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【連載:留学体験談】アメリカ留学経験者が開発経済学を学びに本場イギリスへ!⑨イギリス大学院の期末試験とその対策方法について

Ishii Ryunosukeさん

2022年9月からイギリスのSOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)修士課程「MSc Development Economicsに留学中。

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)へ留学中のIshiiさんからのリアルな留学体験談を連載でお届けします!

今回は、イギリス大学院での期末テストについて詳しくお伝えいただきます。

大学院留学をご検討中の方やSOASに興味のある方はぜひお読みください。

現地から留学体験レポートをお届けします!

皆さん、こんにちは。先日ようやく期末テストが終わり一段落しました。学部によってはテストを受けなくてはいけない科目はほとんどなく、基本的にプロジェクトやレポートなどで評価されるということもあるのですが、経済学やビジネス科目を受講している私は4科目でテストがありました…。

そこで今回は、イギリス大学院でのテストの形式や私が行ったテスト対策などについてお話しできればと思います。皆さんの専攻によって形式が異なることもあるかと思いますので、参考程度にしてもらえれば幸いです。

ノートの持ち込みもOK!?イギリス大学院のテスト形式

・時期

多くのイギリス大学院では5月に期末試験が行われます。SOASでは5月に前期・後期両方の試験をまとめて行われますが、大学によっては前期と後期の間に試験を行うところもあるようですので、事前に確認してみてください。また科目ごとの試験日程についても同時に整理して、勉強の計画を立てておくと良いでしょう。

・試験方法

オンラインと対面の両方がありますが、私の場合は全てオンラインのオープンブック方式(試験中に教科書やノートを見ることができる)でした。友人の中には対面でクローズドブック方式(ノートなどの使用は禁止)のテストを受けている友人もいましたので、事前にしっかり確認しておきましょう。

・試験時間

コロナ禍では24時間以内に答案を提出という形式が多かったようですが、私の年は2時間から3時間のものだけでした。

・成績への影響度

テスト結果は各科目の成績評価において70%程度を占めているので、しっかりと対策して臨む必要があります。

▲自宅受験した際の写真

最も効果的だったテスト対策方法をご紹介!

テストを終えて最も効果的だった2つの対策について紹介します。ちなみに私はオープンブック方式のテストが4科目あり、テストの1ヶ月半ほど前から勉強を始めましたが、正直全然足りなかったなと後悔しています…。皆さんはできるだけ早くから準備することをおすすめします。

①過去問を確認し、対策のプランニング&問題に慣れておく

過去問は教授から渡されたり、ポータル(学生専用サイト)上にアップロードされていたりするので、事前に一通り目を通しておきます。どんな問題が出ているのかを把握し、対策の計画を立てていきます。また過去問を時間内にしっかりと解き切る練習も併せて行います。

▲SOASのポータル

②日頃の授業で扱われるリーディングリストをよく読み、まとめノートを作成する

過去問からテスト問題には「以下の論文に触れながら」とリーディングリスト(授業で扱われる参考文献リスト)に載っている論文を参照させる問題が多く出てくることを把握していました。

学期中に授業の予習・復習で一度リーディングリストのものには目を通していますが、テスト時間中に論文を読み直すことは時間的に非常に難しいので、事前にまとめノートを作っておくと、かなり役に立ちます!

ちなみに私が受けたテストでは2時間で2000~2600字程度書くことを求められました。この水準はおそらく多くの留学生にとって非常に厳しい文字数だと思います。

私も最初に何度か過去問で練習しましたが、2000字を超えて、しっかり書きたいことを全て書こうと思うと時間が全く足りませんでした。まとめノートの作成は欠かせません!

実際に私がまとめノートにまとめていたことは下記です。

  • リーディングリストのそれぞれの論文を400~800ワードでまとめたもの
  • 各定義や数式、証明などのまとめ
  • すでに解いた過去問のまとめ

まとめノートを作る際に気をつけなければならないのが、パラフレーズ(別の言葉で言い換えること)するということです。論文を要約する際に、文章をそのまま写した方が効率的かと思いますが、実際にテスト当日に論文で使われている文章をそのまま使用することはNGで、剽窃扱いになります。

「これはコピペだから本番ではしっかりパラフレーズしよう」とメモしておいても、本番にはうっかり忘れてしまうこともありますので、事前に済ませておくのが得策です。

▲実際に使っていたまとめノート

読んでくださった皆さまへ

今回はイギリス大学院での期末テストとその対策方法についてまとめました。テストはビジネス系や理系科目のコースを受講されている方にとっては学部に進学されている方にとっては避けては通れない話かと思うので、本日のブログが少しでも参考になっていたら嬉しく思います。

私は勉強は主に図書館で取り組んでいましたが、テスト期間の図書館は独特のピリピリとした雰囲気があり、自然と自分も集中しなくてはという気分になっていました。また大学ではテスト期間中は話してはいけないエリア(Silent Zone)が普段よりも拡大されていました。

昼食を用意したり、図書館を出て食べたりするのが億劫だった私は、早めのブランチを食べてから図書館に行き、夜まで勉強していました。皆さんも試験期間中はより集中して勉強するためにも自分に合ったルーティンを作ってみるのはいかがでしょうか。

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)について

SOAS ロンドン大学東洋アフリカ学院(ロンドン大学)は、その名が示す通り、アジア・アフリカ分野を特化した高等研究機関で、多くの大学ランキングで世界トップ級の評価を得ています。教鞭を執る教師陣の多くは各分野を最先端で研究する専門家。キャンパスは大都市ロンドンの中心にあり、英国博物館も目と鼻の先というロケーション。学内の施設で特徴的なものは、なんといってもアジア・アフリカ研究で世界有数の図書館。蔵書数が150万冊を超え、専門学習には最適な環境が整っています。

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