＼先輩Q&A／コロナ禍でのビジネススクール留学を振り返って

Q1．自己紹介をお願いします。

経営コンサルタントとして更なる知識・スキルを獲得するとともに、グローバルな視点・人脈を獲得するために留学しました。次なる挑戦者である皆様の背中を押すことができれば嬉しいです。

Q2．今回の留学で得た、一番の宝物は何ですか？

今でも連絡を取り合える友人が世界中にできたことです。留学生活では苦しいときもありましたが、一緒に乗り越えたことで得られた友情は一生大切にしたいと思います。

Q3．現地で生活環境を整えるにあたって役立ったこと・苦労したことはありますか？

役立ったことは、早い段階でネットワーキングイベントに参加して友人を作れたことは心強かったです。また、現地で知り合った日本人の友人たちにも勇気づけられました。
苦労したことは、日本から持参したスマホが使えなかったので、最初は屋外での検索や連絡を取り合うことにとても苦労しました。また、当時は入国後10日間の隔離期間があり外出できないことから生活リズムを作るのが大変でした。

Q4．大河内さんは修士コースの前に事前の英語コース（プリセッショナルコース）を受講したため、現地でビザの延長手続きが必要であったと伺いました。延長手続きの際に不安だったことなどございましたか？

友人と一緒に手続きしたのである程度順調に進みましたが、コロナの状況下で出頭を求められるのか、事務処理はどれくらい円滑に進むのかなどの情報は錯綜していましたので、実際に延長が完了するまでは不安はありました。

Q5．留学中に困ったこと、ヒヤッとした体験などはございましたか？

寮の壁が薄く、夜間に隣の学生の声がよく聞こえてきたのは一貫してストレスでした。また、MSc Managementのコースに参加した学生の年齢が想定よりも若く、社会人経験が少ない（または全くない）ことからコミュニケーションやグループワークの進め方について違和感を覚えることがありました。結局はある程度プロジェクトをリードする立場で関わりましたが、切磋琢磨しあってお互いを高めあう関係性になれなかったことはやや残念に感じました。
また留学間もないころに街歩きをしましたが、迷子になってしまい危険エリアに行ってしまったときは肝を冷やしました。

Q6．留学資金はどのように工面されましたか？現地での節約術などあれば教えてください。

20代の頃から預金していたので、手元資金で問題なく留学できました。現地での節約については、不必要に外食しないように気を付けていたこと、必ず家計簿をつけて支出状況を把握していました。

Q7．就職活動において、大学院名は影響したと思われますか。また、ご留学経験をどのようにアピールされましたか。

多少は影響したと思いますが、これまでの社会人経験の方がより作用したものと思います。就職面接では、留学に至った動機や身に着けたことを、一貫したストーリーで語れるように準備しました。

Q8．最後にエジンバラ大学はどのような方におすすめですか？クラスメイトなどを見て感じた「校風」や「特徴」などがあれば教えてください。

MSc Managementのコースは特に経営の初学者で親切な指導を受けたい方、一部のビジネススクールのような激しい競争を避けたい方にはおすすめできると思います。先生も学生も優しい方が多い印象です。また、エジンバラ大学自体は大学ランキングで上位にランクインするので、就活を有利に進めたい方にも良いと思います。