LLM(修士)の魅力的な点は、なんといってもその幅広い専門性にあります(Specialist Pathwayは10個)。
Law and Health、Human Rights Law、International Environmental Lawなど学生は専門を決めずにLLMを包括的に研究することも可能ですし、Takahashiさんのように、専門分野を決めることも可能です(1つ以上の選択可)。法学系のコースを探している方はぜひケント大学をチェックしてみてください。
Q3.実際にコースを受講してみていかがでしたか?
文献を読みこなせる語彙力や会話力などの英語力が総合的に向上したことはもちろん、留学体験の成功が再就職のモチベーションを上げました。世界中にネットワークが広がったことで、今後の人生が楽しみになり、健康の許す限り働けるだけ働きたいと思います。
Q4.授業以外の時間はどのように過ごしていましたか?
勉強面では、大学内のテンプルマン図書館で時間を過ごすことが多かったです。大画面のパソコンがあるなど、IT環境が素晴らしく充実しているため、エッセイや卒論のリサーチがはかどりました。
余暇としては、留学生同士でロンドンやカンタベリー周辺の街に出かけたり、ランチをしたりしていました。特に世界遺産のカンタベリー大聖堂は荘厳な場所で、ケント大学の学生証を見せると入場料が無料だったので時々行きました。また、近くにあるドーバーやフォークストーンという港町もイギリス南部に特有の白い崖が見られて魅力的な場所なので、おすすめです。
また留学生活後半には、地元のキリスト教教会の留学生支援団体と縁ができ、日曜の礼拝や団体主催のピクニックに参加する等、現地の人との交流も広がりました。
ケント大学
ケント大学(University of Kent)は世界遺産のカンタベリー大聖堂で有名なカンタベリーにメインキャンパスを構える研究型大学。EU本部のあるブリュッセル、芸術の都パリにも専門大学院を保有し、行われている研究の多くが “internationally excellent”(国際的に優れている)と評価されています。
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