【連載：留学体験談】中明日香さんが語る「コロナ時代イギリス留学のリアル」⑲イベント盛りだくさんのイギリスの夏を楽しむ！

中　明日香（なか・あすか）さん

beoでNCUK大学留学準備コースを修了後、2020年からキングストン大学学士課程社会学・国際関係学（Sociology and International Relations BSc(Hons)）へ留学中
2022年以降はSociology BSc (Hons)として開講予定です。

キングストン大学に留学中の中さんからのリアルな留学体験談を連載でお届けしています！
今回は中さんがイギリスで参加された夏のイベントについてお伝えしてもらいます。イギリスの大学への留学にご興味をお持ちの方、留学先をご検討中の方はぜひご覧ください。

イギリスの夏はイベント盛りだくさん！

7月となりイギリスでも本格的な夏がやってきました。ロンドンでは35度を超える日があるほどの猛暑となっています。私が大好きな季節である夏に、イギリスでは多くのイベントが開催されます。冬は大学の休みが少ない上、課題もあるので、可能な限り夏を満喫できたらと思っています。本日は最近参加したイベントについて共有したい思います。

大盛り上がり！エド・シーランのライブ

留学先では、「日本にまだ来日していない海外アーティストのライブに行ける」ということが、留学生の大きな特権の1つかと思います。現在はコロナの影響もあり、世界的に有名なアーティストでないと、世界ツアーはあまりないので、イギリスでイギリスのアーティストの生演奏を聴けることはとても貴重な機会だと思います。そのため、これまでにも多くのライブに行きました。やはり携帯を通して聴くのと、ライブで生の音を聞くのでは全く違う楽しさがあり、ライブに行くたびに音楽の素晴らしさを体感しています。

先日はイギリス出身の世界的シンガーソングライター、エド・シーランのライブに行きました。私はチケットを半年くらい前からとっていたのですが、どうやら数日前に余っていたチケットがあったため、とても安く売られていたそうです。ライブが始まると会場は熱気に包まれ、世界的に有名なアーティストもゲストとしてたくさん出てきて、本当に楽しかったです。

コンサートはロンドンのウェンブリーで開催されましたが、とても大きな会場だったので、帰りは会場から出て電車を乗るまでに数時間かかり、最終的に終電に駆け込む形になりました。電車を待っている間は、誰かがかけた音楽にあわせて、みんなで歌いながら過ごし、ライブが終わってもまだ盛り上がっていて、イギリス人の素敵な国民性が見えた瞬間でした。今回のライブで改めて音楽とイギリス人の国民性の素晴らしさを感じました。

テニスの聖地、ウィンブルドンで試合観戦！

ウィンブルドンで開催されたテニスの世界選手権を見に行きました。私自身テニスに詳しい方ではないのですが、世界中のトップ選手が集まる試合だったので、とてもワクワクしていました。会場はフェスのようで、グッズショップやパブなど、さまざまなブースが用意され、テニスの試合と一緒に楽しめるような施設が充実していました。

私はセンターコートで行われた試合をお昼過ぎから約8時間観戦していました。途中の休憩時間でしか会場への出入りができないため、試合会場はとても静かでした。目の前で繰り広げられるトップ選手たちの試合にとても感銘を受けました。試合を見ていると勝ち負けだけでは表せないであろう努力の成果を見ているようで、とても刺激的でした。全てをかけて戦う選手たちを生で見ることができ、とても良い経験となりました。

また、ここでもイギリス人の素敵な国民性を垣間見ることができました。観客の一人が体調が悪くなってしまった時に、周りの人が審判に合図を送り、試合を一時停止していたのです。会場全体が一致団結していて、とても嬉しい気持ちになりました。

イギリスの一風変わったレース、「石鹸箱レース」！？

石鹸箱レースというレッドブル主催の少し変わったレースがあり、面白そうだと思ったので、観に行ってみました。レース内容ですが、一般の人たちが自分達でデザインした、エンジンなどの動力のない箱型の乗り物で坂を下るというとても面白いレースです。

最初にそれぞれパフォーマンスをして、乗車します。パフォーマンスや速度を審査員が採点し、その点数により勝負が決まります。コースには障害物や、飛び台もあるため失敗すると救急車で運ばれる選手もいるほどの危険さもあるスリリングなレースです。

観客席はコースラインに沿って設置されていたので、かなり近くでレースを見ることができました。それぞれのチームによって、車がハチの形や、キャラクターの形など個性的にデザインされていたので、車を見比べるだけでもとてもおもしろかったです。このような少し変わったユニークなイベントは、中々日本で見ることができなかったので、新鮮でとても楽しかったです。今後もこのように少し変わったイベントがあれば見に行きたいと思いますし、いつかは自分も参加してみたいです。

おわりに

夏はイベントが盛りだくさんで、普段できないような経験がたくさんできる季節です。この機会にたくさんの新しいものに触れ、新しい発見につながればいいなと思っています。イギリスでも観測史上最高気温を記録したりなど猛暑が続いているので、暑さ対策をし、体調に気をつけながらも、楽しい時間を過ごしていきたいです。

//////////////////////////////////////////////////

留学体験談はまた次回に続きます。お楽しみに！

//////////////////////////////////////////////////

キングストン大学について

キングストン大学（Kingston University London）は、1992年に設立され、ロンドン郊外に4つのキャンパスを置いています。大学ランキング「2021 Guardian University Guide」で、イギリス大学の上位40位に入りました。とくにデザインや教育、薬学、生物科学、看護学などの分野で高い評価を得ています。キングストン大学には16,785名の学生が在籍し、そのうち、3,680名が留学生（2019年）です。国際色豊かな環境で学習することができます。

キングストン大学への留学についてご質問はありますか？